金持ちや教授の息子が、ホームレスに「身を落とす」こともある。

2013年12月に77歳で病死したアル・ゴールドシュタイン氏は、過激路線を追求して競合誌に勝ち、1970年代と80年代に売り上げ部数を伸ばしたポルノ雑誌『スクリュー』の創刊者だ。

暗殺されたケネディ元米大統領のジャクリーン元夫人を「脱がせる」など、話題に事欠かなかった。

そのようにして儲けた(正確には搾取した)お金で彼は富裕層が好んで住むフロリダに豪邸を建て、億万長者として贅沢な生活を送っていた。

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4月1日発売のビッグイシュー日本版284号の紹介です。
表紙はブリー・ラーソン、特集は「スローなジャーナリズム」!

特集 スローなジャーナリズム

インターネットやツイッターの影響で“即時性・短文化”が浸透するかのようなメディアの世界。その一方で“スローで長文化”という骨太なメディアが盛り上がりつつあります。
2011年に英国で発刊された雑誌『Delayed Gratification』は、3ヵ月ごとに事象を掘り下げ、“意味”を報道。オランダ発の『De Correspondent』は、「政治イデオロギーではなく理想を追求する」「利益よりもジャーナリズム」「読者ではなく参加者」をモットーとして掲げ、年間購読料の60ユーロを支払って、4万人以上が参加します。ニューヨーク発の『Narratively』は、12年に創刊、毎週決めたテーマのもと、毎日1本ずつオリジナル長文記事を更新、現代の千夜一夜物語を報道しています。
また、米国人ジャーナリスト、ポール・サロペックは、アフリカから南米まで、人類拡散の道のりを徒歩で7年かけて“歩くジャーナリズム”を実践中。
さらに、欧米のスローなジャーナリズムの“今”もレポート。

スペシャルインタビュー ブリー・ラーソン

今年のアカデミー賞で、多くのスター女優たちを抑え主演女優賞を受賞した『ルーム』のブリー・ラーソン。誘拐・軟禁事件の被害者かつ幼子の母親という難役を、その芯の部分にある温かな人間性ふくめ、完璧なリアルさで表現してみせました。

ビッグイシューアイ なぜ注目されない!? 最も進んでいる若い女性の“非正規化”

若年女性(19歳~24歳)の非正規雇用率は、90年代の10%から現在は40%台に達しています。特に困難を抱えているのが高校中退女性たち。貧困の連鎖が起きている現状を、『下層化する女性たち』の著者、小杉礼子さんに聞きました。  

国際 安い輸入品と現地製品のギャップ アイ・ウェイウェイの“メイド・イン・チャイナ”の真実

「中国製品は安くて品質が低い」。世界中に浸透するこうした認識の裏に、あまり語られることのない物語があります。オーストラリアで開かれた、世界的芸術家アイ・ウェイウェイの展覧会にちなんで、膨大に海外で消費される中国製品をめぐる問題を考察します。

ワンダフルライフ 藤井旭さん

世界中の天文ファンに親しまれながら、2014年に閉鎖した「白川天体観測所」。その創設メンバーであり、45年にわたって星仲間と天体観測を続けてきた藤井旭さんを訪ねました。 この他にも、「ホームレス人生相談」やオンラインでは掲載していない各種連載などもりだくさんです。詳しくはこちらのページをごらんください。

最新号は、ぜひお近くの販売者からお求めください。 販売場所検索はこちらです。

販売者不在地域限定の定期購読もご利用ください。
http://www.bigissue.jp/subscription/subscription.html





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ビッグイシューについて

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ビッグイシューは1991年ロンドンで生まれ、日本では2003年9月に創刊したストリートペーパーです。

ビッグイシューはホームレスの人々の「救済」ではなく、「仕事」を提供し自立を応援するビジネスです。1冊350円の雑誌を売ると半分以上の180円が彼らの収入となります。

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こんにちは、ビッグイシュー・オンライン編集部です。現在路上で発売中の「ビッグイシュー日本版」283号から、読みどころをピックアップいたします。

今回は、20世紀初頭に、世界ではじめて性別適合手術を受けた女性リリー・エルベを映画「リリーのすべて」で演じた、エディ・レッドメインへのスペシャルインタビューを紹介します。

今回の映画「リリーのすべて」の脚本を手渡されてから撮影に入るまでの3年間、エディ・レッドメインはトランスジェンダーを演じる意味について考え抜いたと言います。3年にもわたって考えぬいたからこそ、トランスジェンダー問題を考えるにあたって非常に示唆に富んだインタビューです。

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こんにちは!ビッグイシューオンラインの小林美穂子です。

春らしい日差しが降り注ぐようになり、桜の開花も間近となりました。お花見の計画は立てられましたか?

さて、今日ご紹介するのはドラァグクィーンを撮った若手映画監督アレックス・ベリーのインタビューです。彼の制作した『Drag Becomes Him』はポートランドのドラァグクィーン、ジンクス・モンスーン(本名ジェリック・ホッファ)の生活を追ったドキュメンタリー映画で、国内外の映画祭で上映されているそうです。

Dragbecomeshim poster small e1431029411665続きを読む
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米上院は、議事堂の食堂で床掃除をして働く下請け労働者が生活していけるだけの給料を支払っていない。

黒人掃除夫チャールズ・グラデンさん(63)の週給は360ドル(約4万3千円)であり、月給換算ではドル高の現在でさえ17万2千円くらい。グラデンさんは、この薄給のほぼすべてを3人の娘や孫に与えてしまう。

そして驚くなかれ、世界一豊かな米国の連邦議会で働く彼は、持病の糖尿病の医療費がかさんで家を失い、過去5年の間ホームレスなのである。

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気候変動は、今なお意見が二分する問題の一つかもしれないが、専門家によれば、化石燃料から再生可能エネルギーへの転換は世界中で加速しているという。風力の発電量が増加し、アメリカでは今や9000万世帯以上に供給するのに十分な電力量を発電している。

また、中国では現在、ウィンドファーム(集合型風力発電所)による発電量が原子力発電所の発電量を上回っており、石炭の利用は頭打ちになるとみられている。電気自動車は今後、今よりはもっと気軽に買えるものにはなるが、再生可能エネルギーをもっと気軽に利用できるようにするには今以上の速さで促進する必要があると専門家や推進派は指摘する。

「再選を願う政治家が、石炭、石油、天然ガスとのつながりは自身の政治生命を揺るがしかねないと考えるようになる日は遠くないだろう」と、環境保護団体グリーンピース・アメリカのカイル・アッシュは言う。

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今までに、米国のさまざまなところを旅し、ハワイ・ノースカロライナ・オレゴン・イリノイなど、各地に住んだ。そうした体験から、ホームレスの人々にも「ご当地気質」があることがわかってきた。

現在居住するイリノイでは、ホームレスの人に絶望的な表情の人が多い。精神疾患があると思われる人も少なくない。

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(2009年7月15日発売、ビッグイシュー日本版123号より転載)

日本の海で熱帯魚が採集できるのを、ご存じだろうか。東京などの都会から2〜3時間で行ける磯辺で、見るもカラフルな熱帯魚に出会う。そんな嘘のようで、ほんとうのワクワクする磯遊びをご紹介。

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3月15日発売のビッグイシュー日本版283号の紹介です。
表紙は「エディ・レッドメイン」、特集は「はじまる“市民電力”」。続きを読む
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