7月1日発売のビッグイシュー日本版338号の紹介です。
表紙・スペシャルインタビューはベネディクト・カンバーバッチさん、特集は「“貝”海辺のタイムトラベラー」です。

338_01s


リレーインタビュー。私の分岐点:ファッションデザイナー スズキタカユキさん

「衣装も日常服も“お守り”の部分がある。本当に良い服には“隙間”があり、着る人が自由にできる」と語るスズキさんにインタビュー。

スペシャルインタビュー:ベネディクト・カンバーバッチ

テレビ、映画、舞台と、縦横無尽の活躍を続け、積極的な社会的発言でも知られるベネディクト・カンバーバッチ。今年5月から6月にかけ、英国で放映された新作ドラマ『パトリック・メルローズ(原題/日本公開未定)』への思いや、依存症、虐待の問題などを語ります。

映画Patrick Melrose (2018) | Official Trailer 予告編



特集:“貝”海辺のタイムトラベラー

あなたは海辺を歩くチャンスがあれば、形や色に心ひかれて貝殻を拾ってしまいませんか?
 貝は5億年前に誕生。深海からアルプスの高山まで、世界でおよそ11万種以上、日本でも約1万種の貝が生息しています。そして、丈夫な貝殻は何千年もの時を超え、いま海辺でその物語を伝えてくれます。

hand-2096656_640

© 2018 Pixabay

 黒住耐二さん(千葉県立中央博物館)は海水、淡水、陸のどこに棲む貝にも興味を持っています。中国の殷の時代のタカラガイやナスカ地上絵に撒かれた貝を見るために遠征もしました。“貝の化石―貝塚―現生の貝”を見ることで、日本の貝類の原風景を探りたいとも言います。
 盛口満さん(沖縄大学教授)は、海面が今より高かった縄文海進期に生息していた貝を、子どもの頃に実家近くの浜辺で拾っていたことに気づき、40年ぶりに“貝殻拾い”を再開。各地でタイムトラベラーである貝殻の声を聞いています。
 夏、あなたも海辺へ。未知の時間を閉じ込め、不思議な魅力を秘める貝殻を探しに出かけませんか?


ビッグイシュー・アイ:“漁業権の開放”で、日本の魚が食べられなくなる!?

またもや規制改革によって、漁業権を企業に開放しようとする動きが進んでいます。伊勢志摩の漁村で生まれ育った鈴木宣弘さん(東京大学教授)に、漁村の共同体の役割と漁業権開放の問題点などについて聞きました。

街あるきクラブ「歩こう会」100回記念ウォーク

ビッグイシュー販売者の濱田進さんが主宰する街あるきクラブ「歩こう会」が100回目を迎え、5月27日、記念イベントが開催されました。ホームレス当事者が読者や応援者らとともに歩いた11年におよぶ活動を振り返りつつ、初夏の大阪の街を歩きました。

監督インタビュー:『ほたるの川のまもりびと』山田英治 監督

住民の強い反対を押し切るように、土地の強制収用が進む長崎県「石木ダム」の建設。ドキュメンタリー映画『ほたるの川のまもりびと』で里山の未来と日本の民主主義を問いかけた、監督の山田英治さんに話を聞きました。

劇場版「ほたるの川のまもりびと」 予告編(先行試写会バージョン)

ホームレス人生相談×枝元なほみの悩みに効く料理:友達と同じ人を好きになってしまった

今回のお悩み相談は、17才の女子高生から。「友達と同じ人を好きになってしまった」。これにビッグイシュー販売者と料理研究家の枝元さんが回答します。


本誌の感想を送ってオンラインの「読みどころピックアップ」と
本誌「マイオピニオン」をみんなで作ろう!

ビッグイシューオンラインで、本誌の読者アンケートの受付中!

・ビッグイシューオンラインの「読みどころピックアップ」に掲載

いただいた感想は、ビッグイシューオンラインの「読みどころピックアップ」で紹介させていただくことがあります。よろしければ記事に関連したオススメ書籍やイベント、動画もご紹介ください。

・本誌の「マイオピニオン」に掲載の場合は特典も

本誌の「マイオピニオン」に掲載された場合は、図書カード500円分と掲載誌をプレゼントします。

たくさんのご意見・ご感想をお寄せください。
読者アンケートはこちらから



最新号は、ぜひお近くの販売者からお求めください。 販売場所検索はこちらです。






過去記事を検索して読む


ビッグイシューについて

top_main

ビッグイシューは1991年ロンドンで生まれ、日本では2003年9月に創刊したストリートペーパーです。

ビッグイシューはホームレスの人々の「救済」ではなく、「仕事」を提供し自立を応援するビジネスです。1冊350円の雑誌を売ると半分以上の180円が彼らの収入となります。