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カテゴリ: 地域活性化


オーストリア・ザルツブルクでは毎年6月、カピテル広場で開催される野外シネマに数千人もの人が押し寄せる。心疾患のある子どもを支援するため、ザルツブルク大聖堂の周囲を走るイベントも行われる。これらイベントを主導しているのは、元市会議員で、現在は個人事業主兼イベント運営者として活動するコーネリア・トエニという女性だ。ザルツブルクをより良い場所にするアイデアに溢れるトエニに、ザルツブルクのストリートペーパー『アプロポス』誌が話を聞いた。 続きを読む
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公共交通機関がないオーストラリアのビクトリア州、サウス・ギプスランド海岸エリアにはいま、電気バスが2台運行している。屋根に太陽光パネルを取り付けた10人乗りの小型バスには、それぞれサンディとサニーという名前がつけられている(バスの側面には「Hi, I’m Sandy!」の文字も)。地元の高齢男性たちが集うコミュニティ「Men’s Shed(男性たちの小屋)*1」のメンバーらが運転手を務め、車体メンテナンスや充電も担っている。環境への影響を最小限に抑えながら人々を目的地に運ぶこのバスは、地域コミュニティ発のイノベーションである。 続きを読む
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1ポンドでできることとは何だろう――? レイ・バロン゠ウールフォードにとって、その答えは電話ボックスを購入することだった。

ロンドン・ルイシャム地区、デトフォード橋のたもとにあるその電話ボックスは、人々がトイレ代わりに用を足す場所となり果てていた。同地区を拠点とするフードバンク「We Care Food Bank」の共同設立者である彼は、これを有効活用できないかと考え、さっそく電話会社のBTに連絡。3日後にわずか1ポンドで買い取る契約を結び、今年の2月末には24時間365日利用可能なコミュニティハブに生まれ変わらせた。

*1ポンド…約192円(2024年10月1日時点)

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2024年7月1日発売のビッグイシュー日本版482号の紹介です。
表紙は「ジュリアン・ムーア」、特集は「“選挙”の季節に」です。

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2024年6月15日発売のビッグイシュー日本版481号の紹介です。
表紙&特集は「まちに座る」、スペシャルは「エイミー・ワインハウスが遺したもの」です。

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阪神・淡路大震災を経験した167人に、ボランティアスタッフとともにアンケートを実施。寄せられた回答をもとに『地震イツモノート』をまとめた渥美公秀さん(大阪大学大学院教授)が語る、ライフスタイルとしての防災。続きを読む
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 世界中がコロナ対策に苦闘しているなか、台風シーズンが到来した。日本の避難所は世界的に見ても何十年と進化がないと批判されがちだが、アジアの最貧国の一つとされるバングラデシュは災害対策で着実な進化を遂げている。
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2023年12月1日発売のビッグイシュー日本版468号の紹介です。
表紙は「趣里」、特集は「廃屋DIY」です。

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「パウンドベリー」は、チャールズ英国王(当時は皇太子)が1993年から大切に温めてきた街づくりのプロジェクトだ。英国ドーセット州ドーチェスターの西、コーンウォール公領(皇太子の領土を指す)の400エーカーにおよぶこの 土地で、チャールズ国王は30年以上をかけて、自身が思う“英国のあるべき姿”を形作ってきた。
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