2月15日発売のビッグイシュー日本版209号のご紹介です。



スペシャルインタビュー スティーブン・スピルバーグ&ダニエル・デイ=ルイス


スピルバーグが心血を注いでつくりあげ、今年の米アカデミー賞12部門にノミネートされた映画『リンカーン』。米国史上最も偉大な大統領といわれていますが、彼を正面から取り上げた映画は、今までほとんどありませんでした。監督と主演俳優が、リンカーンの人生について語ります。



特集 脱原発を政策化し、未来へすすむ


福島第一原発事故から2年近くが経ちました。事故の収束はおろか、避難住民への賠償も決まらず、生活再建の見通しも立っていません。そんな中、脱原発に反対する動きもつくられつつあります。
そこで「脱原発にかかるコストより、原子力発電依存コストの方が大きい。原発をなくす困難さより、原発こそが社会に膨大なコストをかけさせている。節電と再生可能エネルギーの普及によって、脱原発は可能」と言う大島堅一さん(立命館大学教授)に話を聞きました。
また、避難住民の調査を継続して行ってきた山下祐介さん(首都大学東京准教授)に、原発避難住民が置かれている状況について聞き、先ごろ町長が辞職した双葉町の様子を中心に地元自治体をレポート。
さらに、脱原発のドイツで、原発から風力発電の仕事に転職した市民にインタビューしました。
脱原発か? 原発現状維持か? 改めて、考えてみたい。



リレーインタビュー 「サステナ」代表 マエキタ ミヤコさん


コピーライター、クリエイティブディレクターとして、NPO・NGOの広告に取り組んできたマエキタミヤコさん。「ほっとけない世界のまずしさ」など、様々なキャンペーンを打ち出した原点には、大学時代のバックパック旅行があると語ります。



映画レビュー 世界にひとつのプレイブック


最愛の人を亡くし、心が壊れた二人の男女が紡ぎだす人生のプレイブック(作戦図)。『ハングオーバー!』のブラッドリー・クーパーが、これまでとは180度違う役柄を演じました。躁うつ病を描きながらも、軽妙なコメディに仕上がっています。



国際記事 路上で生活しながら働く人々の極端な弱点を象徴する出来事―英国バーミンガム ビッグイシュー販売者殺される


1月にバーミンガム市内の繁華街で起きた事件について、オランダ在住の美術作家、タケトモコさんのリポートです。



この他にも、「ホームレス人生相談」やオンラインでは掲載していない各種連載などもりだくさんです。詳しくはこちらのページをごらんください。

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