2024年3月1日発売のビッグイシュー日本版474号の紹介です。
表紙は「ノバク・ジョコビッチ」、特集は「ふくしまの13年」です。

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リレーインタビュー 私の分岐点:スポーツキャスター 荻原次晴さん

ノルディック複合選手として、95年の世界選手権では団体金メダルを獲得。98年には念願の長野五輪に出場して入賞を果たし、引退後はスポーツキャスターとしてメディアに出演する荻原次晴さん。1992年のアルベールビル五輪で双子の兄である荻原健司さんが金メダルを取ったことが、人生を揺るがす分岐点だったと言います。一卵性双生児で顔がそっくりだったため、街で見知らぬ人から頻繁に声をかけられるようになり、自分の存在を全否定されたように感じた荻原さんが考えた解決策とは?

2.474_モックアップ_目次

スペシャルインタビュー:ノバク・ジョコビッチ

36 歳の今もテニスプレーヤーとしてトップを走り続け、昨年には世界ランキング1 位の通算在位が前人未到の400 週に到達したノバク・ジョコビッチ。
自身の財団を通じて慈善事業などにも取り組んできた彼が、幼少期に戦火を生きのびた経験、テニスにかける熱い思いを語ります。

3.474_モックアップ_スペシャルインタビュー

特集:ふくしまの13年

東日本大震災と東京電力福島第一原発の事故が起きて13年が過ぎます。今も福島の原発周辺の7町村には帰還困難区域があり、廃炉作業は最大の難関の燃料デブリの取り出しが始まらず、計画より遅れています。
さらに、1号機のペデスタルという原子炉を支える鉄筋コンクリート製の土台が壊れ、鉄筋がむき出しになっている状況が明らかになるなど、新たな問題も出てきています。昨年夏には、漁業者をはじめ多くの反対を押し切って処理汚染水の海洋放出も開始されました。
事故から時を重ね、影響はより多様化して複雑に絡み合い、意識して凝視しないと、わかりにくくなっています。そのなかで福島の人々や地域、自然と向き合い、自身の仕事や研究、支援活動に取り組んでいる人たちがいます。それぞれの話からこの13年、そして今の福島の断片が見えてきます。
1. 蟻塚亮二さん 「悲しみと希望が交錯する診察室の奇跡」
2. 土井敏邦さん 「壮絶な苦悩と証言」
3. 崎山比早子さん 「甲状腺がん患者の支援を」
4. 近藤学さん 「大堀相馬焼の地に帰る」
5. 鈴木譲さん 「海と海に生きる生きものたち、漁業を守る」

4.474_モックアップ_特集

能登半島地震レポート:かかわるタイミングは長い目で
ピースボート災害支援センター

最大震度7を観測した元日の地震から1ヵ月過ぎても、復興の道筋が見えてこない能登半島地震。支援活動のために1月19~22日まで、被害の甚大な奥能登を訪れた小林深吾さん(ピースボート災害支援センター理事・プログラムオフィサー、臨床心理士)に2月1日、現地の状況を聞きました。

5.474_モックアップ_能登半島地震レポート

表現する人:加治聖哉さん。躍動する、原寸大の生き物たち

一度役目を終えた廃材を使用して、躍動的な生き物を作りだす加治聖哉さん。ほぼ原寸大で作られ、一部の作品には乗ることもできます。廃材がもつそれぞれの背景や物語が誰かに伝わることで生まれる、人との出会いを大切にして制作されています。

6.474_モックアップ_表現する人

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(※2020年4月1日より、価格を改定いたしました)