1月1日発売のビッグイシュー日本版302号の紹介です。
表紙は「14ひきのシリーズ」。特集は「奇跡の水月湖」です。

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(スペシャルインタビュー)絵本作家 いわむらかずお

田舎で主人公と同じ暮らしをしながら描こうと決意。
実体験から生まれた『14ひきのシリーズ』

『14ひきのシリーズ』をはじめ、『かんがえるカエルくん』や『トガリ山のぼうけん』など、世界中で愛読される絵本を生み出してきた、いわむらかずおさん。「実体験とイメージの世界をつなぐ場所」として、いわむらさんが栃木県に建てた「いわむらかずお絵本の丘美術館」を訪ね、創作の源となった原風景、自然とのかかわり、子どもたちに伝えたいことを聞きました。

表紙は「ごはんのあとは きょうの はなし」の場面を、時間をずらして描いたものだそうです。

(特集)奇跡の水月湖――世界“標準時間”への旅

5万年の時間はかる、世界「共通のものさし」を求めて。奇跡の湖底堆積物

日本海の若狭湾岸に位置する水月湖は奇跡の湖と呼ばれています。2013年、水月湖の湖底に堆積した「年縞(※)」によって、過去5万年の時間をはかれる“標準時計”として世界に認知されたからです。 年縞にはバーコードのような細かい縞模様があります。年に0.6~0.7mmの薄い地層が約7万年にわたり積もったものです。過去の年代、自然環境や災害の履歴などを知る重要な手がかりとなります。7万年間の年縞が損なわれず、現在まで残されたのは、まさに奇跡と言えます。
そこで、古気候学者の中川毅さんに「水月湖の年縞とは? 世界の“標準時計”になるまでの研究のプロセス」について聞きました。また、水月湖の年縞研究に先鞭をつけた環境考古学者の安田喜憲さんに「1万年の時間から見た気候変動と人類史」についてインタビュー。
年縞をめぐる研究から、地球環境と人類の歴史を知りたい。
(※:縞模様にはいろいろあるが「1年に1枚」のものだけを「年縞(ねんこう)」と呼ぶ


(BI eye)座談会「マーク・レイさん vs ビッグイシュー販売者」

自立した生活、尊厳を持ってより良く生きていくヒューマンドリーム

本誌274号掲載の、ニューヨークの俳優兼ファッション写真家で、ホームレス状態にあるマーク・レイさん。彼の主演ドキュメンタリー映画『ホームレス ニューヨークと寝た男』が1月に公開されます。それに先立ち来日したマーク・レイさんとビッグイシュー販売者との座談会が実現しました。話題は、それぞれ互いのホームレス体験、家族や将来の話へと広がりました。

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※本誌274号より


(ワンダフルライフ)小口良平さん

15万5502kmの自転車旅。レールに乗った人生でなく、自分の轍を走った

自転車で8年半をかけて157ヵ国を旅した小口良平さん。旅に出た理由、旅での出会い、次なるチャレンジを聞きました。
この他にも、「ホームレス人生相談」やオンラインでは掲載していない各種連載などもりだくさんです。
詳しくはこちらのページをごらんください。 


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ビッグイシューは1991年ロンドンで生まれ、日本では2003年9月に創刊したストリートペーパーです。

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