新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、あらゆる経済活動が停滞し始めている。しかし「人々が顔を合わせること」を自粛することで、経済的な面以外でも相当な窮地に陥る人たちも多い。社会的に"持たざる者"たちの居場所などはその典型だ。
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世界で最も多いギャンブル依存症者、536万人(有病率4.8%/2014年発表)を抱える日本。これへの何の対策もないまま、昨年12月、国会は「IR推進法」を成立させました。ビッグイシュー日本版309号では、帚木蓬生さん(精神科医/作家)をゲスト編集長に迎え、ギャンブル依存症について特集を組んでいます。今回のギャンブル特集号の発売を受け、2016年2月公開の記事を再掲します。
ここ十年来、パチンコの売上は減少し続けている。その対策としてパチンコ業界は、あいも変わらず射幸性を高める方向をとってきたため、いまでは短い時間で1万円札を幾枚も使う遊びになってしまった。市民の娯楽からはまた一歩遠ざかり、また客が減る悪循環にある。利用者が減っているのに、売上があまり下がっていない理由は、一定のヘビーユーザーによって支えられているからである。パチンコは“依存症ビジネス”という性格を帯び始めている。
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世界で最も多いギャンブル依存症者、536万人(有病率4.8%/2014年発表)を抱える日本。これへの何の対策もないまま、昨年12月、国会は「IR推進法」を成立させました。ビッグイシュー日本版309号では、帚木蓬生さん(精神科医/作家)をゲスト編集長に迎え、ギャンブル依存症について特集を組んでいます。今回のギャンブル特集号の発売を受け、2016年1月公開の記事を再掲します。
国際的にはギャンブルに区分されるパチンコだが、日本国内でその法律的・行政的な位置はどうなっているのだろう。
続きを読む世界で最も多いギャンブル依存症者、536万人(有病率4.8%/2014年発表)を抱える日本。これへの何の対策もないまま、昨年12月、国会は「IR推進法」を成立させました。ビッグイシュー日本版309号では、帚木蓬生さん(精神科医/作家)をゲスト編集長に迎え、ギャンブル依存症について特集を組んでいます。今回のギャンブル特集号の発売を受け、2016年1月公開の記事を再掲します。