12月1日発売のビッグイシュー日本版204号のご紹介です。



スペシャルインタビュー ティム・バートン監督


12月15日から公開のティム・バートン監督の新作『フランケンウィニー』は、不気味でチャーミングな白黒アニメです。子どもの頃飼っていた愛犬やクラスメイト、すべてが監督自身の思い出につながる数少ない作品だと語ります。



12月1日、世界エイズデー 北山翔子さん、HIVを語る


15年前、保健師として赴任したアフリカでHIVに感染した北山翔子さん。これまでの歩みと、今をともに生きる私たちへのメッセージを語ってくださいました。



特集 過去。年末に考える「進化」論


「生物を理解するには過去を知らなくてはならない」と、分子古生物学を研究する更科功さんは言います。約30年前に始まった古代DNAの研究は、ヒトと約3万年前に絶滅したといわれるネアンデルタール人との間に交配があったことを明らかにしました。
また、アリストテレスまでさかのぼる解剖学を、新たに「遺体科学」として提唱する遠藤秀紀さんは、「身体の基本設計図」から過去の進化を説いています。ヒトの耳が昔の動物では顎のパーツであったこと、人体は前代未聞の急造品であり、二足歩行への設計変更が現代生活での苦悩を生み出しているなどの指摘に驚きます。
震災から1年9ヵ月、1年の終わりに、新しい「分子古生物学」、解剖学以来の歴史ある「遺体科学」の二つが明らかにする「進化」を通して、人間の過去を知り自らを振り返りたいと思います。
特集の最後には「本でたどる進化論の歴史」と題し、更科さん、遠藤さんがおすすめする8冊の本もご紹介。



監督インタビュー 『39窃盗団』押田興将 監督


『39(サンキュー)窃盗団』は、ダウン症の青年が主役をつとめる、軽妙なテイストのコメディ映画です。主役の押田清剛さんは監督の実弟。初監督作に弟を選んだわけは? 悲壮感なく、ありのままの障害を捉えた先に見えてくるものとは?



この他にも、「ホームレス人生相談」やオンラインでは掲載していない各種連載などもりだくさんです。詳しくはこちらのページをごらんください。

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