2024年4月15日発売のビッグイシュー日本版477号の紹介です。
表紙は「ノラ・ジョーンズ」、特集は「ガザ76年」です。
リレーインタビュー 私の分岐点:勅使川原 郁恵さん
ショートトラックスピードスケート選手として、中学2年で全日本選手権に総合優勝。世界ショートトラックジュニア選手権においては日本人として唯一、総合優勝を果たし、3大会連続で五輪に出場するなど、長く日本の中心選手として活躍した勅使川原郁恵さん。中学2年の時、日本チャンピオンとなったことで芽生えた自覚とは?
スペシャルインタビュー:ノラ・ジョーンズ
デビュー作がジャズアルバム史上最高の売上を記録し、その後も精力的に作品を発表し続けてきた、ジャズシンガーでピアニストのノラ・ジョーンズ。その華々しいデビューから新作アルバム『ヴィジョンズ』に至る道のりを振り返ります。
特集:ガザ76年
2023年10月7日、ハマース主導のパレスチナ人戦闘員による越境奇襲攻撃に対して、イスラエルによる未曽有の攻撃が始まりました。
1948年のパレスチナ人の祖国喪失から76年、ガザと西岸地区のイスラエル軍事占領から57年、そして07年のガザ完全閉鎖から17年目。物資も人間の移動もできず、住民の多くが貧困状態にあるなかでの、攻撃です。岡真理さん(早稲田大学教授)は、この状況を“ジェノサイド”だと言います。岡さんの案内で76年の歴史を俯瞰し、ガザで起きていることの背景と本質を聞きました。
また、世界でさまざまな抗議運動が起きています。その一つに、パレスチナの抵抗の象徴、風刺漫画家ナージー・アル・アリーが生んだ10歳の少年「ハンダラ」の後ろ姿に、漫画家が自身の漫画のキャラクターの後ろ姿を並べるアクションがあります。画家の松下真理子さん、漫画家の川勝徳重さん、写真家のゾフレミハさんに、日本版について話を聞きました。
この戦争をとめるために、パレスチナとガザの76年の歴史と今を知りたいと思います。
ケニア便り:夕暮れ迫るなか、赤ちゃんチーター捕獲に成功
ケニアのマサイマラ保護区で小型飛行機を自ら操縦し、象牙・銃器の探知犬、密猟者の追跡犬とともに、ゾウ密猟対策活動や野生動物の保護に奔走する滝田明日香さん。
2023年、ケニア政府から麻酔銃の所持許可書を得て、野生動物治療が可能になった滝田さんは初の肉食獣の治療として、怪我をしたライオンに続き、母親を亡くしたチーターのレスキューに向かいます。だが麻酔薬を撃っても逃げられるばかり。持ち時間がどんどんなくなってくる中、さあ、滝田さんどうする?
表現する人:東弘一郎さん。30台近い自転車の部品使う「無限自転車」
自転車と金属を組み合わせ、動く立体作品を作り出す東弘一郎さん。地域の人々から集めた自転車を使い、作品を展示する時には元持ち主の方の顔が思い浮かぶといいます。 スピードと身体の動きがリンクする身体拡張装置としての自転車に魅力を感じ、人とのかかわりを作品に込めることが楽しいと語ります。
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https://www.bigissue.jp/2022/09/24354/
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ビッグイシューはホームレスの人々の「救済」ではなく、「仕事」を提供し自立を応援するビジネスです。1冊450円の雑誌を売ると半分以上の230円が彼らの収入となります。
(※2020年4月1日より、価格を改定いたしました)