BIG ISSUE ONLINE

カテゴリ: 被災地から

ビッグイシューオンライン編集部より。12月15日発売の301号から、「被災地から」を転載します。

復興住宅の200世帯、高齢層が多く
互いに助け合うことも困難

 11月22日午前5時59分ごろ、福島県沖を震源地とするマグニチュード7・4の大きな地震が発生。東日本の太平洋沿岸に津波警報、避難指示が出され、いわき市小名浜で60センチ、仙台港では1・4メートルの津波が観測された。
 無事に避難できた人がいた一方で、避難から取り残された人や避難の困難さに直面した人がいるなど、避難の課題が浮き彫りになった。その一つが、高層建築の復興公営住宅に暮らす住民の避難だ。

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ビッグイシューオンライン編集部より。11月15日発売の299号から、「被災地から」を転載します。

多くが経済的負担増 -公営住宅でも「追い出し政策」

来年3月末で原発事故の自主避難者(避難区域以外からの避難者)に対する避難用住宅(みなし仮設住宅)の無償化が完全に打ち切られる。それを前に、全国各地から集まった自主避難者や支援者が打ち切り延期を求める集会が、都内の衆参議員会館で相次いで開かれた。10月20日、参議院議員会館での「避難住宅打ち切り反対 福島原発事故避難者の院内集会」には、約150人が参加した。続きを読む
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ビッグイシューオンライン編集部より。10月15日発売の297号から、「被災地から」を転載します。

7月下旬以降、議論や合意なく医師らが調査見直し・縮小を提案

福島第一原発事故に伴う健康影響、特に子どもの甲状腺がんの状況を分析する「福島県民健康調査」の検討委員会が9月14日、福島市で開かれた。傍聴席はメディアや市民でほぼ満席。緊張を含んだ独特の熱気が漂う。

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記者会見で見解を述べる星座長(中央)

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震災前から東北地方におけるホームレス支援の拠点でもある、東北最大の都市・仙台。

東日本大震災後は、市内の仮設住宅には津波などで家を失った方が暮らし、県内外からは復興の仕事を求めてきた人が集まっていました。

2011年からビッグイシュー基金では、仙台で路上生活者支援を行う団体を訪ね、震災後の現場の状況を伝えてきました(ビッグイシュー基金「被災地の路上から」ビッグイシュー・オンライン「震災から3年、被災地・仙台で何が起きているのか?」)。

今回は、2015年春の状況をお知らせします。

part.1はこちら> 

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震災前から東北地方におけるホームレス支援の拠点でもある、東北最大の都市・仙台。

東日本大震災後は、市内の仮設住宅には津波などで家を失った方が暮らし、県内外からは復興の仕事を求めてきた人が集まっていました。

2011年からビッグイシュー基金では、仙台で路上生活者支援を行う団体を訪ね、震災後の現場の状況を伝えてきました(ビッグイシュー基金「被災地の路上から」ビッグイシュー・オンライン「震災から3年、被災地・仙台で何が起きているのか?」)。

今回は、2015年春の状況をお知らせします。

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ビッグイシュー・オンライン編集部より:現在クラウドファンディングを実施中の「Youth for 3.11」の活動と想いについて、オルタナSの池田真隆さんが取材しました。(提供:オルタナS、一部編集して掲載)


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(2014年9月15日発売、THE BIG ISSUE JAPAN 248号より)


模擬原爆も展示。福島市で終戦日に、「平和のための戦争展」開催

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 福島県の戦争の歴史とともに平和の尊さを理解する「平和のための戦争展」が8月13日から16日、福島市のコラッセふくしまで開かれた。同展実行委員会(実行委員長・長尾光之福島大学名誉教授)の主催。

 終戦の日に合わせて毎年開催されており、今年は太平洋戦争、日清戦争、日露戦争など戦争に関する資料や遺品、歴史を紹介するパネルが展示された。東日本大震災と原発事故以降、県内では平和な社会について考える勉強会や学会、市民集会が多数開かれており、県民の関心も高まっている。

 メインの展示は、米軍による広島、長崎の原爆の前に、全国各地に投下された「模擬原爆」だ。福島県内でも福島市渡利、いわき市平、郡山市に投下されており、犠牲者が出ている。福島市渡利に投下された、長さ3・5メートル、直径1・5メートル、重さ4・5トンの模擬爆弾の大きな模型が展示されたほか、この模擬爆弾投下で亡くなった少年の遺族により福島市渡利の瑞龍寺に寄贈され、保管されてきた模擬爆弾の破片も並んだ。

 この展示会では、福島市内の遺族から提供された遺品や資料などを手に取ってみることができた。模擬爆弾の破片は非常に重く、大人でも持ち上げるのがやっとだった。見学者は実行委員の高橋努さん(42歳)ら主催者の説明を聞きながら、理解を深めた。

 会場を訪れた福島成蹊高校1年の河野万緒さん(16歳)と、菊地真柚さん(16歳)は「社会の先生から展示会を教えてもらいました。夏休みの宿題にしようと思っています。当時の生活の様子、戦争のことはまったく想像できなかったので、驚きの連続です。渡利に模擬原爆が投下されたことも初めて知りました」と話していた。

 主催者によると、たまたま通りかかった人や、これまであまり関心のなかった人も立ち寄ることが多く、来場者からは、「地元にこのような戦争の歴史があったことを知らなかったので、よい機会になった」などの声が寄せられたという。 

(文と写真 藍原寛子)


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ビッグイシューは1991年ロンドンで生まれ、日本では2003年9月に創刊しました。

ビッグイシューはホームレスの人々の救済(チャリティ)ではなく、仕事を提供し自立を応援するビジネスです。1冊350円の雑誌を売ると半分以上の180円が彼らの収入となりますが、モノやおカネではなく「チャンス」を提供する事業です。

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(2014年10月1日発売、THE BIG ISSUE JAPAN 249号より)


マーシャル諸島、 アバッカ・アンジャインさんが福島を訪問:第五福竜丸を描いた『ラッキードラゴン』も鑑賞

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 マーシャル諸島共和国の元国会議員、アバッカ・アンジャイン・マディソンさんが、8月11日から13日まで福島市に滞在し、県内外の大学生や住民らと交流した。

 マーシャル諸島では1946年から58年まで、米国の原水爆実験が67回行われ、特に1954年3月1日のビキニ環礁沖水爆実験「ブラボー実験」(ビキニ事件)では、アバッカさんの親族が暮らしたロンゲラップ環礁を含む風下地域が甚大な被害に遭い、住民が下痢や嘔吐などの急性被曝症状を訴えた。今も被災者の救済の遅れが問題になっており、ほとんどの人が自分の土地に戻れていない。

 アバッカさんの父チェトン・アンジャインさん(故人)はビキニ事件で被爆し、国会議員として米国に賠償を求めるマーシャル諸島核実験訴訟プロジェクトを推進。叔父のジョン・アンジャインさん(故人)も被爆後、健康被害の実態の記録調査や被爆者リスト作成に尽力した。  アバッカさんは原発事故で多くの人が避難した楢葉、広野、富岡町を視察。崩れたままの家並みや住民のいない富岡町の様子に、「住民がここにどれほど愛着をもっていたか、とてもよくわかります。悲しい、寂しい風景です」と語った。

 また、福島県立美術館では学芸員の荒木康子さんから説明を受けながら、ビキニ事件で亡くなった第五福竜丸の乗組員・久保山愛吉さんを描いたベン・シャーンの絵『ラッキー・ドラゴン』を大学生らと鑑賞した。「久保山さんの手足、喉が白くなっているのは、ここに『死の灰』を浴びたという意味ではないでしょうか。もし久保山さんが持っている手紙の中にもう1フレーズが加われば、もっと素晴らしい作品になったに違いありません。そのフレーズとは『放射能の被曝により死亡するのは私が最後』です」。そう語り、静かに絵を見つめていた。

(文と写真 藍原寛子)


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