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カテゴリ: INSPニュースサービス


 2021年7月19日、米テネシー州ナッシュビルに「グレンクリフ・ビレッジ」という施設が誕生した。ここでは、医療機関から退院したものの住まいがない人たちがレスパイトケア(一時的な医療ケア)を受けられる。グレンクリフ・ユナイテッド・メソジスト教会の敷地内に、小型住居「マイクロハウス」が12戸建設され、入居者は体調が戻り、かつ定住できる場所が見つかるまで、ここで生活できる。「回復するまでの過程において、人としての尊厳を保障することを目指しています」ビレッジ創立者のイングリッド・マッキンタイヤー牧師は言う。
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 あわただしい米軍撤退にともない、何千人ものアフガニスタン人が国外へ逃げ出そうと必死だ。飛行機にしがみつき、離陸した機体から落下するショッキングな映像は日本でも話題になった。その後、報道はぐっと減った感があるが、現実問題として、アフガン市民たちは国外に落ち着ける場所はあるのだろうか。アメリカン大学国際政治学の上級講師で、難民事情に詳しいタズリーナ・サジャドによる『The Conversation』での最新レポートを見てみよう。
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 日々流れてくる幼い子どもへの虐待のニュース。「虐待するくらいならそもそも子どもを作るな」「虐待親も同じ目に合わせればいい」といったコメントも多く見られるが、虐待した親のほうも、親から「あるべき教育」を受けて来ておらず「自分がされたことをしているだけ」というケースも多々ある。連鎖しがちな虐待問題に、悪戦苦闘している国は多い。ギリシャの例を紹介しよう。続きを読む
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 この度、英国『ビッグイシュー・ノース』がニュースアプリ「ストリート・ニュース」をリリースした*1。社会弱者たちが直面している諸問題、ならびに当事者の声をスマートフォンに直接届ける新たな取り組みだ。
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 2021年9月、厚生労働省は「子どもの頃に文化的体験活動などの経験をしていると、高校生の時に自尊感情や外向性、レジリエンスといった項目の得点が高くなる傾向が見られる」との18年にわたる調査結果を発表した。(令和2年度青少年の体験活動に関する調査研究結果報告より)しかし、親の収入や学歴、教育観によっては、子どもにそういった体験を提供できないケースも多々あるため、周囲の大人やコミュニティが体験活動をカバーする必要があるだろう。ブラジルの事例を紹介したい。続きを読む
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 世界各地で無数のアートイベントが開催されているが、そのような場で、ホームレスの人の手によるアート作品が取り扱われることは、ほぼない。これは非常に残念なことだ。ミシガン州アナーバーで発行されているストリートペーパー『グラウンドカバー・ニュース』より、販売者エリザベス・リット・クルツの記事を紹介しよう。続きを読む
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 『ビッグイシュー日本版』のように、ホームレス状態となった人たちに雑誌(新聞)販売というかたちで仕事をつくる試みは世界中に100以上ある。そのなかでも、テネシー州南西部の都市メンフィスで発行されている『ブリッジ』は、異色の存在だ。すべてを学生だけで運営している非営利のストリートペーパーなのだ。続きを読む
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 「ホームレスはいなくなれ」と考える人は、2種類に分けられる。路上生活者が自分の目の前からいなくなりさえすればいいと考える人と、望まぬ路上生活者には住まいを提供すべきと考える人だ。後者の視点で、本気の取り組みをすすめてきたアメリカの街を紹介しよう。
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 深い悲しみから立ち直るには、時間が必要だ。韓国系アメリカ人のシンガーソングライター、ミシェル・ザウナーはそのことを痛いほど理解している。「ジャパニーズ・ブレックファスト」の名でソロ活動中の彼女は、満たされない欲望、失われた希望、うまくいかない人間関係、そして愛しい人の死といった人間の悲哀と向き合いながら楽曲づくりを行い、人間のよいあり方を探ってきた。続きを読む
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