2019年4月1日発売のビッグイシュー日本版356号の紹介です。
表紙・特集は「シェア・キッチン」、表4とスペシャルインタビューは「アンドレア・ボチェッリ」です。

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リレーインタビュー・私の分岐点:オペラ歌手 小林沙羅さん

2006年に国内でデビュー後、多くのオペラやコンサートに出演。12年にブルガリア国立歌劇場『ジャンニ・スキッキ』ラウレッタ役で欧州デビュー、海外へも活躍の幅を広げる小林沙羅さん。そんな小林さんは10歳の時、歌舞伎役者・坂東玉三郎さんが主宰する演劇塾に入り、人生の分岐点が訪れます。果たして、今も活きる坂東さんの教えとは?

スペシャルインタビュー:アンドレア・ボチェッリ

国を越えて愛される、まさに“琴線に触れる歌声”。人々の心を癒やし続けてきたイタリアのテノール歌手アンドレア・ボチェッリは、昨年秋に16枚目のアルバム『Sì〜君に捧げる愛の歌』を発表しました。その人気がまだまだ衰えない中、音楽家の使命や芸術のもつ力について語りました。
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Amo Soltanto Te/Andrea Bocelli


特集:シェア・キッチン

ひとりでするより、誰かと“ともに”するほうが楽しい。“所有か共有か”の考えをこえたシェアが、キッチン&食の領域で「シェア・キッチン」として展開中です。
東京・西荻窪の「okatteにしおぎ」は、一軒家のキッチンとリビングに、約100人の会員が好きな時に集まって“食卓”を囲む。まちに開かれたコモンスペースです。
東京・武蔵野にある「MIDOLINO_」は、総菜やソース類など、5つの製造許可を備えています。キッチンの利用者は、コラボ商品の開発や共同でケータリング事業を行い、その場で食事ができるコミュニティ・フードコートでもあります。
名古屋・栄の「すたーとあっぷきっちん」は、中古ワンルームを改修し、菓子製造許可を取得。マルシェ出店などを目指す人たちがそれぞれ菓子作りの夢を実現しています。
シェアはおいしい! オープンな食卓、起業の拠点として働くシェア・キッチンを取材しました。


国際:私たちは「肥満恐怖症」!? 過体重を悪とする社会の視線

昨今、「ヘルシー」「スリム」はますます奨励され、「過体重」「肥満」は改善すべきものとみられることが多いです。しかし、こうした社会が押しつける価値観によって、偏見や差別に苦しんでいる人々がいます。理想の身体を追求することの弊害について、カナダのストリートペーパー『L’Itinéraire』がレポート。

ビッグイシュー・アイ:「先住民族」と認めた、21年ぶりの「アイヌ新法」

今年2月、21年ぶりにアイヌに関する新しい法案が閣議決定され、国会に提出。法律上、アイヌを初めて「先住民族」と認め、差別の禁止も規定されました。しかし、歴史的な反省や謝罪は新法に盛り込まれず、アイヌの人々の自決権、土地、資源、生活、教育をめぐって、解決されるべき課題が数多く残されています。

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ビッグイシューは1991年ロンドンで生まれ、日本では2003年9月に創刊したストリートペーパーです。

ビッグイシューはホームレスの人々の「救済」ではなく、「仕事」を提供し自立を応援するビジネスです。1冊350円の雑誌を売ると半分以上の180円が彼らの収入となります。