2016年の夏、ワシントン州キング郡の民主党副党首オマハ・スタンバーグ氏がとあるオンライン討論に加わり、大きな論争を巻き起こした。それというのも、「シアトル市内のホームレスを島に送って生活させる」という提言に関する討論だったからだ。スタンバーグ氏の発言が反発をまねく中、ひとつの疑問が投げ掛けられた。「ここ、ワシントン州最大のキング郡において、ホームレスの人たちはどれくらい歓迎されていると感じられているのか?」これは、社会的孤立や移動性欠如にもつながりうる問題だ。

そこで、『リアル・チェンジ(Real Change)』(ワシントン州シアトルで発行されているストリートペーパー)編集部は、実際にトランジショナル・ハウジング(※)の入居者に取材を行い、自身のホームレス経験と現在の暮らしぶりを聞いた。

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シアトル市中心部にあるトランジショナルハウス「ニッケルズビル・タイニー・ハウス・ヴィレッジ」 (Photo: Andrea Sassenrath)続きを読む
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世界中を魅了しハリウッド映画にもなった『ボブという名のストリートキャット』では、ホームレス状態という孤立と貧困の中でジェームスが野良猫のボブと出会い人生を取り戻す姿が描かれている。(ジェームスはボブと出会った後、生活を立て直すためにビッグイシューの販売者となる。)

イギリスの街角では愛犬と一緒に仕事をするビッグ・イシュー販売者たちがいる。そんな彼らに話を聞いた。犬が一緒だと世話の大変さはもちろん、寝泊まりする場所も見つけにくいのではと懸念されるが、片時も離れずそばにいてくれる愛犬の存在は、それを補って余りあるものがあるようだ。続きを読む
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老朽化する水道インフラに、国・自治体が直面する財政難―。その突破口として「日本の水道をすべて民営化しよう」と政府が動き始めている。しかし、水道を民営化した多くの国々では、水道の「再公営化」が湧き起こっている。海外の水道事情にくわしい佐久間智子さん(アジア太平洋資料センター理事)に話を聞いた。

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米国の北西海岸に位置するオレゴン州ポートランドは、環境保護への取り組みでは米国で第1位の評価を受けている。さまざまなアウトドアスポーツが盛んであり、また市内に点在するクラフトビールの醸造所や自家焙煎珈琲店などに惹かれて、世界中から多くの観光客が訪れる。

そんな街で、いつもペアを組んで『ストリート・ルーツ』を販売しているのが、ジュリアンとドミニクのハート夫妻だ。二人にとって、ストリート紙の販売とは単なる仕事以上のもの。それは、人との関係を築き上げるトレーニングなのだと話す。

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(左)ジュリアン、(右)ドミニク
Photo: Street Roots

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溶け落ちた核燃料は
原子炉脇からも漏れ出ていた?

福島原発事故から6年が過ぎようとしている。東京電力は1月26日に、核燃料が溶けてメルトダウンした2号炉の炉内調査を実施し、内部の様子を順次公開した。制御棒の交換用のレールを利用して格納容器の外から中の原子炉容器の下部までカメラと放射線測定器を挿入して映像やデータを得たものだ。続きを読む
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 もしも同じ地域に住む外国人市民が「寂しい」「言葉がわからない」という相談をしてきたとしたら、あなたが住んでいる地域ではどのように解決をはかっているだろうか。
その国の言葉がわかる相談員を置く?同じ国出身の外国人を集める?
ほかの市民と交流してもらおうにも、あまりなじみのない言語の場合は、交流どころか人を集めることすら難しいだろう。






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3月15日発売のビッグイシュー日本版307号の紹介です。
表紙・特集は「どこにもない食堂―誰もがふさわしい場」です。

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 2月25日・26日に大阪府豊中市で開催された、ひきこもりにかかわるイベント「若者当事者全国集会」のレポート(3/3)です。

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2月25日・26日に大阪府豊中市で開催された、ひきこもりにかかわるイベント「若者当事者全国集会」のレポート(2/3)です。

第1部ーPart2
  • 「居場所は「場所」ではなく「人」」下田つきゆびさん:つきゆび倶楽部(高知)
  • 「『農』は『生きている、生きていける』という実感を持てる」児島一平さん:NPO法人みんなの未来かいたく団(大阪)
  • 「当事者が地域の中で果たしていく役割は、専門職と同じくらいの力を持っている」田中敦さん:NPO法人レター・ポスト・フレンド相談ネットワーク(北海道)
  • 「ひきこもりという負の経験の価値の転換をはかっていく」木村ナオヒロさん:ひきこもり新聞(東京)
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