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カテゴリ: 依存症


ある調査によると日本で「この 1 年間で薬物を使った知人がいる割合」は、2013年以降有機溶剤が4.8%、大麻が2.8%と高止まりしている。(*)

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世界で最も多いギャンブル依存症者、536万人(有病率4.8%/2014年発表)を抱える日本。これへの何の対策もないまま、昨年12月、国会は「IR推進法」を成立させました。ビッグイシュー日本版309号では、帚木蓬生さん(精神科医/作家)をゲスト編集長に迎え、ギャンブル依存症について特集を組んでいます。今回のギャンブル特集号の発売を受け、2016年1月公開の記事を再掲します。
人々が路上生活に陥ってしまう理由として「ギャンブル依存症」がよく挙げられる。また、ホームレスの人々の自立支援においては、ギャンブルなどの依存症が最後まで高い壁になっている。こうした観点からも、見過ごすことはできない問題である。同時に、ギャンブル依存症問題に関して一般に言われているもののなかには、妥当とは言えないものがある。その一因は、この問題が日本社会にとって深刻なものであるにもかかわらず、客観的で包括的な研究が少ないからである。そこで、ビッグイシュー基金としてはそのための第一弾として、ホームレスの自立支援という視点から、ギャンブル依存症問題を現在の世界のなかにある課題に置き直して、国際的にも正確でバランスのとれた全体像を描き出し、それを共通の認識にすることから始めていくことにしたい。
疑似カジノ化している日本続きを読む
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世界で最も多いギャンブル依存症者、536万人(有病率4.8%/2014年発表)を抱える日本。これへの何の対策もないまま、昨年12月、国会は「IR推進法」を成立させました。ビッグイシュー日本版309号では、帚木蓬生さん(精神科医/作家)をゲスト編集長に迎え、ギャンブル依存症について特集を組んでいます。今回のギャンブル特集号の発売を受け、2016年2月公開の記事を再掲します。

パチンコは“依存症ビジネス”─必然的に必要となるアクセス制限政策

パチンコ政策、4つの問題と課題

ここ十年来、パチンコの売上は減少し続けている。その対策としてパチンコ業界は、あいも変わらず射幸性を高める方向をとってきたため、いまでは短い時間で1万円札を幾枚も使う遊びになってしまった。市民の娯楽からはまた一歩遠ざかり、また客が減る悪循環にある。利用者が減っているのに、売上があまり下がっていない理由は、一定のヘビーユーザーによって支えられているからである。パチンコは“依存症ビジネス”という性格を帯び始めている。

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(c)photo-ac

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世界で最も多いギャンブル依存症者、536万人(有病率4.8%/2014年発表)を抱える日本。これへの何の対策もないまま、昨年12月、国会は「IR推進法」を成立させました。ビッグイシュー日本版309号では、帚木蓬生さん(精神科医/作家)をゲスト編集長に迎え、ギャンブル依存症について特集を組んでいます。今回のギャンブル特集号の発売を受け、2016年1月公開の記事を再掲します。

国がギャンブル性を直接管理──パチンコ産業の法律的・行政的な位置

ギャンブル・賭博罪と遊技の間

国際的にはギャンブルに区分されるパチンコだが、日本国内でその法律的・行政的な位置はどうなっているのだろう。

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世界で最も多いギャンブル依存症者、536万人(有病率4.8%/2014年発表)を抱える日本。これへの何の対策もないまま、昨年12月、国会は「IR推進法」を成立させました。ビッグイシュー日本版309号では、帚木蓬生さん(精神科医/作家)をゲスト編集長に迎え、ギャンブル依存症について特集を組んでいます。今回のギャンブル特集号の発売を受け、2016年1月公開の記事を再掲します。

人口28人に一台。日本全体がカジノ化──世界のギャンブル機の60%が日本に

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世界で最も多いギャンブル依存症者、536万人(有病率4.8%/2014年発表)を抱える日本。これへの何の対策もないまま、昨年12月、国会は「IR推進法」を成立させました。ビッグイシュー日本版309号では、帚木蓬生さん(精神科医/作家)をゲスト編集長に迎え、ギャンブル依存症について特集を組んでいます。
ホームレス状態にいたるきっかけであり、そこからの脱出を阻む足かせでもある、ギャンブル依存症の問題。

認定NPO法人ビッグイシュー基金より2016年8月15日に発行された『ギャンブル依存症からの生還 回復者12人の記録』(無料配布)から、309号のゲスト編集長の帚木蓬生さんによる前書きを転載します。

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