毎日20人以上が路上で亡くなる米国の真の悲劇 2023/03/16 米国では毎日少なくとも20人が、路上やテント、車中など、ホームレス状態で亡くなっている*1。ストリートペーパーの国際的ネットワーク「INSP(International Network of Street Papers)」の北米支部ディレクターで、20年以上にわたりストリートペーパー事業や住宅支援などホームレス問題の最前線で活動してきたイズラエル・ベイヤーが、米国の「真の悲劇」という題で文章を寄せた。続きを読む
3月15日発売の『ビッグイシュー日本版』451号、表紙は「きかんしゃトーマス」、特集は「装いサステナブル」 2023/03/14 2023年3月15日発売のビッグイシュー日本版451号の紹介です。 表紙は「きかんしゃトーマス」、特集は「装いサステナブル」です。続きを読む
災害から「逃げられない人」を減らしたい。東日本大震災の経験から誕生、世界初の車椅子・補助装置「JINRIKI」 2023/03/11 2011年の東日本大震災時、被災3県での障害者手帳保持者の死亡率は全住民の約2倍で、死者数の約6割を占めていたのは65歳以上の高齢者だ。災害時に支援が必要な人をどう避難させるかが大きな課題となっている中、その手段の一つとして注目を集める「JINRIKI®」開発者の中村正善さんに話を聞いた。続きを読む
企業は「社会的調達」の検討を!即効性のある社会インパクトをもたらす豪ビッグイシューの女性支援事業「ウィメンズ・ワークフォース」 2023/03/09 家庭内暴力に苦しむ専業主婦にとっては、「暴力に耐える」か「家を出る」かの二択になりがちだ。そこでビッグイシュー・オーストラリアでは、路上での雑誌販売と並行して、ホームレス状態の女性支援「ウィメンズ・ワークフォース(Women’s Workforce)」という事業を行っている。事業内容や成果について、マーケティング責任者のシモネ・ブサヤに話を聞いた。続きを読む タグ :オーストラリア
巨大企業が隠蔽するPFAS汚染を暴いた映画『ダークウォーターズ』。モデルとなった弁護士ロバート・ビロットに聞く 2023/03/07 環境汚染と深刻な病との因果関係を暴露し、巨大化学企業デュポン社に数億ドルの賠償金を支払わせた弁護士ロバート・ビロット。巨大企業との闘いは、映画『ダークウォーターズ―巨大企業が恐れた男』にもなった*1。昨今、沖縄や東京・多摩地域、大阪・摂津市などでも汚染が問題になっていることを受け、映画公開時に『英ビッグイシュー』誌に掲載されたビロットのインタビュー記事(2020年2月掲載)を紹介する。続きを読む
「お金がないなら、罪でも犯して刑務所に入ろうとは思わなかったのですか」―高校生からビッグイシュー販売者へ質問 2023/03/04 有限会社ビッグイシュー日本では、ビッグイシューの活動やホームレス問題への理解を深めるため、高校や大学へ出張講義をさせていただくことがあります。今回ビッグイシュー日本スタッフ・吉田と、販売者の進藤さんが向かったのは、大阪府立吹田高等学校。「総合的な探究」の授業でお話させていただきました。続きを読む
ウクライナに留学していた学生たちの今 2023/03/02 ドイツに入国したウクライナ難民は、一時的な在留許可を取得でき、就労または教育が可能となる措置が取られている。だが、この権利を享受できていない人たちがいる。“ウクライナのパスポートを所持していない人”たちだ。ドイツ連邦内務省の試算では、ウクライナから避難してきた人々の約3%が該当し、その多くはヨーロッパ以外の国々からウクライナに留学していた学生たちだ*1。ドイツ・ハンブルクのストリートペーパー『ヒンツ&クンスト』が取材した。 続きを読む
3月1日発売の『ビッグイシュー日本版』、表紙は「スティーヴン・スピルバーグ」、特集は「ふくしまの12年」 2023/02/28 2023年3月1日発売のビッグイシュー日本版450号の紹介です。 表紙は「スティーヴン・スピルバーグ」、特集は「ふくしまの12年」です。続きを読む
失われた規制庁の独立性-原発の運転延長、経産省と規制庁が事前協議 2023/02/26 原子力発電所の運転制限にかかわる条項を「原子炉等規制法(炉規法)」から経産省所管の「電気事業法」に移す計画について、前回(446号)の原発ウォッチで報告した。この計画について、経産省と原子力規制庁(以下、規制庁)の間で事前に綿密な協議が行われていたことが内部告発で明らかになった。もはや規制庁の独立性は失われたという他ない。続きを読む