特集:率直と希望―いま、YA(ヤングアダルト)文学
そこに並んだ書籍を手に取ってみたことはありますか?社会の激変にさらされる若者たちに向けて書かれた文学で、自分自身、家族、友達、恋、冒険、仕事、社会、戦争、歴史、未来、異世界、自然科学など、その広く深い世界は、若者向けにとどまらず、時に大人も救われるような率直と希望があります。
(略)
YA文学と聞くと、対象年齢より上の自分たち大人が読む本ではないと思う人も多いようです。
YA文学は大人が読むに堪える文学。
魅力的な大人が描かれているので、大人が若者にどんな言葉をかけたらいいのか迷うときにも参考になると思います。

若者とのコミュニケーションに悩む大人は、ぜひ本誌をチェックして、とっておきの1冊と出会っていただければと思います。
この特集に反応してくださった方を一部ご紹介。
ピーター・ディッキンソン著/唐沢則幸訳「エヴァが目ざめるとき」と、マイケル・モーパーゴ著/杉田七重訳「月にハミング」を借りてきた。どちらもビッグイシューのYA文学特集のエッセイでおすすめされてた本。暫くヤングアダルト文学にはまっちゃうかもな(笑) pic.twitter.com/NjIi4iBCJj
— ゆっけ (@_suzukakenoki_) 2016年10月5日
夫がビッグイシューを買ってきてくれて、ひさしぶりに読んだら、ヤングアダルト文学の記事が。赤木かんこさんのYA文学の定義に目が覚めるよう。単に絵本と大人向け小説の間にあるジャンルとしか思ってなかった。紹介されている本は全部読みたい。まだ何年も先にしかチビは読まないだろうけど。。
— 九条の豆 (@Fa_aQ) 2016年10月9日
Vol.296のビッグイシューのYA文学特集がすごく面白い!紹介されてるあれもこれも読みたくなる本ばっかり。特にピーター・ディッキンソンの「エヴァが目覚める時」はぜひとも読みたい一冊だ。 pic.twitter.com/5FV9VA9fAv
— mii (@Kokoschka1886) 2016年10月9日
人形町・甘酒横丁の交差点でいつもしょんぼりしている販売員から久しぶりに『ビッグイシュー』を買ったら「率直と希望―いま、YA文学」という特集がたいそう読みごたえがあった。https://t.co/DTvH1BGjtt pic.twitter.com/URU85XpZKG
— 畑中章宏@21世紀の民俗学 (@akirevolution) 2016年10月13日
ヤングアダルト文学に詳しい皆さんの関連本のご紹介
金原瑞人さん(翻訳家)
赤木かん子さん(児童文学評論家)
土居安子さん(児童文学研究者)
奥山恵さん
NPO法人「ガリレオ工房」滝川洋二さんと土井美香子さん
お子さまのいらっしゃる方や子どもと接するお仕事の方など、ぜひチェックしてみてくださいね。
最新号(296号、2016/10/01発売)では他にも、
YA(ヤングアダルト)文学のおススメ一覧が40冊以上!本誌でチェック!
「子どもの物語には、大人を救う本がある」と多くの素晴らしい書籍が紹介されています。ぜひ誌面でご覧ください。「ビッグイシュー日本版」は日本全国の路上で販売しています。最新情報をお届けします
無料メルマガ登録で「ビッグイシュー日本版」創刊号PDFをプレゼント!
過去記事を検索して読む
ビッグイシューをいいね!で応援!
ビッグイシューについて

ビッグイシューは1991年ロンドンで生まれ、日本では2003年9月に創刊したストリートペーパーです。
ビッグイシューはホームレスの人々の「救済」ではなく、「仕事」を提供し自立を応援するビジネスです。1冊350円の雑誌を売ると半分以上の180円が彼らの収入となります。