(2007年1月15日発売、THE BIG ISSUE JAPAN 第65号 [特集 冬、満喫—冬ごもりレシピ]より)
(ベテランバーテンダー、ぶぅやん)
昔なつかしいレモネード。豊富なビタミンCを含んだあたたかいレモネードで風邪ひきも治りそう。
シソ風味のタンタカタンに、クランベリージュースの甘酸っぱさや渋みが加わると、なんと梅の味に変身。飴玉の「小梅ちゃん」を溶かして飲んでいるようで顔がほころぶ。
残りもののフルーツで簡単に作れるヨーグルトシェイク。凍ったフルーツが氷がわりなので、ほどよい冷たさが心地よい。
飲みやすさで人気の杏リキュールに、サイダーが加わってさらに飲みやすく。甘酸っぱい香りとジュース感覚で楽しめるのが魅力。
カルーアはコーヒー豆から作られたメキシコ産のリキュール。香ばしいカルーアと爽やかなジンジャーエールが合わさると、コクと甘みのある飲みやすいカクテルができあがる。
雪が降り積もったかのような真っ白なカクテル。ミルクセーキに似たまろやかな味わいで、休日の朝、寝起きの気付けとしてもおすすめ。
カクテルを作る時、レモネードの上に赤ワインの浮かぶ様子が楽しめる。少し甘酸っぱくなり、ワインが苦手な人でも飲みやすい。
グラスの底に沈んだ宝石のようなグレナデンシロップをじっくり鑑賞した後はよくかきまぜる。可愛らしいピンク色に泡立ち、ミックスジュースのようなまろやかな味わいが楽しめる。
アイリッシュコーヒー誕生秘話。1942年、アイルランドの飛行場で、長旅で疲れた乗客や、寒さに凍えながら家族を見送る人々のために、心と身体が元気になるこのドリンクが考え出された。古きよき時代の60余年の歴史を味わって飲みたい。
(中島さなえ)
Photos:中西真誠
飲んで心地よく安眠するもよし、景気をつけて夜更かしするもよし。家で楽しむ冬のカクテルは、誰に気づかうこともなくマイペースで楽しめる。家で簡単に作れるカクテル6種とカクテル風ソフトドリンク3種のレシピを、大阪ミナミのバーテンダーぶぅやんさんがセレクト! 明るいキャラクターでファンも多い、ベテランバーテンダー、ぶぅやんおすすめの心も身体も元気になる “ほっこりカクテル”たちが勢ぞろい。
(ベテランバーテンダー、ぶぅやん)
レモネード
昔なつかしいレモネード。豊富なビタミンCを含んだあたたかいレモネードで風邪ひきも治りそう。
【材 料】
レモン1/2個・ハチミツ(ガムシロップでもOK)
【作り方】
1レモンの果汁をしぼり、耐熱グラスに入れる。なければマグカップに。
2湧かしたお湯を入れる。
3ハチミツをティースプーン2杯(ガムシロップなら1ヶ)入れてまぜる。
タンタカクランベリー
シソ風味のタンタカタンに、クランベリージュースの甘酸っぱさや渋みが加わると、なんと梅の味に変身。飴玉の「小梅ちゃん」を溶かして飲んでいるようで顔がほころぶ。
【材 料】
鍛高譚(タンタカタン/シソ焼酎)・クランベリージュース
【作り方】
1タンタカタンをグラスの下から指2本分くらいまで入れる。
2その上から氷をグラス一杯入れる。
3クランベリージュースを注いでまぜる。
ヨーグルトシェイク
残りもののフルーツで簡単に作れるヨーグルトシェイク。凍ったフルーツが氷がわりなので、ほどよい冷たさが心地よい。
【材 料】
飲むヨーグルト・家に残ったフルーツを凍らせたもの(フルーツ缶詰の中身を凍らせたもの、コンビニで売っているアイスフルーツでもOK)
【作り方】
1凍らせたフルーツをミキサーに入れる(イチゴなら5つ分くらい)
2ヨーグルトをフルーツが隠れるくらいまで入れる。
3ミキサーでシェイクする。
杏露酒のサイダー割り
飲みやすさで人気の杏リキュールに、サイダーが加わってさらに飲みやすく。甘酸っぱい香りとジュース感覚で楽しめるのが魅力。
【材 料】
杏露酒・サイダー
【作り方】
1氷を入れたグラスに杏露酒1/3入れる。
2残り2/3にサイダーを入れてまぜる。
カルーアジンジャー
カルーアはコーヒー豆から作られたメキシコ産のリキュール。香ばしいカルーアと爽やかなジンジャーエールが合わさると、コクと甘みのある飲みやすいカクテルができあがる。
【材 料】
カルーア・ジンジャーエール
【作り方】
1氷をグラスいっぱい入れて、カルーアをグラス1/3注ぐ。
2残り2/3にジンジャーエールを入れてかきまぜる。
モーニンググローリー
雪が降り積もったかのような真っ白なカクテル。ミルクセーキに似たまろやかな味わいで、休日の朝、寝起きの気付けとしてもおすすめ。
【材 料】
ジン・牛乳・ガムシロップ
【作り方】
1氷を入れたグラスにジンを1/5入れる。
2ガムシロップを1個入れる。
3牛乳をグラスいっぱいまで注いでよくかきまぜる。
アメリカンレモネード
カクテルを作る時、レモネードの上に赤ワインの浮かぶ様子が楽しめる。少し甘酸っぱくなり、ワインが苦手な人でも飲みやすい。
【材 料】
レモン1/2個・ハチミツまたはガムシロップ・赤ワイン
【作り方】
1レモンの果汁をしぼり、耐熱グラスかマグカップに入れる。
2湧かしたお湯を入れる。
3ハチミツをティースプーン2杯(ガムシロップなら1個)入れてまぜる。できたレモネードを少し冷ましておく。
4レモネードを、氷を入れたグラスの2/3くらいまで入れて、残り1/3に赤ワインをゆっくり注ぐ。
ミルクとザクロのふわふわジュース
グラスの底に沈んだ宝石のようなグレナデンシロップをじっくり鑑賞した後はよくかきまぜる。可愛らしいピンク色に泡立ち、ミックスジュースのようなまろやかな味わいが楽しめる。
【材 料】
牛乳・オレンジジュース・グレナデンシロップ(ザクロのシロップ。輸入食材や製菓コーナー、酒屋などで入手できる)
【作り方】
1氷を入れたグラスにグレナデンシロップをティースプーン3杯分入れる。
2牛乳をグラスの半分まで静かに注ぐ。
3残り半分に、オレンジジュースを入れる。
アイリッシュコーヒー
アイリッシュコーヒー誕生秘話。1942年、アイルランドの飛行場で、長旅で疲れた乗客や、寒さに凍えながら家族を見送る人々のために、心と身体が元気になるこのドリンクが考え出された。古きよき時代の60余年の歴史を味わって飲みたい。
【材 料】
ホットコーヒー・アイリッシュウィスキー・砂糖
【作り方】
1耐熱グラス(なければマグカップ)にホットコーヒーを3/4入れて、砂糖をティーカップ2杯入れる(お好みで)。
2ウィスキーを残り1/4注いでまぜる。
(中島さなえ)
Photos:中西真誠
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