車上生活を選ぶ12の理由ーキャンピングカーでノマドライフを送る85人に聞いた 2023/05/24 車上生活者の生きざまを描いた映画『ノマドランド』が突きつけたように、2008年の金融危機以降、高い住居費を節約する手段として「車上生活」を選ぶ人が増えている。パンデミックによって、その数はさらに増えている。トンプソン・リバース大学ヒューマンリソース学部のアンガス・J・ダフ准教授が『The Conversation』に寄稿した記事を紹介しよう。続きを読む
芸術家の男女の所得格差 2023/05/18 世界的に芸術家(アーティスト)の収入は、教育や資格を必要とする他の職業のプロよりもかなり低い。女性となると、さらに不利な状況にある。オーストラリアの芸術家をとりまく環境について、豪マッコーリー大学の経済学教授デイヴィッド・スロスビーらが『The Conversation』に寄稿した記事を紹介しよう。続きを読む
国境も時間も超える不思議な漫画「マムアンちゃん」の誕生秘話/BIG ISSUE LIVE「愛蔵版『ビッグ マムアンちゃん』発売記念 タムくんと話そう!」 2023/01/07 雑誌『ビッグイシュー日本版』の第1号が世に出たのは2003年のこと。来年の創刊20周年を記念した企画の第一弾として、ビッグイシューで大人気連載中の「マムアンちゃん」を一冊に取りまとめた単行本、愛蔵版『ビッグ マムアンちゃん』が発売となった。2022年12月3日に行われたオンラインイベント『BIG ISUUE LIVE』では、「マムアンちゃん」の作者であるタイの漫画家、ウィスット・ポンミニットさん(通称・タムさん)をお迎えし、ビッグイシュー日本編集長・水越洋子と、ビッグイシュー日本東京事務所長・佐野未来がお話を伺った。続きを読む
レジリエンス・共感性・グリットを育みたいなら、団体での音楽活動が最適との研究結果 2022/12/12 若いうちに身につけるべきとされる資質「レジリエンス」。いわゆる逆境を乗り越える力をいい、これからの時代、ますます重要になるとされている。幸い、レジリエンスは生まれながらに兼ね備えているものだけでなく、経験や他者とのかかわりから身につけることができる。豪タスマニア大学で音楽教育に関わってきたウィリアム・ジェームス・ベイカーら は、団体での音楽活動(学校や地域の合唱団、オーケストラ、吹奏楽)を通してレジリエンスが育まれるのではないかとの仮説をもとに、調査を行った。彼らが『The Conversation』に寄稿した記事を紹介しよう。続きを読む
2022年11月15日発売の『ビッグイシュー日本版』443号、表紙は「リナ・サワヤマ」、特集は「音でよみがえる風景」 2022/11/14 2022年11月15日発売のビッグイシュー日本版443号の紹介です。 表紙は「リナ・サワヤマ」、特集は「音でよみがえる風景」です。続きを読む
アートやデザインで社会に新しい仕事をつくりだすー奈良県香芝市「Good Job!センター香芝」がビッグイシューを扱う理由 2022/10/23 15~34歳の若年無業者の数は日本国内に約75万人いるという。その中には、「仕事を探したけれど、見つからなかった」という人もいるだろう。すでにある仕事を担う人を募集する形では、どうしてもマッチングからこぼれてしまう人がいるからだ。しかし奈良県香芝市にある「Good Job!センター香芝」は、仕事ありきではなく「人ありき」で仕事のほうをつくっているという。好きなことや得意なことを仕事にするとは、どういうことか、そもそもそんなことは可能なのか。スタッフの三輪竜郎さんに話を聞いた。続きを読む
読書療法(ビブリオセラピー)が現代に必要な理由 2022/09/18 迷いの多いこの世において、私たちを導いてくれる「本」。近年、さまざまなかたちで取り入れられている読書療法(ビブリオセラピー)について、『ビッグイシュー・オーストラリア』が取材した。続きを読む
日本最南端の『ビッグイシュー日本版』が買える本屋&カフェ「くじらブックス」。お客さん、他の書店とともに、沖縄の出版文化に彩りを 2022/08/12 通常はホームレスの人たちが路上販売している雑誌『ビッグイシュー日本版』だが、ショップやカフェなど人の集まる場所であれば、ホームレスの人でなくともビッグイシューを販売できる「委託販売制度」がある。今回は沖縄でこの委託販売制度を利用している「くじらブックス」店主の渡慶次(とけし)美帆さんに、委託販売を始めたきっかけやお客さんとの交流についてお話を伺った。続きを読む
北海道・帯広で『ビッグイシュー日本版』が買える場所「おびひろ自主上映の会×鈴木書店」は移動書店--「まだ読まれていない本、観られていない映画を届けたい」 2022/08/08 北は北海道から南は九州・熊本まで。全国11都道府県の路上で販売されている『ビッグイシュー日本版』。だが、ホームレスの人たちによる路上販売以外にも「委託販売制度」があり、カフェや書店などの一角を彩っている。今回は北海道・帯広にある「鈴木書店」もそんな本屋さんの一つ。だが、「鈴木書店」はフツーの本屋とは一線を画す。実は、移動本屋さんなのだ。「おびひろ自主上映の会×鈴木書店」店主の鈴木司さんに、委託販売を始めたきっかけや魅力についてお話を伺った。続きを読む