高齢者の孤独死を防ぐ「多世代シェアハウス」。30年夫婦で住んでみたドイツ元州首相の感想 2021/05/07 大阪市内における2020年の孤独死(死後4日以上経って発見された死亡)は年間1,314人にも上り、増加傾向にある。その多くが65歳以上だ*。しかし、「高齢者の孤独」という深刻な社会問題に悩むのは日本だけではない。続きを読む
4月1日発売の『ビッグイシュー日本版』404号、表紙は「大坂なおみ」、特集は「にぎわう!空き家いちば」。 2021/03/31 2021年4月1日発売のビッグイシュー日本版404号の紹介です。 表紙は「大坂なおみ」、特集は「にぎわう!空き家いちば」です。続きを読む
食の安全保障は地産地消から。コロナ禍を受けて直接配達を始めた地域農家たちが熱い 2020/08/03 コロナ禍で「不要不急」の対面を前提とする事業が大ダメージを受ける中、エッセンシャルワークである農業も変革を求められている。米シカゴでマイクログリーン*1の都市型農園を展開している「クローズド・ループ・ファームズ(Closed Loop Farms)」を紹介しよう。生産拠点はバック・オブ・ザ・ヤード地域にある建物「ザ・プラント」*2。3年前はスタッフ1人のみだったが、今ではフルタイム8人、パートタイム4人にまで事業を拡大。コロナ禍における地元住民たちのニーズに応えるべく、これまでとは違うビジネスに挑戦中だ。続きを読む
コロナ禍を生き残るのは地域に根差したスモールビジネス!? 米国「プラント・シカゴ」の新鮮野菜を届け循環型社会を実現する取り組み 2020/07/25 コロナ禍を受けて、各家庭の自炊の頻度が高まったが、その食材はどこで誰が生産したものか、意識しているだろうか。自炊に使う食材の購入先を地域の農家に切り替えることで、口に入る食材の鮮度が上がるだけでなく、地域農家の倒産が減り、人々のつながりも深まるのだ。続きを読む
無医村で人の命を救うには?巡回医療、保健衛生、有機菜園とコミュニティ・ガーデン--NPO法人 ミャンマー ファミリー・クリニックと菜園の会 2019/08/15 「栄養不良の患者さんを治療してよくなっても、数ヵ月したら同じ病気で戻ってくる苦い経験をしました。そこで現在は、ミャンマーのデルタ地域・エーヤワディー管区の無医村を中心に、現地の医師・看護師・ドライバーと共にひと月に15の村を巡回診療するほか、地域健康推進員(コミュニティ・ヘルス・プロモーター)を育成。続きを読む
犯罪者たちの更正に有効な平和的アプローチ。水産養殖プロジェクトでギャングたちが改心、人々の食卓を豊かに 2019/08/05 南西太平洋地域の島々からなる国パプアニューギニアでは、険しい高地で水産養殖プロジェクトがおこなわれている。この取り組みが元受刑者の人生を変えるとともに、犯罪多発地域として悪名高いハイウェイ沿いの治安改善にもつながっているという。続きを読む
役者が路上を走り、観客がそれを追いかける—路上演劇祭 Japan in 浜松 ダイナミックな迫力、垣根のない舞台。 2019/05/17 静岡県浜松市の街中で毎年5月ごろに開催される「路上演劇祭」。観客は道行く人々、演者は在日外国人や障害者など、多彩な背景をもつ人々が出演する。路上を舞台に変えてしまうユニークな演劇祭の魅力を聞いた。続きを読む
良質な土壌、有機肥料、知識を農場が無料提供。「ニュー・コモンズ・ファーミング」/オランダ・トゥエロ 2019/05/13 手頃な価格で有機栽培の野菜を買えるようになり、地域でお金が回る。そんな一石二鳥のビジネスモデルを実践する農場がオランダにある。地域住民が“コモナー”として農場運営に参加し、グリーンツーリズムで4万人が訪れるという農場を訪ねた。 続きを読む
釜ヶ崎の過去と現在。高齢化・IT化の流れであいりん総合センターは?/インバウンド外国人を見込んで変わりつつあるかつての「日雇いの街」 2019/04/27 大阪市西成区、「日雇い労働者の街」として知られる釜ヶ崎。最近では「あいりん総合センター」の閉鎖をめぐる反対運動がニュースで報じられているが、そもそも近年の釜ヶ崎はどんな状況になっているのだろうか。 続きを読む