2024年2月1日発売のビッグイシュー日本版472号の紹介です。
表紙は「サヘル・ローズ」、特集は「マンガで、社会の問題を読む」です。

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リレーインタビュー 私の分岐点:白馬村長 丸山俊郎さん

長野県白馬村出身で、2012年、自身が支配人を務める「しろうま荘」がワールド・ラグジュアリー・ホテルアワード・スキーリゾート世界一を受賞するなど、数々の賞を受賞。22年に白馬村長に歴代最年少で就任した丸山さん。人生最初の分岐点は、1998年の長野冬季オリンピックだと言います。白馬でも競技が行われ、地元は大いに盛り上がったものの、この状態がずっと続くわけではないと危機感を抱いた丸山さんが決意したこととは?

2.472_モックアップ_目次

スペシャルインタビュー:サヘル・ローズ

表現者として演技の世界やメディアで活躍するとともに、児童養護施設の支援や人権問題などに取り組んできたサヘル・ローズさん。
イラン出身である自らのアイデンティティに思い悩みつつも、心の自立を求めて、世界各地の難民キャンプや支援施設を積極的に訪ねてきました。そして今、5年にわたる心境の変化と、平和への思いを語ります。

3.472_モックアップ_スペシャルインタビュー

特集:マンガで、社会の問題を読む

20代の終わりに大学院で研究テーマを近現代文学からマンガに変更、その後15年近くマンガを読み続けてきたトミヤマユキコさん(東北芸術工科大学芸術学部准教授)は「マンガがくれる感動や発見が文学に劣るということはない。マンガを人生の参考書にしないなんてもったいない!」と言います。また「マンガの読み筋は決して一つではない」として、著書では10代の悩みや女性の労働を切り口にマンガ作品を紹介しています。
トミヤマさんに、労働問題や社会の問題という視点から、読んでおもしろく興味深いマンガ作品の紹介をお願いしました。
今、多くの若い才能が集中し、多岐にわたるマンガ作品が生まれる日本で、マンガを多角的な視点から読む魅力に迫ります。


4.472_モックアップ_特集

国際:路上生活を解消する、小さな一戸建てコミュニティ

ホームレス問題を解決するため、路上生活を送る人々に魅力的な極小住宅を提供している、カナダ・フレデリクトン市の「トゥエルブ・ネイバーズ」プロジェクト。
発起人のマルセル・ルブランと住民代表のアルが、現地のストリートペーパー『リティネレール』誌の記者を連れ、この新しいコミュニティを案内しました。

5.472_モックアップ_国際

今、縄文の森へと回帰。冬でも緑の大文字山

「京都五山送り火」の一つ、「大」の字の火床があることでも知られる大文字山(標高466m)は、慈照寺・銀閣の借景でもある如意ヶ岳の西部分に広がります。この大文字山の森を「森の案内人」三浦豊さんと歩き、人々の生活の変化がもたらした森の風景の移り変わりについて聞きました。

6.472_モックアップ_国内

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ビッグイシューは1991年ロンドンで生まれ、日本では2003年9月に創刊したストリートペーパーです。

ビッグイシューはホームレスの人々の「救済」ではなく、「仕事」を提供し自立を応援するビジネスです。1冊450円の雑誌を売ると半分以上の230円が彼らの収入となります。
(※2020年4月1日より、価格を改定いたしました)