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カテゴリ: INSPニュースサービス


 「旅は視野を広げてくれる。」
これは、スイスのストリートペーパー「サプライズ」誌のツアーガイドらが、ドイツで同様の活動する仲間たちと会って体感したことだ。今回のドイツ視察の旅をへて、ホームレス経験者がガイドを務める街歩きツアーという新たな職種の可能性が見えてきたと、ツアーに同行した編集者クリスチャン・バチェールは報告する。続きを読む
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フィラデルフィアにあるNPO団体Hand2Pawは、ホームレスの若者と保護動物を双方に有益な方法でつなぐ活動をしている。若者に自らの価値を認め職業訓練技能を習得するチャンスを与えつつ、飼い主のいない動物たちには相応のケアが確実に受けられるようにしているのだ。「あの子たちが受けている試練と自分の身に起きていたことはとても似ていました」と語るジェロームは元ホームレスで、今はこのNPOとの関わりをきっかけにフルタイムの職に就いている。

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©Hand2Paw
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ケン・ローチ監督の最新映画『わたしは、ダニエル・ブレイク』でも描かれている緊縮財政下の英国社会での社会的弱者に対する政府・自治体の冷やかな対応、そしてそれらに抵抗する動きについて、オープン大学(イギリスに本部を置く通信教育を行っている公立大学)の社会政策および犯罪学の講師ヴィクトリア・クーパーとダニエル・マカロックが調査・執筆した記事(2017年3月)をご紹介します。
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近年で最も深刻な干ばつが襲うケニアでは、政府が「国家災害」を宣言する事態となっている。最も危険な状態にあるのは子どもたちで、最新の数字では、5歳未満の子どものほぼ半数が栄養失調で死亡する恐れがあるとのこと。河川が干上がってしまった地域では、野生の果物や痩せた植物の根を汚い水と混ぜ合わせた有毒の食べものだけで空腹をしのぐしかない状況だ。続きを読む
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ニカラグア北部セゴビア地方の山の麓に広がるエル・サウセ地域では、生計を立てる手段が牧畜または蜂蜜生産のふたつしかない。前者は森林破壊や地球温暖化の原因となってしまうが、後者は豊かな自然の木々に囲まれてこそ成功するものなので生態系を改善させることができる。 

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ディズニー映画『ファインディング・ドリーの公開により、またもやハリウッド発のペット旋風がやって来る。ただし、今回の主人公「ナンヨウハギ」は体長20-30センチにも成長し、トゲには毒がある。動物愛護団体は、アニメ映画『ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズの影響で「亀ブーム」が起きた時のように、育てられなくなって見捨てられるペットが増えることを懸念している。その一方で、野生のナンヨウハギは生態系のことなんてお構いなしに不法捕獲されつづけている。はたして動物映画はヒーローとなるのか、悪役でしかないのか。

*この記事は2016年にThe Big Issue UKに掲載されたものを翻訳したものです。

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第20回グローバル・ストリートペーパー・サミット開催中 (2016年6月アテネで開催)にて、ギリシャの元財務大臣ヤニス・バルファキス氏がINSPの独占インタビューに応じてくれた。( 前編はこちら続きを読む
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英国メイ首相が、日本時間の3月29日、EU=ヨーロッパ連合に離脱を正式に通知したことを受けて、ギリシャの元財務大臣ヤニス・バルファキス氏がEU離脱決定前にギリシャのホームレスの状況からEUとの関係性まで語ったインタビューを掲載します。

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雄弁かつ扇動的なギリシャの元財務大臣ヤニス・バルファキス氏は、EUの財政政策を舌鋒鋭く分析してみせ、一躍左派のヒーローとなった人物だ。その彼が、第20回グローバル・ストリートペーパー・サミット開催中 (2016年6月アテネで開催)、INSPの独占インタビューに応じてくれた。インタビューは英国のEU離脱決定前におこなわれたものだが、政治家として高い人気を誇った彼のことばは、ギリシャのホームレスの状況からEUとの関係性まで、警告ともとれる非常に力強いものだ。

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ギリシャのアテネで開催された第20回国際ストリートペーパーサミットにて、各国代表の前で話をするヤニス・バルファキス元ギリシャ財務大臣。
Credit: INSP.ngo/Dimitri Koutsomytis


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2016年の夏、ワシントン州キング郡の民主党副党首オマハ・スタンバーグ氏がとあるオンライン討論に加わり、大きな論争を巻き起こした。それというのも、「シアトル市内のホームレスを島に送って生活させる」という提言に関する討論だったからだ。スタンバーグ氏の発言が反発をまねく中、ひとつの疑問が投げ掛けられた。「ここ、ワシントン州最大のキング郡において、ホームレスの人たちはどれくらい歓迎されていると感じられているのか?」これは、社会的孤立や移動性欠如にもつながりうる問題だ。

そこで、『リアル・チェンジ(Real Change)』(ワシントン州シアトルで発行されているストリートペーパー)編集部は、実際にトランジショナル・ハウジング(※)の入居者に取材を行い、自身のホームレス経験と現在の暮らしぶりを聞いた。

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シアトル市中心部にあるトランジショナルハウス「ニッケルズビル・タイニー・ハウス・ヴィレッジ」 (Photo: Andrea Sassenrath)続きを読む
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