2024年8月15日発売のビッグイシュー日本版485号の紹介です。
表紙は「永瀬正敏」、特集は「あした美術館へ」です。
リレーインタビュー 私の分岐点:
元競泳選手、モデル 一ノ瀬メイさん
1歳半から水泳を始め、史上最年少の13歳でアジア大会に出場。2020年には200m個人メドレー世界ランキング1位となり、現在も4泳法すべての日本記録を保持。現役を引退後はスピーカー、モデルなど活動の幅を広げながら、国内外で活動する一ノ瀬さん。パンデミックによる東京パラリンピックの延期が、大きな分岐点になったと語ります。そんな一ノ瀬さんが、環境問題を自分ごととして捉えるきっかけになった出来事とは?
スペシャルインタビュー:永瀬正敏
安部公房の代表作の一つである小説「箱男」が映画化、8月23日から公開されます。
“完全なる匿名性”を求めてダンボールに入る“わたし”を演じるのは、国内外の映画作品への参加が続く俳優の永瀬正敏さんです。箱に入って見えてきたものとは何だったのでしょうか。
特集:あした美術館へ
かつて特権階級だけが楽しんだ美術品鑑賞、今や誰でも名作を楽しめる時代に。美術館を使って新しい出会いを楽しんでいる人々もいます。
まず、noteに美術館や展覧会、学芸員の仕事などについてコラムを投稿する“ちいさな美術館の学芸員さん”。「アートという壮大な無駄があるからこそ人間らしく生きられると言ったら言い過ぎでしょうか?」と問います。
また、1926年に開館した日本で一番古い公立の東京都美術館では、2012年のリニューアルオープンをきっかけに、お隣りの東京藝術大学と手を組み「とびらプロジェクト」を始めました。広く一般から募集した18歳以上の多様なアート・コミュニケータ、愛称「とびラー」とともに、アートを介し誰もがフラットに参加できる対話の場、人々を結びつける活動を生み出しています。熊谷香寿美さん(東京都美術館学芸員)と小牟田悠介さん(東京藝術大学特任助教)に話を聞きました。
大澤夏美さんからは、エッセイ「来館者とミュージアムをつなぐミュージアムグッズの魅力」が届きました。
国際:ニュージーランド。仲間と陽気に集い、自分の棺をDIY
ニュージーランドの北東にあるホークス・ベイ地方には、自分の棺をDIYで作成する一風変わったクラブが存在しています。彼らの活動を追いかけた写真家ロティ・ヘドリーが、その不思議な魅力を語りました。
地球市民:日本が奪った太平洋の島々の暮らし 清水靖子さん
グアムやサイパン、パプア・ニューギニア……。戦中戦後、日本は太平洋の島々で何をしてきたのでしょうか。
1980 年から長きにわたって現地で生活・訪問し、人々と信頼関係を築いた清水靖子さんは、そこで語られた当時の出来事や人々の思いを記録し続けました。著書『新版 森と魚と激戦地』に込めた思いを聞きました。
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https://www.bigissue.jp/2022/09/24354/
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ビッグイシューは1991年ロンドンで生まれ、日本では2003年9月に創刊したストリートペーパーです。
ビッグイシューはホームレスの人々の「救済」ではなく、「仕事」を提供し自立を応援するビジネスです。1冊450円の雑誌を売ると半分以上の230円が彼らの収入となります。
(※2020年4月1日より、価格を改定いたしました)