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12月15日発売のビッグイシュー日本版253号の紹介です。

表紙はアーミル・カーン。特集は「お金こえる! 0円ネットワーク」。

リレーインタビュー 作家 中島京子さん
直木賞の受賞後、映画化も話題になった『小さいおうち』。また、最新作『かたづの!』が評判の作家・中島京子さん。人生最大のターニングポイントは、32歳の時、米国へ渡ったこと。それまで中島さんは「小説を書きたい!」という思いをもちながら、女性誌の編集部で忙しい毎日を過ごしていました。そのうちに「書けない理由」が積み重なってしまい……。

スペシャルインタビュー アーミル・カーン&ヴィジャイ・クリシュナ・アーチャールヤ監督
現在公開中の『チェイス!』で初来日を果たした、ボリウッドきっての大スター、アーミル・カーン。息もぴったりのアーチャールヤ監督とともに、インド映画界の今、インド社会について熱く語ります。

特集 お金こえる! 0円ネットワーク
お金がなければ生きていけない? 使い捨てのくり返しで、地球の資源が消えていく――。そんな社会は、もうたくさん。
今、「所有」から離れて、資源を分かち合う「シェア(共有)」が人気を博し、さらに「必要なものを、お金で売り買いせずに、贈りあう」ムーブメント「0円ネットワーク」が、盛り上がろうとしています。
ベルリンには、商品がすべて0円というリサイクルショップ「システムエラー」がオープン。東京には、月2回の0円フリーマーケット「くるくるひろば」が出現。米国アリゾナ州で始まった、不用品などを贈りあうネットコミュニティ「フリーサイクル・ネットワーク」は世界に広がっています。
また、年に1度開催される野外フェスティバル「バーニングジャパン」は、参加者が「お金を使わない」というルールの下で集まり、3日間を過ごす新感覚のお祭り。
お金でなく「0円ネットワーク」で誰かとつながる世界に、あなたをご招待。

国際 レディオ・アフリカ。ロンドンから届け続けた、ジンバブエの人々の生の声
今年8月、惜しまれつつ放送を終了した「SW(短波放送)Radio Africa」。13年間、ジンバブエ独裁政権の弾圧と闘いつづけた、亡命放送局の最後の日々です。

この他にも、「ホームレス人生相談」やオンラインでは掲載していない各種連載などもりだくさんです。詳しくはこちらのページをごらんください。

最新号は、ぜひお近くの販売者からお求めください。
販売場所検索はこちらです。

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こんにちは、ビッグイシュー・オンライン編集部です。


東田直樹さんの著書「風になる」が当たる:読者アンケートのお願い

いつもビッグイシュー・オンラインを閲覧していただき、本当にありがとうございます。1年ぶりに読者アンケートを実施いたしますので、ご協力のほどをよろしくお願いいたします。

ささやかながら、アンケート協力のお礼として、ビッグイシュー本誌でも連載中の東田直樹さんの著書「風になる」を3名の方にプレゼントさせていただきます。プレゼントの抽選に参加する場合は、アンケートフォームに個人情報をご入力ください(いただいた個人情報は抽選以外には利用いたしません)。

アンケートは下記URLからご回答いただけます。どうぞよろしくお願いいたします!

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ビッグイシュー・オンライン(BIO)独自イベント「BIO CROSS TALK」の第4弾を開催いたします。


申し込みページはこちら


世界を変えるウェブサービスコレクション

「BIO CROSS TALK」のコンセプトは「クロス」。世代、性別、価値観、コミュニティ…様々なものをリアルにクロスさせながら、新しい価値を生み出す場をデザインしていきます。 第4回は「世界を変えるウェブサービスコレクション」と称して、4人の起業家にプレゼンをしていただき、会場を巻き込んでお話を伺います。

  • 葬儀をもっとシンプルに:AmazingLife株式会社 篠原 豊氏
  • 不動産市場にイノベーションを:イタンジ株式会社代表 伊藤 嘉盛氏
  • NPOを応援する文化を創る:gooddo株式会社 下垣 圭介氏
  • アドテクノロジーで自殺を防ぐ:NPO法人「OVA」代表 伊藤 次郎氏

「BIO CROSS TALK」は、単なる座学ではなく、参加者のみなさまに交流の機会も提供いたします。登壇者はもちろんのこと、アンテナの高い参加者の方とも名刺交換をしていただけます。

ドリンク持ち込みも大歓迎(Bring Your Own形式)です。トークと出会いと飲み物を楽しむ、いつもとはひと味違った仕事帰りの夜をお楽しみください。

当日はこんな話が飛び出します

  • 業界の反発にどう向き合っているのか?
  • 市場をゼロから立ち上げる苦労と壁を乗り越える方法とは?
  • メンバーの見つけ方、チームの育て方は?
  • 事業をスケールさせる方法とは?
  • 資金調達の方法と、注意すべきポイント?

イベント概要:ドリンク持ち込み大歓迎です

日時:2015年1月9日(金)19:00-21:00

場所:渋谷駅徒歩3分・geechs株式会社内「21cafe」

http://geechs.com/sp_21cafe/

東京都渋谷区道玄坂1-14-6 ヒューマックス渋谷ビル

タイムライン:

18:45 開場

19:00 起業家によるプレゼン開始

19:45 会場を交えてディスカッション

20:20 懇親会(ドリンク差し入れ歓迎!)

21:00 終了


参加費:

社会人3000円

学生席1000円(5席)

*イベント収益は「ビッグイシュー・オンライン」の記事制作費に充てさせていただきます。

定員:30名

申し込み:こちらのサイトから参加者登録をしてください。

お問い合わせ:ビッグイシュー日本東京事務所 03-6802-6073




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ビッグイシューについて

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ビッグイシューは1991年ロンドンで生まれ、日本では2003年9月に創刊したストリートペーパーです。

ビッグイシューはホームレスの人々の「救済」ではなく、「仕事」を提供し自立を応援するビジネスです。1冊450円の雑誌を売ると半分以上の230円が彼らの収入となります。


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(2014年1月1日発売、THE BIG ISSUE JAPAN 230号より)


被災地「県民の声を無視するな」 特定秘密保護法 強行採決で県民の怒りやまず

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(県民代表全員が法案に反対を表明した公聴会(2013年11月25日 福島市))

 2013年12月6日深夜、永田町の国会正門前周辺で、多くの人々が反対のシュプレヒコールを上げるなか、参議院で特定秘密保護法が強行採決され、与党の賛成多数で可決、成立した。  これに先立ち、11月25日には福島市で同法案を審議する衆院・国家安全保障特別委員会による地方公聴会が開かれた。県民代表の意見陳述者7人全員が反対や慎重、廃案を求めたが、そうした被災地の意見を反映することなく、強行採決・可決へと突き進んだ。可決後も、強行採決に対する不満や批判はやまない。

 原発技術者として米ゼネラル・エレクトリック(GE)社で働いた後、東北エンタープライズ社(福島県富岡町/現在はいわき市に仮社屋)を起こした名嘉幸照さんは、「福島第一原発事故が起きたのも、現場の労働者に対して『原発の安全性について話してはいけない』というプレッシャーがかかり、萎縮が起きたためだ。法施行により、各電力会社は労働者に誓約書を書かせて、ますます情報を外部に出さないようにするだろうが、それは安全面からも、労働者を強制的にコントロールするという面からも、大変なマイナスだ」と問題を指摘。そして「このような状況を次の世代に渡すのは忍びない」と落胆を隠さない。

 意見陳述者で、「権力は腐敗する。法案は時計の針を戻すものだ。廃案を求める」と訴えたのは、桜の聖母短期大学(福島市)の教授・二瓶由美子さん。「(公聴会は)最初からアリバイづくりだと思っていた。それでも、公の場で議論しないで秘密裏に進めていくようなやり方で大事なことを決めていっていいとは思わない。このような民主主義でいいのかと思い、当事者として意見を述べた」。そして「(政府や与党がいう)『原発事故に対する情報は公開。(原発の)テロ対策に対するものは特定秘密』といっても、その線引きは誰がどのようにするのか、誰もが疑問に思っている。だが法律は永久ではなく、政権交代で法律を廃止することも可能だ。これからが重要。絶対にあきらめないことが大切」と話す。

「原発事故で何が起きていたのか、事実を十分に知りたい」と願う福島県民。その前には厚い壁が立ちはだかっているが、決してあきらめない人々も確かにいる。

(文と写真 藍原寛子)


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こんにちは、ビッグイシュー・オンライン編集部のイケダです。現在路上で発売中のビッグイシュー日本版252号から、読みどころをピックアップしてお届けします。


韓国では、徴兵を拒否すると1年半の刑務所暮らしが待っている


本日ご紹介するのは、特集「戦争には、いきません 良心的兵役拒否者たち」。「兵役拒否」というあまり日の当たらないテーマを扱った、貴重な内容となっております。

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記事中では「特定秘密保護法に反対する学生有志の会(SASPL)」、韓国・米国・イスラエルの兵役拒否団体の紹介、そして兵役拒否の研究をしてきた京都女子大教授の市川ひろみさんのインタビューが掲載されています。オンライン版では、特に印象的だった韓国の兵役拒否団体「戦争のない世界」についてご紹介します。

まず、韓国の兵役の現状について。

男性に2年間の兵役が義務づけられている韓国では、徴兵を拒否すると1年半の刑務所暮らしが待っている。24時間をともに過ごす軍隊内ではいじめが蔓延し、3日に1人の割合で自殺者が出ているものの、良心的兵役拒否も代替服務制度も認められていない。

月の給与は1万円程度。携帯電話も持てず、インターネットのしようも制限されている軍隊生活だが、徴兵に行かないことは「就職できない」などの「社会的な死」をも意味する上、「誰もが通る通過儀礼を通っていないなんて」と差別と偏見に晒される

2003年、そんな韓国社会に兵役拒否団体である「戦争のない世界」が立ち上がりました。兵役拒否によって逮捕された人々の支援、代替服務制度の導入を訴える活動などを行っています。メンバーのイム・ジェソンさんはこう語っています。

「イラク戦争は私の世代で体験した初めての大規模な戦争でした。戦争の悪循環を断ち切るために自分に何ができるのか。そう考えた時、軍事技術や殺戮のための技術を学ばないこと、そういうもんを拒否することだと思いました」

韓国では徴兵拒否の罪状で逮捕されている若者が数多くいます。全世界で兵役拒否で投獄されているのは960人ほどで、なんとそのうち800人が韓国人。身近な隣国でそのような事態が起こっているというのは衝撃的な話です。

特集後半で市川ひろみさんが語っているように、世界的には徴兵制を廃止・停止する流れが進んでおり、フランスでは90年代半ば、イタリアでは2000年、ドイツでは2011年に徴兵制が廃止・停止されています。強制的な徴兵を「人権問題」として認識する動きも高まっており、「徴兵制」という仕組み自体が変革期を迎えているといえます。

徴兵制というショッキングな言葉は、日本でも決して他人事ではありません。ぜひ特集「戦争には、いきません 良心的兵役拒否者たち」を一読して、徴兵制に関する知識に触れてみてください。


252号では他にも、Gotchさんのスペシャルインタビュー、東田直樹さんの「自閉症の僕が生きていく風景」、ホームレス人生相談などなどのコンテンツが掲載されております。ぜひ路上にてお買い求めください!


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ビッグイシューは1991年ロンドンで生まれ、日本では2003年9月に創刊したストリートペーパーです。

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(2014年3月1日発売、THE BIG ISSUE JAPAN 234号より)

福島の高校生が「忘れな草」育て、首都圏の人々へ届ける

忘れな草 贈呈式写真1

震災から丸3年。「忘れな草」とともに、被災地の現状を忘れないでほしいと、福島県の磐城農業高校(いわき市)と、相馬農業高校(南相馬市)の生徒が育てた「忘れな草」を首都圏の人々にプレゼントする、「被災地を忘れない」というイベントが3月8日から都内で開催される。一般社団法人ほのぼの運動協議会(大河原毅理事長/東京都)の主催だ。 <

p>それに先立って、バレンタインデーの2月14日、苗を育てた磐城農業高校の生徒が協議会の作間由美子さん(副理事長/福島県伊達市出身)に忘れな草を贈呈した。

同校は震災後からプレハブの仮校舎で授業をしており、震災前6棟だった温室も4棟になった。この日の贈呈式の1週間前には豪雪で温室1棟が倒壊したが、2年生の小野梓さん、幕内奏美さん、小針梓さん、杉本望生さんを中心とした生徒たちはあきらめずに取り組んだ。

贈呈式で、小野さんら4人は「忘れな草の苗は本当にかわいい。育っていくのを見るのがうれしかった」と感想を述べた。農場長で教諭の坂井聖治さんは「私たちには越えなければならないことがたくさんありますが、こうして東京の方々と一緒に何かすること、これこそが絆になります。プロジェクトに参加できてよかったです」とあいさつ。担当教諭の太田理恵子さんは「生徒たちにとっても震災を振り返るきっかけになりました」と話した。

作間さんは「大変な環境のなかで、愛情をもって忘れな草を育てていただいたことに、ただただ感謝です。忘れな草は小さな花ですが、みなさんの思いや優しさが伝わり、多くの人に喜びを与える花になるでしょう」と謝辞を述べた。

忘れな草に、宮城県南三陸町で磨いたホタテ貝の貝がらとメッセージを添えて、3月8、9日の両日、午前11時から午後3時まで、東京都中央区銀座のKAORUKOフローリスト銀座前、同16日は午前10時から午後5時までの予定で、代々木公園での「アイ・ラブ・アイルランド・フェスティバル」のブースで配布する。

(文と写真 藍原寛子)


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前編「問題を抱える10代の子どもたち。彼らに「WYSH(ウィッシュ)教育」を行う木原雅子さん」を読む


 そこで04年からは、いじめについての調査も開始。その時点で子どもたちにとって一番問題となっていることは何か、それを解決するためにはどうしたらいいのか。そう考えるうちに、取り組むテーマはどんどん広がっていった。

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<ビッグイシュー・オンラインでは社会変革を志す個人、団体のイベントをご紹介しています。詳細については、イベント主催者にお問い合わせください。>




若者を応援し、日本社会の未来をつくる「若者政策提案書」発表シンポジウム



【日時】2014年12月14日(日)14時~17時(13時半より受付開始)
【場所】損害保険ジャパン日本興亜 本社ビル2F 大会議室
〒160-8338 新宿区西新宿1-26-1(最寄駅:新宿駅西口より徒歩10分)

【定員】250名(先着順)
【参加費】1,000円(「若者政策提案書」「若者応援プログラム集」等、資料代含む)

※当日受付にてお支払いください。

【お申込み方法】下記HPのお申込みフォームよりお申し込みください。
http://www.bigissue.or.jp/activity/info_141214wakamonoform_1.html


【シンポジウム内容】

当日配布する「若者政策提案書」をもとに、以下のテーマで話し合います。

第1部 問題提起 「いま、なぜ若者政策が必要か?」
宮本みち子委員長(放送大学 副学長)
第2部 発題 「これからの若者政策のあり方」―若者政策提案・検討委員会より
宮本みち子委員長(放送大学 副学長)/青砥恭委員(NPO法人さいたまユースサポートネット代表)
/白水崇真子委員(一般社団法人キャリアブリッジ代表理事)/高橋温委員(NPO法人子どもセンターてんぽ理事)
/津富宏委員(静岡県立大学教授NPO法人青少年就労支援ネットワーク静岡理事長)
第3部 市民討論 「みんなで語ろう! 若者政策」
・特別発題:地域若者サポートステーション利用者1,200人の調査から見えてきたこと(佐藤洋作さん、原未来さん/NPO法人文化学習協同ネットワーク)
・参加者による自由討論

【主催】若者政策提案・検討委員会/認定NPO法人ビッグイシュー基金
【開催協力】損害保険ジャパン日本興亜株式会社

【お問い合わせ窓口】
ビッグイシュー基金 担当:瀬名波(せなは)、中村
TEL:03-6380-5088
E-Mail:tokyo@bigissue.or.jp
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