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10月1日発売のビッグイシュー日本版296号の紹介です。
表紙は知花くららさん、特集は「率直と希望――いま、YA文学」。

スペシャルインタビュー 知花くららさん

モデルとして活躍するかたわら、飢餓のない世界を目指す「WFP国連世界食糧計画」の日本大使として活動する知花くららさん。毎年、世界の飢餓地域を視察して現地の声を伝える活動を続けてきた彼女が、アフリカのマラウイ視察と活動10年目の思いを語ります。

特集 率直と希望――いま、YA文学

涼しい秋風が吹き始めたら活字が恋しい。
社会の激変にさらされる若者たちに向けて書かれたYA文学。自分自身、家族、友達、恋、冒険、仕事、社会、戦争、歴史、未来、異世界、自然科学など、その広く深い世界。生きる原点を探るテーマと物語は、時に大人も救われるような率直と希望があります。
金原瑞人さん(翻訳家)に「世界と日本のYA文学」、赤木かん子さん(児童文学評論家)に「YA文学クラシック」、土居安子さん(児童文学研究者)に「YA文学ニューウェイブ」の視点から、それぞれエッセイが届きました。
また、子どもの本屋を営む奥山恵さん(ハックルベリーブックス)、NPO法人「ガリレオ工房」で「理科読」をすすめる滝川洋二さんと土井美香子さんにインタビュー。 この秋、YA文学を読んでみませんか?

国際 水没の危機にあるレイク・マクアリー市。市議会と住民代表が、2100年までの地域計画を策定 ―オーストラリア、気候変動最前線

2016年の世界平均気温が、過去最高を更新する可能性が高まっています。気候変動に伴う激しい自然災害に、いちはやく直面しているオーストラリアでは、生き残りをかけた市民の対策が進められています。

国際 英国の20代・30代が求める余暇

 トランポリン、ボールプール、森林の間を滑空するジップライン……。今、英国では、頭を空っぽにして思いきり身体を動かす遊びが人気を集めています。子ども時代に回帰するかのようなこの動きの背後には、何があるのでしょうか。

この他にも、「ホームレス人生相談」やオンラインでは掲載していない各種連載などもりだくさんです。詳しくはこちらのページをごらんください。

最新号は、ぜひお近くの販売者からお求めください。 販売場所検索はこちらです。

販売者不在地域限定の定期購読もご利用ください。
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ビッグイシューについて

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ビッグイシューは1991年ロンドンで生まれ、日本では2003年9月に創刊したストリートペーパーです。

ビッグイシューはホームレスの人々の「救済」ではなく、「仕事」を提供し自立を応援するビジネスです。1冊350円の雑誌を売ると半分以上の180円が彼らの収入となります。

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こんにちは!ビッグイシューオンラインの小林美穂子です。

ホームレス支援の団体に勤めている関係で、「ホームレスって好きでやっている人もいるんでしょ?」という質問をされることがあります。外で寝るということは常に危険と隣り合わせ。警官や警備員に追い払われることもありますし、夏は熱中症、冬は凍死、そして一年中を通して通行人や少年たちに唾棄されたり、侮蔑的な言葉を投げられたり、ひどい時には暴行されて殺されてしまうケースもなくなりません。これまでに少なくない数の路上生活者の方々と出会ってまいりましたが、私が知る限り、路上が好きで路上生活を続ける人はいませんでした。

誰もが安心、安全な部屋を持つのが当たり前、そんなふうに誰もが考えてくれるといいなぁと夢想します。今日はアメリカでストリートペーパーを販売する男性の独白をお届けします。

ストリートペーパー販売者の告白:「金も家も人生もない。疲れたよ」

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ビッグイシュー・オンライン編集部より:本誌連動企画として、「中央ろうきん若者応援ファンド2016」の特集記事をお届けします。[この記事は「中央ろうきん若者応援ファンド」の提供でお送りしています]
 

若者応援ファンド2017公募
受付期間 2016年10月3日(月)〜28日(金)

☞詳しくは特設サイトをご覧ください
 

2015年4月からスタートした助成事業「中央ろうきん若者応援ファンド」。どのような活動が始まったのか、これからどう展開していくのか。助成2年目の今、昨年に引き続き助成が決まった3団体が集まり、若者支援の現場が直面している課題や必要な資源などについて語り合った。

写真①3人
左から中野さん(一般社団法人栃木県若年者支援機構「しごとや」)、高橋さん(NPO法人文化学習協同ネットワーク)、上山さん(NPO法人キドックス)

非正規雇用の増加や、長引く不況で若者を育てる余裕がない企業も多く、ボロボロになって、ここに来る若者もいる。

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こんにちは、オンライン編集部の樋田です。実行スタッフの感想に続けて、このたびのホームレス体験会に参加した、ビッグイシュー販売者さんたちの感想をお届けします。

自信満々だった(!?)スタッフたちとは対照的に、販売者さんサイドは当初この企画に半信半疑だった様子。でも本番では、みなさん手ごたえを感じられていて、大仕事を終えた後の、どこかさっぱりした表情で話してくれた人が多かったです。参加した販売者、スタッフの感想はこちらから!
ホームレスという「状態」を知ってもらうきっかけをつくる:「一夜のホームレス体験会」 : BIG ISSUE ONLINE

私自身、夜空と自分との間を一切隔てるものがなく一晩を過ごす、というのは初めての体験でした。気持ちの昂ぶりと同時に、なぜか普段以上の安心感にも包まれていたのは、販売者さんたちが隅々まで心を配り、夜通しパトロールもして見守ってくれていたからでした。 そして、何人かの販売者さんが言及されている“冬開催”、私も興味津々です。実施のハードルは高そうですが、販売者さんたちのサバイバル技術もまた、最大限に発揮されるでしょうから……。次こそは参加したいと思われている読者のみなさま、今から心の準備をどうぞ!(笑)

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こんにちは。ビッグイシューオンライン編集部の佐野未来です。

去る8月27日・28日に実施された「一夜のホームレス体験会」。ビッグイシューとしては初めての、「ホームレス」を前面に打ち出したイベントでした。一般参加者12名とビッグイシュー販売者11名が参加し、大阪市住之江区にある「北加賀屋みんなのうえん」さんの敷地内で野宿体験。私も参加してきたのですが、参加レポートはライターの稗田さんにお任せするとして、このイベント実施までの舞台裏を運営スタッフ(吉田・川上・高野)に聞きました。
「どうせ野宿初日は絶対に寝れないから!」 販売者の言葉が身に沁みた。 さまざまな思いが交錯した、段ボールハウスの夜 ―――「一夜のホームレス体験会」参加レポート : BIG ISSUE ONLINE

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ビッグイシューはホームレスをはじめとする社会から排除された人々を、再び、社会に包摂し、自立した暮らしを送れるよう応援している社会的企業です。このため、雑誌『ビッグイシュー日本版』(月2回、1日、15日発行)を制作し、その販売の仕事をホームレスの方々に独占していただき収入を得ていただく機会を提供しています。1冊350円の雑誌を売れば、そのうち半分以上の180円が彼らの収入となります。これまで彼らは、約12年半で725万冊を売り、10億6,562万円の収入を得ました。

販売サポートの仕事は、ホームレスの人々に仕事の内容をお伝えし、販売者となっていただき、販売者として成功するのをお手伝いする仕事です。チャリティではなく働いて自立するチャンスを提供する仕事です。ご一緒にソーシャルビジネスの最前線で働きませんか!

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こんにちは!ビッグイシューオンラインの小林美穂子です。

今日はアメリカ発「健康とホームレス状態」のインタビュー記事をお届けします。

外で寝ていて健康でいられるわけがない、当たり前のことです。日本の路上生活者も多くの方々がいろんな疾病を抱えています。生活保護という社会生活保障制度はあるものの、そこにつながらない人がたくさんいるのが現状です。社会保障の運用上の問題や、医療側の問題、社会の偏見など、根深い問題がその理由として挙げられるのですが、それはまた別の機会に。

ホームレスの人たちが人間として尊重され、対等な扱いを受け、親密な関係を築きながら治療を受けることができる。そんな当たり前の公平さがアメリカでも日本でも広まったらと願います。

アメリカのホームレス人たちへの保険医療サービス提供がどのように発展してきたか、どうぞご一読ください。

全米ホームレス保健医療評議会は、30年にわたり、米国全土でホームレス状態を経験している人たちに総合的な保健医療サービスを提供してきた。創立者のジョン・ロジアが引退を前に、ホームレスの人たちを対象にした保険医療サービス提供の発展を振り返る。そして、この国で最も弱い立場にいる人々を助けるために、国民皆保険の実現など、今後さらに必要とされることについて考えを述べてくれた。「住まいは保健医療の一環であることを理解する必要があります。国民を健康にしたければ、住環境が整っていなくてはなりません」と彼は言う。――記事:アマンダ・ウォルドロープ/ストリートルーツ–アメリカ

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ビッグイシュー本誌の291号より、滝田明日香のケニア便りvol.4を紹介します。

アフリカゾウの密猟対策のために、NPO法人「アフリカゾウの涙」を立ち上げた滝田明日香さん。 滝田さんから、象牙の密猟を止めるため、ケニアで行われた象牙焼却セレモニーについてのレポートが届いた。

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ナイロビ国立公園にて(2016.4.30)

ケニア野生動物公社倉庫の在庫象牙105トンを焼却

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一般市民がダンボールハウスで野宿を体験する「人生を見つめなおす一夜のホームレス体験会」が8月27~28日、大阪市内で開催された。主催のビッグイシュー日本が、雑誌販売の環境が最も厳しい8月に少しでも販売者の収入になるイベントを――と企画。

「野宿」という究極の非日常体験で、参加者たちは何を感じたのか。日本初となる野宿体験イベントを、ビッグイシューライターの稗田和博がレポートする。

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午後17:00 スタート 参加者は20~30代中心。「当たり前の生活を見直したかった」

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