BIG ISSUE ONLINE

カテゴリ: INSPニュースサービス


労働者や、その家族を取り巻く厳しい現実を撮り続けてきたケン・ローチ監督(83)の最新作『家族を想うとき』(原題:Sorry We Missed You)が公開された。非正規雇用で働く低所得家族の物語を通して、昨今の英国の暗部を剥き出しにしている。数々の実話を参考にしたという監督だが、英国の “ワーキングプア” の実態調査結果が『The Conversation』から届いたので紹介したい。続きを読む
    このエントリーをはてなブックマークに追加


 若者が世界を変えつつある。前回の記事(10代の感性が社会を変える。アメリカの銃乱射事件をきっかけに、発言力を増す若者たち)で紹介したのはアメリカの若者だが、オーストラリアにも目覚ましい活躍をする若者たちがいる。まずは 17歳の発明家を紹介しよう。
続きを読む
    このエントリーをはてなブックマークに追加


 人は「若者」でなくなると、若者を非難しがちだ。「ファッションや恋愛にかまけてばかりで、将来のことを考えず、世の中にも目を向けない」などと。

環境保護を訴えるグレタさんが日本でも一躍有名になったのは記憶に新しいが、世界をよりよくしようと奮闘する若者は、彼女だけではない。そんな若者たちに『ビッグイシュー・オーストラリア』がスポットを当てた。

続きを読む
    このエントリーをはてなブックマークに追加


 昨今のギリシャには極右が台頭し、ネオナチ派の議員が出現している。これまでは家庭や地域、学校などの狭い範囲で、あくまで水面下で存在してきた極右思想が、今や日常生活にまで入り込んでいるらしい。顔の見えない、音もしない奇妙な動きをPoka-Yio(*)は「不気味」と言いつつ「でも彼らはアートプロジェクトなどやりません」と皮肉る。続きを読む
    このエントリーをはてなブックマークに追加


 2019年夏に愛知県で行われた国際芸術祭「あいちトリエンナーレ」では、表現の自由・不自由をめぐる脅迫騒ぎや補助金交付中止が大きな話題となった。しかしそれらの混乱から新たなプロジェクトが生まれるなどの動きも見られ、結果としてこの芸術祭史上最高の入場者数を記録、アート表現にまつわる議論も盛り上がった。混乱や怒りはアートを生むエネルギーとなり、アートを求める土壌にもなる。続きを読む
    このエントリーをはてなブックマークに追加


 一国のリーダーがホームレスの人々にどういう姿勢を取るかは、社会的に弱い立場にある人やその支援者にダイレクトに影響し、誰を「国民」と捉えているかが如実に示される。先日の台風19号の際にホームレスの人々が避難所から受け入れを拒否される事態が発生。これを受け、日本の首相は「避難所は避難した全ての被災者を受け入れるのが望ましい」との考えを示し、ひとまずは当事者らを安心させた。

一方、米国のトランプ大統領はというと、ホームレスの人々に対する非人道的な物言いを繰り返している。そのたびにストリートペーパー各誌は応戦してきたが、 今回は、カリフォルニア拠点のストリートペーパー『Street Spirit』のライター、ピーター・Y・サスマンが、サンフランシスコで深刻化するホームレス問題についての大統領の発言に着目、この男が一国のリーダーを務めていることの危うさを指摘する。

続きを読む


 差別と闘う、これはすべての人に関わってくるテーマだ。往々にして、差別とは目に見えず、どんな形であれ人間の尊厳を踏みにじる。では、いったいなぜ人は差別をしてしまうのだろう? 差別をなくすことはできるのだろうか? 

人々が惜しみなく優しさを見せ、互いを知り合い、思いやりを持つ ーー 両者のあいだに壁をつくるのではなく「橋」を架けられるなら、この世界はずいぶんと違ったものになるだろう。今ある差別にどうアクションすべきか、ポルトガルで発行されているストリートペーパー『CAIS』の記事を紹介する。

続きを読む
    このエントリーをはてなブックマークに追加


大学生にとって月曜の朝というのはなかなか起きづらいものだ。しかしドイツ北部の都市キールの大学に通う3人の若者 ーディーチュ、エスバイン、ハンセンーは、朝8時には市内周辺の民家の庭先で果物集めに忙しい。
 「このためなら早起きも苦になりません。収穫がはっきり目に見えますから」とエスバインが言う。 
自分たちのことを「もったいない騎士団(Knights of Waste)」と呼ぶ彼らは、捨てられるはずだった果物や野菜を集めて、ジャムづくりをしているのだ。


続きを読む
    このエントリーをはてなブックマークに追加


宇宙に行ったことのある人は、世界人口の割合からするとまだまだごくわずかだ。
これまでは、人類が「宇宙での法律」について考えなければならなくなるとは思いもしなかった。

現在、NASAが史上初となる宇宙での犯罪行為について調査をすすめているとの報道がある*。いったい、宇宙で罪を犯すとどうなるのか? 憲法と国際法の専門家ダニエル・アイルランド=パイパーが解説する。宇宙における複雑な法のあり方、これは将来世代が真剣に向き合わねばならない問題となろう。

続きを読む
    このエントリーをはてなブックマークに追加

このページのトップヘ