カテゴリ: ビッグイシュー基金
「貧困に陥る層が多様化・拡大している」/ビッグイシュー基金・稲葉剛(ビッグイシューくまもとチームのイベントより)
2022年10月、熊本のビッグイシュー販売者を支える市民団体、ビッグイシューくまもとチームの主催で、「貧困をなくす活動のこれまでとこれから〜全国と熊本の現場から〜」が開催された。第一部の講師は認定NPO法人ビッグイシュー基金共同代表・稲葉剛。
過去とこれからの貧困問題と支援活動について語った。
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全国のビッグイシュー販売者が今年を振り返る。オンラインクリスマスパーティを実施
NPO法人ビッグイシュー基金では、ホームレスの当事者が中心の実行委員会とともに、例年この時期にホームレス当事者や読者、スタッフなど200人ほどで、大阪市中央公会堂に集まり、様々な出し物や食事を楽しむクリスマスパーティを開催している。しかしコロナ禍により昨年は中止。今年は初のオンライン開催となった。続きを読む
真面目な働き者でも“ホームレス”になる社会について考える/神戸学院大学でビッグイシューが出張講義
ビッグイシュー基金・ビッグイシュー日本では、教育機関や各種団体などに出張して講義をさせていただくことがあります。
今回は神戸学院大学現代社会学部の「社会貢献実習」での授業。
講義室に集まった36名の学生の皆さんには、グループワークを通してホームレス問題やビッグイシューの活動への取り組みに対する理解を深めていただきました。
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女子サッカーの役割は、男子サッカーとは異なる。「解放」のプラットフォームとして期待される女子サッカー、2021年秋にプロリーグ「WEリーグ」開幕
コロナ禍における「居場所」運営の苦労と工夫/「居場所フェスタ2020 in とよなか」より
多様な「生きづらさ」を感じる人たちの「居場所」を運営する人たちがいる。コロナ禍において「不要不急」と言われがちな活動を、感染拡大防止策を取りながら、「居場所」として維持するために、どんな苦労を感じどんな工夫をしているのだろうか。続きを読む
大阪・兵庫近辺で、安心して過ごせる「居場所」の紹介/「居場所フェスタ2020 in とよなか」より
外国にルーツがある、不登校、生活困窮、ヤングケアラー、ひきこもり、発達障害など、生きづらさを感じる人たちはコロナ禍でさらに厳しい状況に置かれている。
多様な「生きづらさ」との向き合い方として、様々な「居場所」が運営されているのをご存じだろうか。
当事者はもちろん、家族や支援者、行政とその「居場所」の情報を共有することで、繋がりの網の目を細かくしようと、2021年1月30日、オンラインイベント「居場所フェスタ2020 in とよなか」が開催された。
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生活保護申請に伴う扶養照会、効果は少なく当事者・親族・職員に悪影響の現状
現在、コロナ禍に伴う不況により生活に困窮する人が増え、貧困が急拡大している。
日本には、生活困窮状態に陥った人々のために生活保護制度があるものの、当事者のなかには生活保護の申請に拒否感を示す人が少なくない。
生活困窮状態の人々を生活保護制度から遠ざける大きな障害のひとつに「扶養照会」というハードルがあるのだ。
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「ソーシャルフットボール」をご存じですか? うつ病や統合失調症、パニック障害などの精神疾患・精神障害のある人など、多様な人が集いフットサルを楽しむ場
「中学校でうつ病と摂食障害を発症し、なくしていた自信を取り戻せた。それが、就職にもつながったと思う」「統合失調症で人と関わるのが苦手だけど、夢中で楽しんでいる間にキャプテンを任されるようになった」精神疾患・精神障害のある人がそう話す、“自信回復の場”がある。それが“ソーシャルフットボール”。今や、全国にその競技人口は2,000人、チーム数は160にも及ぶという。続きを読む