(2012年4月1日発売、THE BIG ISSUE JAPAN 第188号より)





Sekaitanshin logo2012





中国、共産党が警告 「党員は宗教を信じてはいけない」



中国共産党中央統戦部常務副部長の朱維群氏が党の機関誌で、宗教信者となっている党員がいる実態を危惧し、「党員は宗教を信じてはいけない」と警告した。

警告の理由は三つあり、一つはマルクス・レーニン主義の指導的地位が揺らぐこと。二つ目は党員が宗教組織の指導者となって宗教団体の力が増大すると党の分裂を招くこと。三つ目は党員が宗教の代弁者となるのは必至であり、特定の宗教の優遇は平等を欠くこと。

実際、地方では寺院改修などの政府の宗教的業務に宗教団体が関与し、混乱を招いているという。

だが、一般の国民には憲法で信教の自由が認められているので、矛盾を指摘する声が党内外からあがっている。朱氏は最後に伝統的宗教の影響が強い少数民族居住地では、党員は風習などに柔軟であっても、思想上は迎合してはならないと締めくくっている。

(森若裕子/参照:求是、中国共産党新聞網、Voice of Tibet)


    このエントリーをはてなブックマークに追加

(2007年7月15日発売、THE BIG ISSUE JAPAN 第76号より)


小笠原昌憲さんに聞く伝統的な在来工法のセルフビルド



やんなきゃ損。100万円で家は建てられる。
自分でやったという達成感が宝。

小笠原昌憲さんは、2間×3間(6坪)の家なら、1人の手でおよそ1ヶ月、100万円ほどの予算で建てられると語る。それも、日本の伝統的な在来工法で。小笠原流セルフビルドの極意とは?


続きを読む
    このエントリーをはてなブックマークに追加




(2012年3月1日発売、THE BIG ISSUE JAPAN 第186号より)





Sekaitanshin logo2012





中国、「大学生村官」の活路は?



「大学生村官」とは、政府から派遣され、農村部で技術指導や管理などを担当する大卒者で、任期は通常3年である。2009年から中国政府は「大学生村官」派遣事業を全国展開し、「1村当たり2人の村官」を目安に現在22万人派遣されている。

この事業の目的は、農村への人材供給、リーダー育成などがあげられるが、大卒者の就職難緩和策としての効果が最も注目されている。派遣先は出身地かその近隣が優先されるので、比較的スムーズに現地に順応しているという。

問題は任期満了後の進路である。ある調査では、回答した大学生村官の68パーセントが公務員試験を受ける意向を示した。しかし、公務員やそれに類するポストは限りがあるので、彼らは再び就職難に直面することになる。

大学生村官の中には、特産品の販路拡大に成功した人もいるし、着任後に始めた野菜の温室栽培が軌道にのり、任期継続を決めた人もいる。今後、現地に残って創業する人が増えるかどうかがこの事業の鍵となりそうだ。

(森若裕子/参照:大学生招聘網、南方日報、新華網)


    このエントリーをはてなブックマークに追加




(2012年5月1日発売、THE BIG ISSUE JAPAN 第190号より)





Sekaitanshin logo2012




ドイツ、フェアトレードのしわ寄せが店員の賃金に?



自然派農法の食品や、環境に配慮した生活用品などと並んで、フェアトレードのコーヒーやチョコレートの販売を行っている「ビオ・スーパーマーケット(Bio-Supermarkt)」と呼ばれる自然派スーパーの従業員の賃金が、実は小売店の協定基準を大きく下回っていることが明らかになり、物議をかもしている。

ベルリンを中心に26店舗を展開し500人の従業員をかかえるビオ・スーパーの場合、見習い1年目の給与が月520ユーロ。2年目からは600ユーロとなるが、通常の小売店での協定基準給与額は1年目が594ユーロ、2年目は670ユーロとなっている。また、協定基準でのレジ係の時給が10・65ユーロなのに対し、ビオ・スーパーでは7・50ユーロ。

ビオ・スーパーは国内で増加傾向にあるため「過当競争から値下げを余儀なくされているのが現状」と専門家は分析。またヴェルト紙は、このことがこれまで取りざたされなかった理由として「ビオ・スーパーの従業員は自分自身が高い給与をもらうことよりも、アフリカのコーヒー農園の労働者に正当な賃金が支払われているかどうかに関心がある」と指摘している。

(見市知/参照: Die Welt)


    このエントリーをはてなブックマークに追加


e4d38704dc372debc469a06b37ca4ad4



つい口をすべらせてしまいます。どうすれば口が堅くなるでしょうか



友達といる時やバイト先で楽しくしゃべるのが好きです。ただ、ついつい調子がよくなると口がすべってしまい、言わなくていいことまで言ってしまったり、秘密にしておくべきことをバラして怒られたりします。「おもしろい人」とはよく評価されるのですが、いまいち信用を失っている気も。どうすれば口が堅くなるでしょうか。

(24歳/男性/フリーター/兵庫県)


いやあ、僕とそっくりやなあ! 気持ちもすごくよくわかるわ。きっとサービス精神が旺盛でにぎやかし屋で、話がウケないと気がすまない芸人タイプなんやと思います。人様を喜ばせようと思うあまり、ついつい、いらんことを口走っちゃうの。僕もおもしろく言わなきゃいかんと思って、いろんなことを付加しちゃうから。

「このコップきれいやなあ」と言えばすむところを「これに醤油入れたらおもろいやんけ!」そういうどうでもいいことを言っちゃう。冗談で「性格悪いよ、お前」って言ったら、本人がぶちっとキレたり。

要するに、もう失言をしとるわけだ。俺はKYって言葉は嫌いなんやけど、そうなってしまってる状態。

それに「ここだけの話よ」と言われると、余計にしゃべりたくなるもんな。でもそういうもんは胸の内にしまっておくもんで、べらべらしゃべるもんじゃない。このままいくと友達をなくすことにもなりかねないし、フリーターであっちゃこっちゃの現場に行って、そこで仕入れた情報を他の会社に流した日にはエラいことになる。

頭にポンっと浮かんだことをぶつけて、おもしろいことを言える人がいるけど、頭の中で計算して言える人に限る。こう言ったらこの人は気を悪くするなっていうことは、絶対言わないものな。

あなたもきっと頭に浮かんだことがそのまま口をついて出てしまうタイプなんだろうけど、言っていいことと悪いことの区別がつけれるようになるまで、一つ練習をしてみるのはどうでしょう。

人としゃべっていて、「あ、言いたい!」と思った時に、10数える。その間に、この話題や言葉は口にしていいものかどうかが選択できる。盛り上がるか盛り上がらないかもそうだし、ギャグも練り直すっていうこともせなあかんから。

タイミングを逃したって、そんなもんいい! 

それに相手の表情とか癖とか、今まで見えてなかったいろんな部分も冷静になることで見えてきたりする。

「こいつこのごろ口が堅くなったな」「話がおもしろくなったな」って評価されるようになったらしめたもの。もっと落ち着いて頼りにされる大人に「へーんしーん!」できると思いますよ。

(大阪/N)

(THE BIG ISSUE JAPAN 90号より)


    このエントリーをはてなブックマークに追加




Genpatsu

(2013年1月1日発売、THE BIG ISSUE JAPAN 206号より)




事故続きで17年間動かない「もんじゅ」廃炉を申し入れ



「もんじゅ」を廃炉へ!全国集会が昨年12月8日に、地元敦賀市で開催された。この日は95年に「もんじゅ」でナトリウム漏れ火災事故のあった日。以来毎年、全国集会を開催してきた。




「もんじゅ」が間近に見える白木浜で集会を行ったあと、原子力研究開発機構へ「もんじゅ」の廃炉を訴えて申し入れを行った。その後市街地へ移動して、きらめき港館にて屋内集会を開催した。一連の行動には約800人が参加した。選挙運動に走り回っている人も多い中で、よく集まってくれた。

筆者も主催団体の一員として、折からの強風で到着できなかった発言予定者の活断層問題にも触れながら、研究炉として存続させる計画の愚策と、危険性と無駄遣いを避けるためには廃炉しかないと訴えた。




「もんじゅ」は新しいタイプの原子炉で、プルトニウムを燃料に使い、消費した以上のプルトニウムを作り出すことを目指したもので、高速増殖炉と呼ばれる。「夢の原子炉」といわれることもある。「もんじゅ」は実用2段階前のもので、発電が可能かを探るための原型炉だ。高速増殖炉を実用化できた国は世界を見渡してもどこにもなく、技術的に開発の困難なもので、開発は「夢」でしかない。どの国もナトリウム漏れ事故を一度ならず起こしている。




「もんじゅ」は8年の歳月と約6000億円の巨費を投じて91年に完成、電気出力は28万キロワットである。機能試験を経て95年8月に発電に成功したが、その4ヵ月後、40パーセントの出力で試験運転中に上記の事故を起こしたのだった。

以来、17年間原子炉はまともに動いたことがない。2010年5月に0パーセントの出力で試験運転を再開したものの、8月にトラブルを起こして、試験が中断したままだ。止まっていてもナトリウムを液体状に保つため、毎日5500万円の維持費がかかっている。

事業仕分けで3度も見直しを求められた。試験の継続に合意が得られていないのだ。




集会の前日には福井県、越前町、敦賀市へ地元自治体として安易に運転再開に同意しないよう申し入れた。新しい安全基準が13年7月に決まり、これに基づいて安全審査されるが、それだけでは十分でない。施設直下に2本も活断層が走っている。また、破砕帯が施設を直撃している 。これらが連動して動けば、施設は破壊され、最悪の場合には関西圏が壊滅する恐れがある。






伴 英幸(ばん・ひでゆき)

1951年、三重県生まれ。原子力資料情報室共同代表・事務局長。79年のスリーマイル島原発事故をきっかけとして、脱原発の市民運動などにかかわる。89年脱原発法制定運動の事務局を担当し、90年より原子力資料情報室のスタッフとなる。著書『原子力政策大綱批判』(七つ森書館、2006年)









    このエントリーをはてなブックマークに追加





e784baaca3cfd41297f2d72d49e84938





自分の仕事が本当に「社会」の役に立っているのか、時々不安になります



働き始めて3年になりますが、自分の仕事が本当に「社会」のためになっているのか、時々不安になります。金融機関で働いているのですが、貸したお金で土地を買ったりビルを建てたりという話ばかりが耳に入り、そのたびに「いらないものを作ったり建てたりすることに、加担しているなぁ……」と悩む毎日です。贅沢な悩みではあるのですが、こんな気持ちに対してどう折り合いをつけてゆけばよいでしょうか?

(男性/26歳)





物を建てたり、動かしたりするためにはお金って存在がいるよなぁ。僕は持ってないからさみしいけどハハハ。

そういう資金を貸し出す仕事をするのは間接的に世の中の役に立っていると思うんだけれど、例えば、超高層のマンションのいい景色が見える部屋に家族を住まわせたいという人もいたりすると思う。

この人は、仕事自体は順調やけど、物事のとらえかたで壁にぶち当たってしまって悩んでいるのだと思う。「何か社会の役に立ちたい」なら、自分がこの会社の何に向いているのか?どういうかたちで役立ちたいのか?といったことをお茶でも飲んでゆっくりと考えてみたらどうでしょうか?あなたの仕事でいうと、融資したお金がどういうかたちで活かされたら自分が満足するのかとか。




それを整理する一つの方法は、何に悩んでいるかを目に見えるかたちにすること。紙の上に自分を書いて、そこから放射線状に線をのばして、書き出していく。

例えば「これに時間とられるのがいやだ」「これはこうしたくない」とか。自分のグラフを作るんです。そしたら一目瞭然で「しょうもないことで悩んでるなあ」「これは重要やんけ!」といったことがわかる。

それに優先順位をつけて、次は具体的にどうするのかをまた線をひいて書き出す。そうするとおのずと考え方ってまとまってくる。




この仕事をじっくり続けていくのか、会社の中で配置転換を求めるのか。例えば、金融業でも外回りの仕事は、街の商店街のおじさんやおばさんを相手にして集金してくるわけやろう? 

「○○信用金庫です。今度こういう商品が出ました」って。そういう仕事の方が向いているかもわからへんしね。大企業への貸し付けではなく、個人にかかわっていく部門に異動願いを出すとか。

別の部門に行ったらもっと力を発揮できるかもわからんし。まったく選択肢がないわけじゃない、選択の幅を広くして自分の仕事を捉えてみたらどうやろうか。




僕も社会人になって働き始めたときは、この人と同じように悩んだこともあったけど、5年10年と続けたときに、よくやったなぁと思えるときがきっとくる。もう少し肩の力を抜いてほしいなぁ。ぼくは抜けっぱなしだけど。そのうち、ひょっとしたら、世直しもできて納得のいくプロジェクトにかかわる機会が巡ってくるかもしれんからね。

(大阪/N)





(THE BIG ISSUE JAPAN 89号より)




    このエントリーをはてなブックマークに追加




こんにちは、編集長のイケダです。

先日実施した読者アンケートでは、「ビッグイシューは立ち読みができないので買うのを躊躇してしまう」という声をいくつかいただきました。そんな声にお答えして、オンライン版限定で、現在発売中の最新号の「読みどころ」を勝手気ままにピックアップするコーナーを始めたいと思います。




「レイブル」を知っていますか?



スクリーンショット 2013 02 02 16 11 43
(NPO法人スマイルスタイルウェブサイトより)

独断と偏見で選ぶ、2月1日発売の第208号の読みどころは、ずばり「レイブル」というキーワードでしょう。みなさんはこのことば、知ってましたか?




「レイブル」とは、「レイトブルーマー」、すなわち「遅咲きの若者たち」、もっといえば「ニートのなかで働く意志を持ち行動を起こしている若者たち」を指すことば。大阪のNPO法人スマイルスタイルが彼らの取り組みのなかで提唱している概念です。




第208号で主に紹介されているのは、スマイルスタイルが実施する「大阪レイブル超就活」について。「大阪レイブル超就活」は、大阪府内の一般企業・介護事業所と連携し、1ヶ月間のインターンシップを経て、就労をねらう支援プログラムです。

昨年7月に始まった本プログラム、25人が一般企業での職業体験にトライした結果、現場での働きが認められ、正式採用に至るケースも生まれています。

誌面では受け入れ先企業2社のインタビューも掲載されており、いわく「人材採用という側面はもちろん、社員教育や職場風土の見直しにつながる良い機会になっている」とのこと。企業側にも「レイブル」のインターン受け入れはメリットがあるわけですね。




特に印象的なのは、スマイルスタイル代表の塩山さんのことば。

就労も通学もしていないニートは、一般には働く意志のない「怠け者」と思われがち。だが、実際は「ニート状態にあっても、働きたいという意欲をもち、就職活動に向けた行動を起こしている人が少なくない」と塩山さん。


十把一絡げに「ニート=怠け者」というレッテルを貼るのは違う、ということなのでしょう。「自己責任」ということばで排除するのではなく、社会・会社側が一定の責任を引き取り、彼らを包摂する努力をすべきだと感じました。




本誌では紹介されていませんが、同じく若者の就労支援に取り組む東京都のNPO「育て上げネット」代表、工藤啓さんが書籍「大卒だって無職になる」で書かれていた主張を思い出しました。208号の特集に関心がある方は、こちらの書籍もおすすめですよ。

残念ながら、まだまだ若者を支える活動への世間の風当たりは強い。つまずき、傷つき、立ち止まってしまっている若者に突きつけられる「自己責任論」、いまだ根強い「気合いと根性」の言葉。

でも、もうそんなことを言っている時間はないし、彼らを支援することは社会が前進することなのは間違いないのだから、「支援しない」「放置する」という選択肢を選ぶようなことは、とてももったいないことなのだ。






特集「若者就労支援の最前線」ではスマイルスタイルだけではなく、静岡のNPO法人「青少年就労支援ネットワーク静岡」の取り組みも詳しく紹介されています。

雇用問題に関心がある方は必読ですので、ぜひ路上にてお買い求めください。販売場所はこちらから調べることができます。


スクリーンショット 2013 02 02 16 35 14



    このエントリーをはてなブックマークに追加




Genpatsu

(2012年12月15日発売、THE BIG ISSUE JAPAN 205号より)




大間原発の建設続行、対岸市町はじめ大きな反対の声



福島原発事故によって中断していた大間原発の建設が10月から再開されている。政府が建設を止める法律はないとの認識を示したため、再開となった。ただ、今後つくられる新しい安全基準に合格する必要はある。




11月14日に超党派の国会議員でつくる国会エネルギー調査会で、同原発の事業者であるJパワー(電源開発株式会社)から同原発に関する説明を聞き、経産省からも考えを聞いた。

新基準に適合するために追加的な工事が必要になるだろうことを承知で建設を再開したとJパワーはいう。なぜ新基準を待てないのかの明瞭な答えはなかった。

同社によれば、現在の工事進捗率は36・7パーセント。参加者からは他電源への転換を考えるべきとの意見が出ていた。筆者もまったく同感だ。というのは、同社は高効率の火力発電技術をもっているからだ。これから原発を作ることに何らメリットはなく、むしろ放射能のごみという厄介な問題を抱え込むだけと考えるからだ。

Jパワーによれば、大間原発の建設を進める理由は電力需要の拡大が予想されるからだという。計画停電や原発停止によって、消費者の節電意識が高まり、大きな成果をあげていることを私たちは実感している。需要の拡大には極めて大きな疑問をもつ。




この日の会合には、大間原発の対岸に位置する北海道から参加があった。説明に使われた写真では、大間原発の立地点から函館市の夜景が間近に鮮明だった。工藤壽樹函館市長、高谷寿峰北斗市長、中宮安一七飯町長らが非常に強い口調で原発建設に反対の意見を述べた。

Jパワーにとっての顧客は電力会社なので、消費者への対応は不慣れで横柄に感じられた。市町村への事前説明と話し合いはなかったそうだ。防災対策の範囲が30キロに拡大されるが、工藤函館市長は避難計画をつくるより建設をやめるべきと、まっとうな主張だ。




他方、経済産業省の核燃料サイクル産業課は、大間原発に期待しているようだ。この原発は大規模なプルサーマルが可能だから、六ヶ所再処理工場の運転とつなげているのだ。2030年代に原発ゼロを目指す方向で再処理をやめるべきところ、原発の建設で解決しようとしているわけだ。向いている方向が真逆だと言わざるを得なかった。






伴 英幸(ばん・ひでゆき)

1951年、三重県生まれ。原子力資料情報室共同代表・事務局長。79年のスリーマイル島原発事故をきっかけとして、脱原発の市民運動などにかかわる。89年脱原発法制定運動の事務局を担当し、90年より原子力資料情報室のスタッフとなる。著書『原子力政策大綱批判』(七つ森書館、2006年)









    このエントリーをはてなブックマークに追加

このページのトップヘ