11月15日発売のビッグイシュー日本版299号の紹介です。
表紙は「マギー・スミス」、特集は「ガールズサポートのいま」。 

 299

スペシャルインタビュー マギー・スミス

ミス・シェパードを演じるには、格好なんてつけていられなかった

映画『ハリー・ポッター』シリーズのマクゴナガル先生や、ドラマ『ダウントンアビー』の先代伯爵夫人役で知られるマギー・スミス。『ミス・シェパードをお手本に』で、実在した気高いホームレス女性を演じました。

特集 ガールズサポートのいま

1)いま必要なのは安全な場所。男女共同参画センター横浜南の「めぐカフェ」
2)ひきこもりの期間を財産に。当事者・経験者から発信「ひきこもり女子会」
3)孤立無援になりがちな自分を見つめ直す「非正規シングル女性の集い」
4)関係性の貧困。やっと話し始めた10代・20代の女性「BONDプロジェクト」
5)「女性専門ライン」に寄せられるDV・性暴力被害「よりそいホットライン」

女性の貧困は古くからありました。そして今も、単身女性の3人に1人は貧困状態にあります。夢や希望にあふれたイメージのある若年単身の女性も、雇用、社会保障、家族の変化によって深刻なダメージを受けています。その背景に、若年女性の非正規雇用率42%、国民健康保険料や年金の負担、奨学金(学費ローン)の返済、結婚資金不足による非婚率の上昇などがあります。

ともすれば若年層への支援は男性中心になりがちで、働きづらさや生きづらさに悩む若い女性は“置いてけぼり”のなか、彼女たちのサポートをしたり居場所をつくる試みが始まっています。

若年無業女性のための「ガールズ支援事業」、当事者や経験者が集う「ひきこもり女子会」、働く女性に寄り添う「非正規シングルたちのための集い」、10代20代の女性を応援する「BONDプロジェクト」、24時間年中無休で電話相談を行う「よりそいホットラインの女性専門ライン」など、サポート・居場所の現場を取材しました。

(国際)「イラク国立ユース管弦楽団」の5年間

通学路には死体が散乱。ネットでバッハの曲を勉強

当時17歳のイラクの少女が設立を呼びかけ、宗教や民族的背景が異なる若い才能たちが集結したオーケストラ。いくつもの海外公演を成功させましたが、現在はIS(イスラム国)の侵攻により、活動中止を余儀なくされています。楽団に深くかかわった英国人指揮者が、思い出を綴ります。

(今月の人)ストリート誌販売者が目撃した、シャーロットの街の抗議デモ

アップタウンはひどいことになっていた。自分も息子を銃で亡くした

米国ノースカロライナ州シャーロットの街で発生した、警官による黒人男性射殺事件。多くの負傷者を出した激しい抗議デモの翌朝、この街でストリート誌を販売するエドワード・スモールズが取材に応え、デモの様子と銃社会について語りました。
 

(ワンダフルライフ)都会のベランダ発電で、電気代0円! エネルギーシフトを楽しむ自由

電力会社との契約を打ち切り、都会のベランダ発電で日々の電気をまかなう藤井智佳子さん。さまざまな工夫とアイディアで楽しみながら暮らす、藤井さんの自宅を訪ねました。

この他にも、「ホームレス人生相談」やオンラインでは掲載していない各種連載などもりだくさんです。
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ビッグイシューは1991年ロンドンで生まれ、日本では2003年9月に創刊したストリートペーパーです。

ビッグイシューはホームレスの人々の「救済」ではなく、「仕事」を提供し自立を応援するビジネスです。1冊350円の雑誌を売ると半分以上の180円が彼らの収入となります。