路上販売だけじゃない。ビッグイシューの販売者の“小商い”、「発送業務」をご紹介 2023/08/19 有限会社ビッグイシュー日本では、路上に立つ販売者からの雑誌購入が難しい方のために「定期購読(1年間)」と「図書館購読」という制度をご用意しています。また、2020年4月からは「コロナ緊急3ヶ月通信販売」がスタート(現在は「販売者応援3ヶ月通信販売」に変更)。全国各地のお客さまに雑誌の発送作業を行なうのが、販売者の仕事のひとつになっています。(参考 https://www.bigissue.jp/2022/09/24354/)続きを読む
殺人レベルの酷暑はこれからも続くー健康・生活・経済の前提が変わっていく未来 2023/08/17 日本では熱中症による救急搬送数が過去最高を記録したとのニュースが流れたが、世界中の国々も記録的な熱波に襲われている。中国では過去最高気温を記録(2023年7月に52度)し、米国の広範囲で高温に関する警告・注意報が、ヨーロッパでも「ケルベロス高気圧」や、とりわけ南欧エリアには「カロン高気圧」が大きな脅威をもたらしている。欧州の保健機関が先週発表した推計によると、欧州では、2022年に発生した一連の熱波により6万人以上が熱中症で亡くなり、とくに死亡率が高かったのはイタリア、ギリシャ、スペインだった。 続きを読む
一歩踏み出すことで、ポジティブな変化が生まれる「もう一歩、外に。」アウトドア・フットウェアブランド KEEN 2023/08/15 15年前から、ビッグイシューとの交流が続いているアウトドア・フットウェアブランドのKEEN。その軌跡を振り返りながら、KEEN JAPANのヒルダ・チャン代表と高木雅樹さんが、原点にあるものづくりに対する考え方や社会貢献活動「KEEN EFFECT」について語った。続きを読む
8月15日発売の『ビッグイシュー日本版』461号、表紙は「フジコ・ヘミング」、特集は「こころに、自然を取り戻す」 2023/08/14 2023年8月15日発売のビッグイシュー日本版461号の紹介です。 表紙は「フジコ・ヘミング」、特集は「こころに、自然を取り戻す」です。続きを読む
国民の大半が電子行政システムを信頼しているエストニア。その圧倒的デジタル化状況 2023/08/13 北欧の小国エストニアは、2023年3月5日に実施された 国民議会選挙でデジタル的に大きな節目を達成させた。インターネット投票した人が初めて、有権者の半数を超えたのだ。政治学者として選挙制度を研究しているウェストバージニア大学政治学教授エリック S.ヘロンが『The Conversation』に寄稿した記事を紹介する。続きを読む
野生動物獣医になると誓って23年。ようやくケニア野生動物公社から「麻酔銃」受け取る 2023/08/11 ケニアのマサイマラ保護区(※1)で小型飛行機を自ら操縦し、ゾウ密猟対策活動や野生動物の保護に奔走する滝田明日香さん。象牙・銃器の探知犬、密猟者の追跡犬とともに保護活動している。そんな滝田さんが23年かけ、外国人として念願の「ケニア野生動物公社からの野生動物治療許可」を得るまでのプロセスについて語る。続きを読む
公正・持続可能性に寄与する仕事「グリーンジョブ」人材のニーズが高まるも、教育が追い付いていない現状 2023/08/09 気候や環境を守らねばとのプレッシャーが高まるなか、「グリーンジョブ」の需要が高まっている。しかし、世界的にはスキル不足が懸念されている。地球環境の保全や復元に寄与する仕事「グリーンジョブ」は、今後、世界的に大きく増えると予測されている。化石燃料産業の縮小とグリーン投資*1の拡大を背景に、クリーンエネルギー*2 と自然保護の分野だけでも、今後10年で数千万人規模の雇用が生まれる可能性がある。グリーンジョブとは具体的にどんなスキルが求められ、どんな役割を担い、どこで雇用が生まれるのか。公正な賃金は支払われるのかーー。「こうした疑問に答えていかなければ、“公正な移行”という目標を達成するのは難しいでしょう」と指摘するのは、世界のエネルギー転換に取り組む米シンクタンクRMI(Rocky Mountain Institute)のシニア戦略部長ニック・ペスタだ。続きを読む
目を逸らされ、無関係とされる経験から身をもって学ぶ―成城大学「道端留学」レポート 2023/08/06 有限会社ビッグイシュー日本では、ホームレス問題や活動への理解を深めるため学生や社会人向けの研修プログラム「道端留学」を提供しています。販売者やスタッフの講義に加え、路上で雑誌を販売する体験がセットになったプログラムです。この「道端留学」のプログラムを、成城大学では、2016年からキャリアデザイン科目として取り入れていただいています。2023年は、6人の文芸学部の学生さんたちが道端留学のプログラムに参加、東京事務所長の佐野によるホームレス問題についての講義を聴講、その1週間後に路上でのビッグイシュー販売体験をしました。 続きを読む
人口8,400万のドイツで、約7万8千人の成人女性がホームレス状態。必要な支援とは 2023/08/04 昔は、“ホームレス”というと、世捨て人のような風貌をイメージしたものだが、昨今のホームレスの人たちの中には、パッと見て困窮しているとわかりづらい人も多い。下記に紹介する2人の女性もそうだ。ドイツ・シュトゥットガルトの女性向けドロップインセンター「Femmetastisch」(カトリック系の女性向け社会事業、の意)で住宅緊急支援部長を務めるイングリッド・ストールに話を聞いた。続きを読む