一国のリーダーがホームレスの人々にどういう姿勢を取るかは、社会的に弱い立場にある人やその支援者にダイレクトに影響し、誰を「国民」と捉えているかが如実に示される。先日の台風19号の際にホームレスの人々が避難所から受け入れを拒否される事態が発生。これを受け、日本の首相は「避難所は避難した全ての被災者を受け入れるのが望ましい」との考えを示し、ひとまずは当事者らを安心させた。

一方、米国のトランプ大統領はというと、ホームレスの人々に対する非人道的な物言いを繰り返している。そのたびにストリートペーパー各誌は応戦してきたが、 今回は、カリフォルニア拠点のストリートペーパー『Street Spirit』のライター、ピーター・Y・サスマンが、サンフランシスコで深刻化するホームレス問題についての大統領の発言に着目、この男が一国のリーダーを務めていることの危うさを指摘する。

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 差別と闘う、これはすべての人に関わってくるテーマだ。往々にして、差別とは目に見えず、どんな形であれ人間の尊厳を踏みにじる。では、いったいなぜ人は差別をしてしまうのだろう? 差別をなくすことはできるのだろうか? 

人々が惜しみなく優しさを見せ、互いを知り合い、思いやりを持つ ーー 両者のあいだに壁をつくるのではなく「橋」を架けられるなら、この世界はずいぶんと違ったものになるだろう。今ある差別にどうアクションすべきか、ポルトガルで発行されているストリートペーパー『CAIS』の記事を紹介する。

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大学生にとって月曜の朝というのはなかなか起きづらいものだ。しかしドイツ北部の都市キールの大学に通う3人の若者 ーディーチュ、エスバイン、ハンセンーは、朝8時には市内周辺の民家の庭先で果物集めに忙しい。
 「このためなら早起きも苦になりません。収穫がはっきり目に見えますから」とエスバインが言う。 
自分たちのことを「もったいない騎士団(Knights of Waste)」と呼ぶ彼らは、捨てられるはずだった果物や野菜を集めて、ジャムづくりをしているのだ。


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 ビッグイシューでは、ホームレス問題や活動の理解を深めるため、教育機関や各種団体などに出張して授業をさせていただくことがあります。今回訪れたのは、龍谷大学。社会学部の「社会企業論」の授業ということもあり、スタッフの吉田耕一の話に、皆さん熱心に聴き入ります。続きを読む
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宇宙に行ったことのある人は、世界人口の割合からするとまだまだごくわずかだ。
これまでは、人類が「宇宙での法律」について考えなければならなくなるとは思いもしなかった。

現在、NASAが史上初となる宇宙での犯罪行為について調査をすすめているとの報道がある*。いったい、宇宙で罪を犯すとどうなるのか? 憲法と国際法の専門家ダニエル・アイルランド=パイパーが解説する。宇宙における複雑な法のあり方、これは将来世代が真剣に向き合わねばならない問題となろう。

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大学や専門学校への進学率が低く、中退率が高い社会的養護出身の若者を卒業まで見守るシェアハウスを始めた「ようこそ」。運営の仕組みや取り組みの内容、今後の展開を聞いた。続きを読む
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2019年11月15日発売のビッグイシュー日本版371号の紹介です。
表紙は「草間彌生」、特集は「地図と暮らす」です。

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ホームレス状態にある人々の自立支援を目指したストリートペーパーは世界各地で発行されているが、なかには、有名企業のビジネスリーダー、政治家、著名人らに雑誌の販売者になってもらう「CEO販売イベント」を定期的に開催している雑誌もある。ストリートペーパー事業をより多くの人に知ってもらう上では、有力な方法だ。

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 日本では「ホームレス中学生」だった芸人が有名だが、世界を見渡せば、ホームレス経験を経た後に偉業を成し遂げた著名人は決して少なくない。多くの人々から敬愛・賞賛され、世代を超えて“崇拝”されている人たちも、華やかな世界からかけ離れた路上生活やそれに近い状態を経験したことがある。その事実から言えることは、「ホームレス」という言葉はあくまで家がない「状態」を指すのであって、決してその「人」を表すことばではないということだ。
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