さまざまなモノが格安で手に入る現代。生活が困窮した人にも選択肢が複数あるのはよいことですが、格安なぶん、耐久性に欠けるモノが多いのが現実…。
ビッグイシューの販売者も、かつては1,000円前後で買える靴を購入しては、1か月ほどで靴底やつま先に穴があき、これ以上は無理、となっては新しい靴を買わなければなりませんでした。
―2008年のある日、あるサラリーマンが通勤途中にホームレスの人を見かけ「何か支援できることはありませんか」とビッグイシューの事務所に問い合わせ。その人物が、アウトドアフットウェアブランド『KEEN』の社員さんだったことから、ビッグイシューが「丈夫な靴があると助かります…」と切実なニーズを伝えたところ、KEEN JAPAN(以下、KEEN)の社長に伝わり、KEENからの“足元支援”が始まりました。
以来、KEENは、毎年、全国の販売者に靴の寄贈やチャリティ販売の商品を提供くださっています。
続きを読む