老朽ホテルを買い上げ「福祉住宅」に改修へ。バンクーバー市が進める、低所得者向け住宅政策 2024/02/22 カナダでは住宅政策として、ホテルを買い上げ福祉住宅へと転用する動きがある。バンクーバーのストリートペーパー『Megaphone』によるレポート。続きを読む
ダウン症の子の保護者たちが結成した新体操クラブ。生徒も先生も幸せを感じられる活動とは 2024/02/21 学習障害のある若者たちと、教えることが大好きなボランティア指導者がタッグを組むと、まさに生きる喜びを体感できる体験を生み出せるようだ。イタリアで発行されているストリートペーパー「Scarp de’ tenis」が、学習障害者向けに新体操教室を開催するミラノでの活動を取材した。続きを読む
著名デザイナーとコラボのチャリティ靴下企画などで15万足もの靴下が困窮者へ 2024/02/18 『ビッグイシュー・ノース』(英国北部で販売)が、マンチェスター出身の著名アーティスト、スタンリー・チョウと、オンライン靴下専門店スタンドフォーソックス(Stand4Socks)とタッグを組み、チャリティー靴下を発売している*1。続きを読む
英国で深刻化する貧困。“ホームレス問題は政治的選択” 人々の意識を変えていく必要性 2024/02/16 2023年1月にジョセフ・ラウントリー財団が発表した英国貧困報告書「UK Poverty 2024 *1」に指摘されているとおり、英国の貧困問題は悪化の一途をたどっている。2021/22年度、困窮状態にある人は約600万人にのぼり、うち子どもが150万人、労働年齢の成人が380万人、年金生活者が60万人とされている(英国の総人口は約6700万)。続きを読む
AI機械翻訳の可能性と限界 2024/01/25 ChatGPTなどの生成AIツールの登場により、他の分野同様、翻訳の世界も根底から揺さぶられている。しかし、AIを活用した機械翻訳による誤訳が、米国への亡命申請に大きな混乱をもたらしている事実をご存じだろうか。人の名前が月名になっていたり、期間や代名詞が不正確だったり......。「この手の間違いは、数え上げるときりがありません」と話すのは、1万3千件以上の亡命申請書類の翻訳を担ってきたグローバル団体「レスポンド・クライシス・トランスレーション」の創設者アリエル・コレンだ。誤訳によって申請却下につながるおそれもあると警告する。続きを読む
英国の入管収容施設の実態 2024/01/23 ここ数年、日本の入管収容施設(以下、「入管」)のあり方に光が当たるようになったが、国外でも同様の問題が浮上しているようだ。戦争・紛争後などのトラウマ研究を専門とし、入管施設の被収容者についての調査も続けている英国ノッティンガムトレント大学の社会トラウマ心理学准教授ブレリナ・ケレジが、英国の入管施設の現状について『The Conversation』に寄稿した記事を紹介する。 続きを読む
世界が滅亡しても生き残る?「プレッパー」たちの「非常時ごはん」 2024/01/22 2020年3月、新型コロナウイルスが猛威を振るい世界が“停止”したとき、何を食べて過ごしただろう? 多くの街が封鎖され、大半の飲食店が臨時休業となり、スーパーには食料品や生活必需品を買い込む人々が殺到。スーパーの棚はたちまち空っぽになり、企業は商品の補充に追われ、自治体は住民たちに冷静な対応を呼び掛けた。いざという時の備えの必要性を感じた人たちも多いだろう。世の中には自然災害や金融崩壊といった大きな危機を想定して、十全な備えをしている人たちがいる。米オクラホマシティのストリートペーパー『The Curbside Chronicle』の記事を紹介する。続きを読む
下水道の重要性―マンホールの下で働く人たちに話を聞く 2024/01/20 私たちは視界から消えたものを、すぐに忘れてしまいがちだ。台所、トイレ、洗濯機、食洗機などから大量の汚水が下水管へと流れ出している。どの街にも最大のインフラが地下にある。ストリートペーパー『ボド』誌(ドイツ・ドルトムント)が作業員について取材を行った。続きを読む
エコトイレのプロジェクト!持続可能なトイレを通して衛生環境向上をめざす社会的企業ゴルデイマー 2024/01/15 持続可能なトイレを通して、不衛生になりがちな夏のフェスティバルや、途上国での衛生環境向上をめざす社会的企業ゴルデイマー。ドイツの大学生たちが始めたエコトイレのプロジェクトを紹介。続きを読む