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2015年7月1日発売のビッグイシュー日本版266号の紹介です。 表紙は菊池亜希子さん、特集は「木の都市へ」。


スペシャルインタビュー 菊池亜希子さん

女優、モデル、はたまた雑誌の編集長まで、ジャンルを越えて活躍を続ける菊池亜希子さん。主演映画『海のふた』で見つけた“女子”から“女性”へ変わる転機とは?

国際 犠牲者100~200万人。社会には、決して忘れてはならない過去の問題がある。――映画『ルック・オブ・サイレンス』

1964年にインドネシアで起きた共産主義者大虐殺は、東西冷戦の狭間で国際的に黙殺されました。兄が殺された後に生まれたアディ・ルクンさんは、加害者たちを訪ね、当時の話を静かに聞き出します。来日したアディさんにインタビューしました。

国際 よみがえった豊かな水、米、イモ、食用の葉や薬草……。インド、オーディシャー州、村落が管理する10万ヘクタールの森林

インドでは、2012年に改正された森林権利法に基づき、地方の部族コミュニティが、違法な森林収用から土地を守っています。その最前線で闘う、女性リーダーたちの思いとは。

特集 木の都市へ――ウッドファーストの世界

都市の建物は「鉄筋」か「コンクリート」造。度重なる震災や大火の歴史に、木材はビルやマンションの建築に不向きとされてきました。 それが今、集成材を使うことで、2時間の耐火性能をもつ「エンジニアード・ウッド」、震度6強の阪神・淡路大震災にも耐える建築方法などが開発され、木造の中高層建築が建てられるようになりました。 日本では、戦後に植林された人工林が伐採期を迎えています。この資源を活用、CO²を削減しながら、居心地のよい空間をつくり、林業も活性化できないでしょうか。 都市木造の普及を進めるNPO法人「team Timberize」と、東京・大阪で木造ビルに暮らす人々、また、駐輪場やアスファルトの路上を木材で覆う「都市の木質化プロジェクト」について取材しました。 木は〝古くて最も新しい〟素材。木造をまず一番に考える、〝ウッドファースト〟の世界を紹介します。 この他にも、「ホームレス人生相談」やオンラインでは掲載していない各種連載などもりだくさんです。詳しくはこちらのページをごらんください。

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ビッグイシューについて

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ビッグイシューは1991年ロンドンで生まれ、日本では2003年9月に創刊したストリートペーパーです。

ビッグイシューはホームレスの人々の「救済」ではなく、「仕事」を提供し自立を応援するビジネスです。1冊450円の雑誌を売ると半分以上の230円が彼らの収入となります。