ビッグイシュー・オンラインは、『ビッグイシュー日本版』創刊9周年記念事業としてスタートしました。

『ビッグイシュー日本版』は質の高い雑誌をつくり、ホームレス状態にある人の独占販売とすることで、「ホームレスの人しかできない仕事」をつくっています。

定価350円の雑誌『ビッグイシュー日本版』をホームレスである販売者が街頭で販売し、収入を得る仕組みです。最初の10冊は無料で提供し、その売り上げ(3,500円)を元手に、以降は1冊170円で仕入れていただきます。350円で販売すると差額の180円が販売者の収入になります。

>> 『ビッグイシュー日本版』創刊の背景


より多くの方々に雑誌を買っていただき、応援いただくことが、販売者が自力でホームレス状態から抜け出すことや再挑戦するための生活を支える収入になり、彼らの意欲につながります。

一方で、「販売者の存在は知っているものの、内容もわからないし、声をかけづらい」「どんな人かわからないので勇気がいる」といった声をよく耳にします。

そこで、インターネット上でも広くビッグイシューの内容や、販売をしている人たちのことを知っていただき、日々、路上に立って雑誌を売るビッグイシュー販売者の売上アップにもつなげていきたいと考え、オンラインマガジンを始めることにしました。

ビッグイシュー・オンラインでは、編集長にイケダハヤトさんを招聘し、『ビッグイシュー日本版』のバックナンバーから選り抜きの記事を紹介します。


『ビッグイシュー日本版』の誌面は、大きく分けて、国際記事、リアルライフ(国内特集)、バックビート(音楽、映画など)、TBIサーカス(販売者ストーリー、人生相談など)の4部で構成されています。

国際記事については、世界40ヵ国122の都市・地域のストリートマガジンと連携し、路上の目線で、今、世界で起きているニュースを掲載しています。

>> コンセプトと編集方針



また、今後は、オンラインマガジン独自記事の掲載なども視野に入れています。
オンラインマガジンの記事を気に入っていただけた方はぜひ、お近くの販売場所で販売者から直接ご購入頂ければ嬉しいです。

>> 販売場所








過去記事を検索して読む


ビッグイシューについて

top_main

ビッグイシューは1991年ロンドンで生まれ、日本では2003年9月に創刊したストリートペーパーです。

ビッグイシューはホームレスの人々の「救済」ではなく、「仕事」を提供し自立を応援するビジネスです。1冊350円の雑誌を売ると半分以上の180円が彼らの収入となります。