今、「ひとり暮らし世帯」が世界レベルで増えている。まだ十分に注目されているとは言い難いこの事象の今と考慮すべき影響について、国連経済社会局人口部の元ディレクターで人口統計学者のジョゼフ・チャミーが解説する。続きを読む
「ひとり暮らし世帯」が世界レベルで急増する背景とその影響
今、「ひとり暮らし世帯」が世界レベルで増えている。まだ十分に注目されているとは言い難いこの事象の今と考慮すべき影響について、国連経済社会局人口部の元ディレクターで人口統計学者のジョゼフ・チャミーが解説する。続きを読む
寒くなると路上で寝起きしている人たちのことが気にかかります。8月にはビッグイシュー大阪にて「一夜のホームレス体験会」があり、みんなで段ボールハウスを作って一夜を過ごしたそうです。真夏の一番暑い盛りでも、明け方の風に「凍えるのではないかと思い段ボールをかぶった」と参加者がレポートしています。
固くて冷たいアスファルトやコンクリートに体を横たえる人たちが、屋根のある自分だけの安心できる部屋で布団で眠るようにするにはどうしたらいいのでしょう?これまでにも何度かご紹介している「ハウジングファースト」に関する記事ではありますが、本日は慢性的なホームレス人口を91%減らすことに成功したユタ州のケースをご紹介します。
続きを読むこんにちは!ビッグイシューオンラインの小林美穂子です。
ホームレス支援の団体に勤めている関係で、「ホームレスって好きでやっている人もいるんでしょ?」という質問をされることがあります。外で寝るということは常に危険と隣り合わせ。警官や警備員に追い払われることもありますし、夏は熱中症、冬は凍死、そして一年中を通して通行人や少年たちに唾棄されたり、侮蔑的な言葉を投げられたり、ひどい時には暴行されて殺されてしまうケースもなくなりません。これまでに少なくない数の路上生活者の方々と出会ってまいりましたが、私が知る限り、路上が好きで路上生活を続ける人はいませんでした。
誰もが安心、安全な部屋を持つのが当たり前、そんなふうに誰もが考えてくれるといいなぁと夢想します。今日はアメリカでストリートペーパーを販売する男性の独白をお届けします。
5月17日に発生した簡易宿泊所の火災に関して、「つくろい東京ファンド」代表理事の稲葉剛さんが意見記事を投稿しています。5月29日に「稲葉剛公式サイト」に掲載された記事を、許可をいただいた上で転載させていただきました。「なぜ単身高齢の生活保護利用者が「ドヤ」に滞留させられていたのか?(稲葉剛)」と合わせて、ぜひご一読ください。
-------------------
5月17日に川崎市で発生した簡易宿泊所火災は、26日に入院していた男性が亡くなったため、死者が10人まで増えました。
現在、各マスメディアが火災の背景にある「住まいの貧困」に関する取材を進めていて、私のところにも数社が取材に来ています。
劣悪な居住環境で暮らす単身・低所得の高齢者が犠牲になる火災は、2009年の「たまゆら」火災、2011年の新宿区木造アパート火災など、過去にも何度も繰り返されてきました。
そのたびに単身・低所得の高齢者が「住まいの貧困」に陥っている状況は報道されていたのですが、残念ながら根本的な改善策は取られてきませんでした。
続きを読む
2015年5月17日に発生した簡易宿泊所の火災に関して、「つくろい東京ファンド」代表理事の稲葉剛さんが意見記事を投稿しています。5月26日に「稲葉剛公式サイト」に掲載された記事を、許可をいただいた上で転載させていただきました。ぜひご一読ください。
-------------------
5月17日未明、川崎市で簡易宿泊所2棟が全焼する火災が発生し、9人が死亡、19人が重軽傷を負うという大惨事になりました。
報道によると、2棟に宿泊していた74名のうち70名が生活保護の利用者で、単身の高齢者が多く含まれていたと言います。
簡易宿泊所とは旅館業法に基づく旅館の一形態で、かつては多くの日雇労働者が宿泊し、「ドヤ」(「宿」のさかさま読み)という俗称で呼ばれていました。高度経済成長期に日雇労働者を受け入れるために建設された木造の「ドヤ」の多くは老朽化しており、防火対策も充分に取られていないことが今回の火事で明るみに出ました。
続きを読むビッグイシューオンライン編集部より:空き家活用の最先端に詳しい舟橋拓さんによる、豊島区が始めた「居住支援協議会」についての紹介です。(提供:空き家の活用で社会的課題を解決するブログ、一部編集して掲載)
ビッグイシュー・オンライン編集部より:高齢者と大学生がホームシェアを行い、互いの生活をよりよいものにしていく新しいホームシェアのスタイルについて、舟橋拓さんの紹介記事です。(提供:空き家の活用で社会的課題を解決するブログより、一部編集して掲載)