沖縄県内を、そして県外・海外とも古本でつなぐ草の根運動。「ブックパーラー 砂辺書架(しなびぬしょか)」(沖縄県) 2024/11/04 沖縄本島中部、北谷町(ちゃたんちょう)の住宅街の空き地に2022年にやってきた黄色いアメリカンスクールバス。木製デッキを上がり、バスの乗降口から靴を脱いで中に入ると、絵本や沖縄本・洋書や雑貨がずらりと並ぶ。「ブックパーラー 砂辺書架(しなびぬしょか)」店主の畠中沙幸さんに、スクールバスで古書店を始めた経緯や想いについてお話を伺った。続きを読む
『ライフ』誌史上二人目の女性報道写真家ハンゼル・ミートの生涯 2024/10/06 写真家ハンゼル・ミートは、20世紀前半に米国労働階級の生活を写真に収めたことで知られる。「報道写真の黄金期」とされる1930年〜1950年代にかけて、ミートの作品は世界中の写真誌に掲載された。しかし彼女自身の人生も、貧困と社会による不当な扱いにさいなまれ、困難に満ちたものだった。 続きを読む
表紙は「永瀬正敏」、特集は「あした美術館へ」/8月15日発売の『ビッグイシュー日本版』485号 2024/08/14 2024年8月15日発売のビッグイシュー日本版485号の紹介です。 表紙は「永瀬正敏」、特集は「あした美術館へ」です。続きを読む
コスプレは「ひとつのエンパワーメント」--肌の色や人種に関係なく、誰もが“違う人間”になっていい/米国 2024/08/01 アニメやマンガのキャラになりきるコスプレを通じて、肌の色にとらわれない表現を訴える一人の女性がいる。ティフ・フォン・バッツィにとってコスプレは単なる趣味ではなく、社会の意識を変えようとする試みだ。さまざまな表現上で、人種の平等を訴えるファン集団の動きも注目される。 続きを読む
「知れば知るほど、生きやすくなる」‐そんな本とイベントを入り口に視野を広げてくれる個人書店:「MoMoBooks-モモブックス-」(大阪) 2024/07/19 全国的に書店の数が減りつつあるにもかかわらず、あえて新規出店に挑戦する個人書店には、どんな思いが込められているのだろうか。2023年春に大阪・九条にオープンした、個人書店「MoMoBooks-モモブックス-」店主の松井良太さんとパートナーの松井桃子さんに、お店を始めた経緯や想いについてお話を伺った。 続きを読む
追悼・フジコ・ヘミングさん--「奇蹟のピアニスト」92年の生涯を支えたものとは 2024/05/12 ピアニストのフジコ・ヘミングさんが亡くなった。2023年11月に自宅で転んで入院。その療養中に膵臓がんが見つかり、2024年4月21日に容体が急変したとのこと。フジコさんの友人であり、2023年『ビッグイシュー日本版』461号の巻頭インタビューを執筆したライターの森山文央さんから、追悼記事が届いた。クリスチャンだった奇蹟のピアニストは、ついに「念願の」天国に旅立ったのだという。 続きを読む
自称“陰キャ”が店主を務める、10代向け専門・立ち読み自由の古本屋「大吉堂」。難しい商売であっても続ける理由とは 2024/05/07 “10代の心(実年齢問わず)を刺激する古本屋”をコンセプトにした古本屋がある。大阪市阿倍野区にある「大吉堂」だ。立ち読み自由、おやつつき。なんなら、本を読まずボーっとしても、スマホをいじっていてもいい。今回は、店主の戸井律郎さんに、お店のなりたちやビッグイシューとの関わりについてお話を伺った。 続きを読む
坂本龍一“もっと怒って、怖がって、怖気づくべき。このままでは、世界はあと20年、持たないんじゃないですか?” 2024/05/01 世界的な音楽家であると同時に、数々の環境・平和活動にも取り組む坂本龍一さん。3・11市民のつどい「Peace on Earth(ピース・オン・アース)」に参加した坂本さんが語る、3・11後の日本の変化と社会活動、そして未来。続きを読む
著名デザイナーとコラボのチャリティ靴下企画などで15万足もの靴下が困窮者へ 2024/02/18 『ビッグイシュー・ノース』(英国北部で販売)が、マンチェスター出身の著名アーティスト、スタンリー・チョウと、オンライン靴下専門店スタンドフォーソックス(Stand4Socks)とタッグを組み、チャリティー靴下を発売している*1。続きを読む