2019年10月15日発売のビッグイシュー日本版369号の紹介です。
表紙・特集は「スマホの誘惑」、スペシャルは「ヴィヴィアン・ウエストウッド」です。

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スペシャルインタビュー:ヴィヴィアン・ウエストウッド

パンクファッションを世界に広め、政治的メッセージをデザインに込めてきた「Vivienne Westwood」。長年「若い人に何を伝えられるのだろうか?」と奮闘してきた、デザイナーのヴィヴィアン・ウエストウッドにインタビュー。

特集:スマホの誘惑

スマホを使っているあなた。それを手離せない自分をどう感じていますか? スマホが急速に普及した今、子どもや大人のネット依存が問題になってきています。

東北大学加齢医学研究所は仙台市教育委員会と共同で、仙台市立小中学校の児童・生徒、約7万人を追跡調査、長時間のスマホ使用が子どもの学力の破壊につながっているというデータを公表。同研究所の榊浩平さんは、「たとえ家で2時間以上勉強しても、スマホを3時間使ってしまうと、その学習効果が無駄になってしまう」と言います。

内海裕美さん(吉村小児科院長)は「スマホの子育てアプリや動画を使って赤ちゃんをあやす光景も珍しくなくなった」と言い、日本小児科医会は「スマホに子守りをさせないで!」というリーフレットを作成しました。

大人についても、枝川義邦さん(早稲田大学研究戦略センター教授)は「スマホの使いすぎが記憶や睡眠、アイディアのひらめきを阻害している」と言います。
スマホと私たちとのつき合い方を根底から考えてみたい。

国際:360度の星空は“地上の宇宙”。先史時代からの遺産、ウユニ塩原

切れ目ない夜空を眺められる場所は今、世界にほとんどありません。しかし、写真家ダニエル・コルダンは天体写真に情熱を傾けるあまり、はるばるアルティプラーノ(スペイン語で「高い地平」)まで撮影に赴きました。まるで「宇宙空間に浮かんでいるようでした」と話す写真家の体験と、息を呑むような星空の写真をご紹介します。

ワンダフルライフ:庭師や森探訪を経て“森の案内人”10年目

植物は街の中にも生きている。5年かけて全国の森をめぐり、今、“森の案内人”として植物の生態や人とのかかわりについて伝える三浦豊さん。三浦さんの案内で、京都府立植物園と街なかを歩きました。

監督インタビュー:『ガリーボーイ』ゾーヤ・アクタル監督

全編を貫く力強いラップミュージックが魅力の映画『ガリーボーイ』がボリウッドから日本に届きました。実在するインドの若きラッパーNaezyとDivineの半生を基に描かれた作品について、ゾーヤ・アクタル監督がその思いを語りました。

ホームレス人生相談 × 枝元なほみの悩みに効く料理

今回のお悩み相談は、55歳・会社員の男性から。「役職定年になり、はっと気づくと、仕事以外に趣味もなく、これから何を楽しみに生きていけばいいのかと思い悩んでいます」。これに販売者さんは「まずはお疲れさまでした」と声をかけ、日々の自炊から考えることを披露。枝元さんからは“誰かのため”につくる「おむすび」レシピをご紹介します!



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ビッグイシューは1991年ロンドンで生まれ、日本では2003年9月に創刊したストリートペーパーです。

ビッグイシューはホームレスの人々の「救済」ではなく、「仕事」を提供し自立を応援するビジネスです。1冊350円の雑誌を売ると半分以上の180円が彼らの収入となります。