スタジオライカがストップ・モーション映画にかける情熱
オレゴン州ポートランド郊外にあるアニメ制作会社「スタジオライカ」(2005年設立)は、ストップモーションという撮影技法で知られる。長編映画『コララインとボタンの魔女』(2009年)でデビューして以来、これまでに5作品を公開してきた。
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栃木県那須塩原市のパン屋「Rakuda」が天然酵母でパンを焼き、ビッグイシューを売る理由
「天然酵母でつくるパンのおいしさを伝えたい」と話すのは、栃木県那須塩原市「Rakuda」を女性一人で切り盛りする山下三奈さんだ。今回は山下さんに、お店の特色や設立の経緯、ビッグイシューとの関わりについて聞いてみた。続きを読む
異なる世代と交流することで幸福度が高まる?世代間交流の重要性
カナダ・サスカトゥーン市(サスカチュワン州)にあるシャーブルック・コミュニティセンターでは、介護施設の入居者ハーブ(69歳)が小学6年生の生徒たちからファンキーなTシャツを贈られ、大いに盛り上がっている。ハーブと子どもたちは時間をかけて、関係を築いてきた。
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真夏の酷暑から販売者を守るために行っていること
「ビッグイシュー」の路上販売は、「ホームレス状態、連絡先・保証人・履歴書なしでも、誰でもすぐに始められる仕事」として、イギリスではじまりました。雑誌を仕入れて路上で対面販売する形をとることで、仕事を求めるホームレス状態の方に最速その日のうちにご案内することができます。これまでに登録者数は2031人、15億5,272万円の収入を提供してきました。(23年3月末時点)
しかし近年の夏は、猛暑日としてカウントされる日が年々右肩上がりに増えています。お客様からも「路上のビッグイシューの販売者が暑さで倒れないか心配」とご心配をいただくことが多くなりました。
この記事では、よく頂くご質問にお答えする形で、ビッグイシュー日本の猛暑対策としての取り組みについてご案内します。
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国と東電は漁業者との約束を守れー8月に“汚染水”の海洋放出を開始予定
福島第一原発の廃炉で発生している汚染水を海へ捨てる計画が進行している。政府は“処理水”と言い換えたが、多核種除去設備(ALPS)で処理してもトリチウムを含む30種の放射性物質が取り除かれるわけではない。薄まるとはいえ、放出が始まるとそれら放射性物質の放出が30年以上続く。海洋環境が放射能で確実に汚染される。
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無料低額診療事業の関係者がホームレス状態に至る背景とその生活を知る/京都保健会オンライン講義レポート
有限会社ビッグイシュー日本では、ホームレス問題や貧困問題、ビッグイシューの活動への理解を深めるため、企業や学校から依頼を受け、講義をさせていただくことがあります。
今回オンライン講義を企画してくださったのは、公益社団法人京都保健会(以下、同法人)の皆さん。同法人で運営している病院や診療所では、無料低額診療事業(医療費の支払いが困難な方に対して医療費を減免する制度)を活用しています。
(参考 :「無料低額診療」について )
今回は、同法人内の事務職員向けに行われた研修会「京都民医連を支える事務職員として今できること ~人権と公正の視点でいのちとケアが大切にされる社会の実現をめざして~」のメインプログラムとして、ビッグイシュー日本大阪事務所長・吉田耕一と、販売者の吉富さんがオンラインで講義をさせていただきました。
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アンティーク家具店の店主になる夢を実現させた元販売者
『ビッグイシュー英国版』の元販売者スティーブ・ワイアット(45歳)が、アンティーク家具の実店舗を持つという夢を実現させた。サポートしたのは、BBCの人気テレビ番組「ザ・リペアショップ*1」の司会者で家具修復家ジェイ・ブレイド(53歳)だ。
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「生徒に人権や道徳を教える上で、現場を体験しておきたい」と東京学芸大学教職大学院生/ビッグイシューの研修プログラム「道端留学」レポート
有限会社ビッグイシュー日本では、ホームレス問題や活動への理解を深めるため学生や社会人向けの研修プログラム「道端留学」を提供しています。販売者やスタッフの講義に加え、路上で雑誌を販売する体験がセットになったプログラムです。
今回「道端留学」を体験したのは、教育者を養成する東京学芸大学教職大学院で学ぶ4名。「総合的な学習などで、児童・生徒に社会課題や人権、道徳について考えてもらう授業を行う上で、まずは現場を知っておきたい」と、道端留学への参加を自主的に企画したそう。
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