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カテゴリ: 貧困問題


 18歳未満の子ども6人のうち1人が貧困状態に置かれ、先進国の中でも4番目の高さとなる日本(*1)。
貧困層の子どもは、自己肯定感を喪失しており、その44%は「夢がない」と回答する(*2)。
「どうせ叶わないから」とあきらめてしまうと、学業や仕事に対しても意欲を持てない。
不登校やニート、虐待やDVの件数も増え続け、今や3組に1組が離婚し、ひとり親家庭も増加。
このまま放置して状況は決してよくなることはない…といった、悲観的なニュースを頻繁に目にするが、それに対して出される解決策は部分的、限定的なものが多い。

そこで、関西を中心に子ども支援に関わってきた複数のNPOが集まり、一般社団法人Collective for Children(*3)を設立。
子どもの貧困に対してどうアプローチするのが効果的なのか、英国視察を実施した。


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昨今話題に上がることが多くなった「子どもの貧困」。
なぜそのような状況が起こるのでしょうか?
子どもは子どもだけで生きておらず、一生子どものままではいません。

子どもの貧困問題解決には、その先に繋がる「大人の貧困」について知り、一緒に考える必要があると考え、このようなイベントを開催しました。
路上生活をしている方の自立を応援し続けてきた”ビッグイシュー”と、2年間の教員経験を通じて「教室から社会を変える」の実現を目指す “Teach for Japan”の話を通じて、一緒に考えてみました。
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よく目にする数字として、日本は貧困率がとても高く、「貧困率が15.8%や6人に1人が貧困ラインを下回っている」というものがあります。「言っていることがよくわからないし、日本に貧困層がそんなにたくさんいるなんて信じられない」という人も多くいると思うので、解説記事を書いてみます。


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こんにちは!ビッグイシューオンラインの小林美穂子です。

暑い夏ももう終わりですね。今年の夏は短かったように私は感じていますが、皆さんはいかがでしょうか?さて、今日は夏の余韻に浸っているかもしれない皆さんにびっくり水のような記事をお届けいたします。カナダ発、セックスワーカーによるエッセイです。

私自身、「売春」という言葉をタブー視しており、さまざまな背景を見聞きする立場にいるにも関わらず、どうしてもやや複雑な感情が生まれてしまいます。そんな私の偏見やタブーを、作者のジョー・レッドウィッチさんがカキーン!と大空にかっとばしてくれたような、そんな心持になった記事でした。

L itineraire jo redwitch use for both articles photoalexandraguellil

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こんにちは!ビッグイシューオンラインの小林美穂子です。

ホームレス支援の団体に勤めている関係で、「ホームレスって好きでやっている人もいるんでしょ?」という質問をされることがあります。外で寝るということは常に危険と隣り合わせ。警官や警備員に追い払われることもありますし、夏は熱中症、冬は凍死、そして一年中を通して通行人や少年たちに唾棄されたり、侮蔑的な言葉を投げられたり、ひどい時には暴行されて殺されてしまうケースもなくなりません。これまでに少なくない数の路上生活者の方々と出会ってまいりましたが、私が知る限り、路上が好きで路上生活を続ける人はいませんでした。

誰もが安心、安全な部屋を持つのが当たり前、そんなふうに誰もが考えてくれるといいなぁと夢想します。今日はアメリカでストリートペーパーを販売する男性の独白をお届けします。

ストリートペーパー販売者の告白:「金も家も人生もない。疲れたよ」

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こんにちは!ビッグイシューオンラインの小林美穂子です。

今日はアメリカ発「健康とホームレス状態」のインタビュー記事をお届けします。

外で寝ていて健康でいられるわけがない、当たり前のことです。日本の路上生活者も多くの方々がいろんな疾病を抱えています。生活保護という社会生活保障制度はあるものの、そこにつながらない人がたくさんいるのが現状です。社会保障の運用上の問題や、医療側の問題、社会の偏見など、根深い問題がその理由として挙げられるのですが、それはまた別の機会に。

ホームレスの人たちが人間として尊重され、対等な扱いを受け、親密な関係を築きながら治療を受けることができる。そんな当たり前の公平さがアメリカでも日本でも広まったらと願います。

アメリカのホームレス人たちへの保険医療サービス提供がどのように発展してきたか、どうぞご一読ください。

全米ホームレス保健医療評議会は、30年にわたり、米国全土でホームレス状態を経験している人たちに総合的な保健医療サービスを提供してきた。創立者のジョン・ロジアが引退を前に、ホームレスの人たちを対象にした保険医療サービス提供の発展を振り返る。そして、この国で最も弱い立場にいる人々を助けるために、国民皆保険の実現など、今後さらに必要とされることについて考えを述べてくれた。「住まいは保健医療の一環であることを理解する必要があります。国民を健康にしたければ、住環境が整っていなくてはなりません」と彼は言う。――記事:アマンダ・ウォルドロープ/ストリートルーツ–アメリカ

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こんにちは。ビッグイシューオンラインの樋田です。

今回お届けするのは、殺人罪を犯し無期懲役になった元教え子を、20年以上にわたって訪問し続ける、メアリー・バウアーズ氏の記事。米国オレゴン州のストリート誌「Street Roots」が取材しました。

記事中で「鋼の強さをもつ」と形容されているバウアーズ先生。厳格でありながら、生徒を絶対に見捨てない教師像が目に浮かびます。教え子デイビッドの犯罪を防ぐことはできなかったものの、彼女との出会いによって、きっと何人もの生徒の人生が変わったのだろうな、と読みながら胸が熱くなりました。

米国の刑務所で実施されている大学の授業については、雑誌『ビッグイシュー日本版』288号(6月1日発行)の世界短信でも一例を紹介しています。ニューヨーク州の女性刑務所「タコニック更生施設」では、NPOの仲介でコロンビア大学の正規の授業が受けられるのだそうです。その効果は目覚ましく、受講生の出所後3年以内の再犯率は、一般の50%に比べ、2%以下に抑えられているとのことです。

Street roots maryfrancisbowers credit ben brink

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ビッグイシュー・オンライン編集部より:本誌連動企画として、「中央ろうきん若者応援ファンド」の特集記事をお届けします。

[この記事は「中央ろうきん若者応援ファンド」の提供でお送りしています]


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(本文ダイジェスト)

「バン・ザ・ボックス(Ban the Box)」はアメリカ合衆国のいくつかの州で2015年1月1日から新しく導入された法律である。

これは、公的機関や民間の雇用主が求職者の犯罪歴について応募時に訊くこと、特に有罪判決を受けた経験の有無を訊くチェック欄を応募用書類に設けることを禁止するものである。

法律の支持者たちは、前科がある人々に公平な雇用機会を与えることが、再犯を減らし、上手くいけばコミュニティ全体の犯罪や暴力をも減少させると期待している。
 

転載元:米国のストリートペーパー「StreetWise」
記者:Sarah rown
翻訳・監修:ビッグイシュー・オンライン編集部 

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