1月1日発売のビッグイシュー日本版206号のご紹介です。



新春かるた 「地球に生きる」


私たちも自然の一部。地球の住人たちから届いた言葉の数々をあなたへ。
「ね」眠っているときは休んでいるときだ。春また元気を取り戻すために
「ゐ」いつでも世界をめぐっているのに自分の場所をはなれられないもの(答え:心)
「は」はやくお仕事やめたいよ… (もんじゅ君のつぶやき)



特集 「縮小社会」を生きる


今、日本社会は「縮小社会」のリスクをかかえていると、萱野稔人さん(哲学者)は言います。文明史的に見て「経済成長」は人類史では例外的なことであり、1世紀~19世紀初頭まで世界経済の成長はほとんどありませんでした。経済成長をもたらしたのは、化石燃料によるエネルギー革命であり、経済成長は1820年以降のごく最近のことだそうです。そして、現在の先進国における経済的停滞は化石燃料のポテンシャルを消費つくしたことにあると。  そこで、萱野稔人さんに、経済が拡大せずマイナス成長する「縮小社会」の時代に、どのような社会のしくみをつくっていけばよいのかを聞きました。 また、萱野稔人さんと雨宮処凛さん(作家)に「『縮小社会』を生きる」をテーマに対談をお願いしました。新年に当たり、ポスト経済成長、縮小の時代をどう生きぬくのかを考えたいと思います。



スペシャルインタビュー ロアルド・ダール


『チョコレート工場の秘密』、『マチルダは小さな大天才』、ロアルド・ダールが遺した数々の作品は、今も読者を魅了してやみません。
自身も著名な児童文学作家・詩人であるマイケル・ローゼンが、ダールの人生と創作の秘密に迫ります。
また、翻訳家の金原瑞人さんには、英国におけるダールの人気ぶりを解説していただきました。



リレーインタビュー アーティスト 加藤翼さん


巨大な木製の構造物を作り、それを大勢で動かす……というパフォーマンス・アートで知られる加藤翼さん。初めは構造物をロープで引っ張る「引き倒し」が主でしたが、3.11がターニングポイントとなり、作風が大きく変わったと語ります。



国際 深刻な資金不足、治療停止に直面するビルマ難民診療所


ビルマ(ミャンマー)の国境近く、タイ側のメーソットという町には、約20万人のビルマ難民・移民の人々が暮らしています。彼らの健康の担い手が、総合診療所、メータオ・クリニック。来日中のシンシア・マウン医師にインタビューしました。



この他にも、「ホームレス人生相談」やオンラインでは掲載していない各種連載などもりだくさんです。詳しくはこちらのページをごらんください。

最新号は、ぜひお近くの販売者からお求めください。
販売場所検索はこちらです。