人間の暴力性と可能性 ドメスティック・バイオレンスを描く映画
相手を思っての「愛」と勘違い、コンプレックスと背中合わせの歪んだ暴力、煩悩とともに生き右往左往する人間。人間の暴力性と可能性を問い直す映画たちのご紹介。
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相手を思っての「愛」と勘違い、コンプレックスと背中合わせの歪んだ暴力、煩悩とともに生き右往左往する人間。人間の暴力性と可能性を問い直す映画たちのご紹介。
Q:18歳から3年間一人暮らしをしていました。まわりの友だちが結婚したり実家へ帰ったりして、寂しく感じた頃、マンションの更新時期も重なり、同棲を始めました。今年で交際4年、同棲して2年目。そろそろまたマンションの更新時期です。4年もつき合って結婚もない今、このまま関係を続けるか、一人暮らしに戻るか迷っています。寂しいから一緒にいるのって、本当の愛じゃないかもしれない。
一人で生きていくのって寂しくないですか? 本当の愛って何ですか?(23歳/女性)
DVというと夫婦だけの問題と考えられがちだが、結婚していない若いカップルの間でも「デートDV」と呼ばれる暴力行為が行われている。2002年に「アウェア」(aware)を設立し、加害者の男性が自分のDV行動に気づき、暴力を克服する再教育プログラムを実施している山口のり子さんに話を聞いた。
Q:明るくて優しかった母が倒れて寝たきりになり、言葉を発するのも難しくなり、最近はぼけも進んでいるようです。
母に頼りきりだった父は、母の近くに来ようともしません。
兄も似たようなもので、私が一人で介護をしていますが、家族に怒りを感じ、最近は話もあまりしません。
弱ってゆく母を見ているのはいたたまれず、いっそ一緒に死にたいと思ったり。
そんな自分に自己嫌悪し、父や兄を恨んだりもします。
自分の未来を考えると、何のために生きているのかと思うこともよくあります。 (30代女性・無職)
自閉症は発達障害の一つだが、30〜40年前は母親の育て方にその原因を求める母親原因説が猛威をふるっていた。
そのなかで成長期を送った森口奈緒美さんは、能力のアンバランスさや協調性のなさを、障害のためではなく性格のせいとされ、学校では叱責と矯正の対象となり、同級生からはいじめられた。
森口さんの著書『変光星』などを読めば、アスペルガー症候群の著者が幼少期から学校という環境でどのように生きざるをえなかったのかがありありと描かれ、読者は自閉症者の内的世界を初めて知り、衝撃を受ける。
そんな森口さんから、社会へのメッセージである。
伴 英幸(ばん・ひでゆき)
1951年、三重県生まれ。原子力資料情報室共同代表・事務局長。79年のスリーマイル島原発事故をきっかけとして、脱原発の市民運動などにかかわる。89年脱原発法制定運動の事務局を担当し、90年より原子力資料情報室のスタッフとなる。著書『原子力政策大綱批判』(七つ森書館、2006年)
Q:浪費癖があり、貯金というものができません。
短大を卒業して働き出して3年目ですが、お給料をすべてブランド物につぎこんでいます。
物を買うことでストレスを発散しているような感じです。
どうしたら、こんなことをやめることができるでしょうか? (23歳/女性)