2017年12月9日、ルーテル東京教会にて『依存症問題、孤立から共生へ -おかえりマーシー』が開催されました。
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編集部より:元受刑者のライターであるイノシシさんが、刑務所を中心にコンサート活動を行っているPaix2にインタビューを行いました。後編ではPaix2の活動の今後の展望などについて伺っています。。
前編はこちら。
刑務所のアイドル「Paix2(ペペ)」【前編】当事者じゃないからこそできることがある : BIG ISSUE ONLINE
提供:けもの道をいこう
(マネージャーの片山さん)
ーーーー活動の中心が慰問コンサートとなると「どうやって利益を出しているのだろう?」と率直な疑問が浮かびます。その辺りの事情を教えてきただけませんか?
続きを読む編集部より:元受刑者のライターであるイノシシさんが、刑務所を中心にコンサート活動を行っているPaix2にインタビューを行いました。
提供:けもの道をいこう
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刑務所には、年に数回歌手や団体が訪問し、歌や催し物を通して受刑者達を励ます「慰問」と呼ばれるイベントがある。
そんな慰問の中で、関係者であれば知らぬ者はいないほど有名な「刑務所のアイドル」と呼ばれる女性デュオがいる。それが「Paix2(ペペ)」だ。
メンバーは北尾真奈美(きたおまなみ)さんと、井勝めぐみ(いかつめぐみ)さんの2人。2015年12月時点で、刑務所のでのコンサート回数は「382回」と圧倒的な数を誇り、ギネスにも申請中とのこと。
正直な話、僕の中では「慰問」と聞くと「またあのサブいイベントか…」という考えが真っ先にくる。失礼な言い方だが「盛り上がっている慰問」というものを見たことがないのだ。そもそも刑務所では刑務官の指示がない限り動いてはいけないため、盛り上げるのは相当難しい。あと、出演者のクオリティの問題も…。そのため、受刑中も最初の数回出席しただけで、僕はほとんど欠席していた。(慰問は希望者のみ参加できる)
しかし、Paix2のコンサートは評判が良いという噂を、受刑者中もよく耳にしていた。本音でズバズバ言いたいことをいうホリエモンこと堀江貴文氏も著書の中でも絶賛されていたぐらいだ。
今回はそんなPaix2のお2人に加え、苦楽を共にしてきたマネージャーの片山さんも交えてインタビューをさせていただいた。
(参考リンク)
・Paix2(ぺぺ)OFFICIAL WEBSITE
(左:北尾真奈美さん 右:井勝めぐみさん)
続きを読む編集部より:元受刑者でブロガーのイノシシさんからの福岡の出所者支援を行っている会社ヒューマン・ハーバーで、実際に働いている方へのインタビュー記事です。
(提供:けもの道をいこう ~元受刑者が実名起業するまでの記録~)
人生の半分は塀の中でしたね。大体16年間ぐらいいたんじゃないですかね。
のっけから衝撃発言で幕を開けたインタビュー。服役経験4回の後、ヒューマンハーバーに就職。そのあと独立を果たした元受刑者の「立花太郎さん」(34)。
今や子どもも産まれ一児のパパ。しかも全国的にも珍しい「顔出し」かつ「実名公開」。実名にしようかどうかで迷っている僕なんかはあっという間にかすんでしまう彼の覚悟。その生い立ちや想い、奥さんとの出会い、そして実名公開に至った経緯などを聞かせていただきました。
続きを読む編集部より:元受刑者でブロガーのイノシシさんからの福岡の出所者支援を行っている会社ヒューマン・ハーバーで、実際に働いている方へのインタビュー記事です。
(提供:けもの道をいこう ~元受刑者が実名起業するまでの記録~)
ヒューマンハーバーの「ある蔵」で働かれている方の過半数は服役経験者です。その中にはもちろん元ヤクザの方もいらっしゃるわけで‥。
この記事では元ヤクザで今では課長(現場をまとめるトップ)を任されている中川浩一さん(仮名:36才)に、生い立ちやその独自の持論など興味深いお話を伺いました。
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(提供:けもの道をいこう ~元受刑者が実名起業するまでの記録~)
今日の後編では、約17年間保護司(※注)として活動してきたのちヒューマンハーバーを設立した、創業者の副島勲(そえじまいさお)さんにインタビューさせていただきました。
(※注)「保護司」とは出所した仮釈放中の元受刑者のサポートをする方達(一般人)のことです。月に2回ほど面談をし、仕事や家庭など様々な相談にのるのが主な役割となります。一人の方が多くの元受刑者を担当するにも関わらず、基本的に給料は支給されません。そのため「想いを持った人」で無いと務まらない役割といえるでしょう。
続きを読む編集部より:元受刑者でライターのイノシシさんが、現在服役中の息子を持つ母親へのインタビュー記事です。母親の心情について書かれています。
提供:けもの道をいこう
(松山刑務所の塀は高かった‥)
きっかけは、読者から届いた一通のメールでした。
いつもブログを読ませていただいてます。私の息子が刑務所に入っていおり、今週末に松山の矯正展に行くのですが、もしよかったら一緒に行きませんか?
この方(=岡本茂子さん:仮名、50代)は以前から僕のブログにコメントをくれていた方で(現在コメント欄は閉鎖しています。)、僕も覚えていました。願ってもいない機会だったので「お願いします!」と勢いよく返信。
当日は茂子さんの車と運転で松山矯正展へ向かうことに。
続きを読む以前、このブログでも何度か紹介してきた元受刑者でライターの「いのしし」さんのノンフィクションのの執筆をビッグイシュー・オンラインで応援することになりました。「元受刑者の実生活」や「受刑者支援」を中心とした取材を行い、最終的に一つの作品にまとめる構想です。
それぞれの記事は今後継続的に公開していきますので、ブログもしくは下記カテゴリから、ぜひご覧ください。
けもの道をいこう
元受刑者の実生活・受刑者支援 : BIG ISSUE ONLINE
薬物注射と電気椅子を使った2つの死刑執行方法は囚人を違法に「残虐で異常な刑罰」に処しているのか――テネシー州は、死刑の違法性を問う訴訟に直面している。
そんな中で、同州の州都ナッシュビルのストリートペーパー『コントリビューター』の女性販売員が、90年代に10年の実刑判決を受けてテキサス州ゲーツヴィルにあるレーンマレー刑務所死刑囚監房で用務員として働いていたときの自身の回顧録を発表した。
死刑を執行される男性と女性の格差について触れ、テキサス州が百二十数年ぶりに女性に死刑を執行した際の死刑囚監房と死刑に関して、内部にいた人間ならではの独自の視点を示している。Jessie F.
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