障害者の装いを豊かにする「アダプティブウェア」のアプローチ5選 2022/02/10 片手で服を着たり、座ったままジーンズを履いたりしたことはあるだろうか。足のサイズが左右で違う人や片足しかない人が、どうやって靴を買っているかご存知だろうか。布の種類によっては触れることすら耐えられない自閉症の人がいることは?続きを読む
食品ロス問題への新たなアプローチ:途上国の出荷工程で太陽光発電の冷蔵庫を導入 2022/02/02 「食品ロス」は、加工、流通、消費の各段階で起こりうるが、発展途上国で特に問題になっているのは、もっと上流での食品ロスだ。アフリカの小規模農家たちは、出荷中の農作物が売り物にならなくなる問題に悩まされている。市場に届けるまでのずさんな取り扱い、いいかげんな包装、保管設備の不足などが原因だ。続きを読む
アプリで若者の就労支援。インセンティブ付きオンライン講座「ドリームキット(Dream Kit)が米国で話題 2021/01/22 地方の若者が仕事に就けず、自活できない状況になっていくのは日本もアメリカも似た状況だ。そんな状況を打破しようと、米コネチカット州ニューヘイブン(人口約13万人)で開発されたアプリ「ドリームキット(Dream Kit)」が話題を呼んでいる。主なターゲットは住まいが安定しない、またはホームレス状態にある若者(18-25歳未満)。オンライン上でさまざまなプログラムを受講し、各講座を完了すると特典としてギフトカードをもらえるのが特徴だ。続きを読む
卵子凍結で母親になれた人は21%:英国の卵子凍結の実態 2020/09/09 晩婚化・高齢出産の傾向が続いている。「女性の生殖能力は30代半ばでガクンと落ちる」と専門家からの忠告がなされる中、加齢が原因で子どもができにくくなることへの「保険」の一つとして「卵子凍結」を視野に入れる女性が増えている。続きを読む
「垂れ流しSNS」に終わりを告げるー災害状況の把握や救助、寄付獲得に使用できる可能性について 2020/08/27 森林火災・干ばつ・洪水・サイクロン... 近年、大規模災害の被害に見舞われ続けているオーストラリアだが、人々の「ソーシャルメディアの利用」が高まっている今、災害への備えや対応も変わりつつある。続きを読む
偏見を持たれがちな精神疾患のある人たちに、デジタルツールを活用し課題の共有をスムーズに 2020/03/26 精神疾患のある人たちはただでさえ苦しい状況にあるのに、偏見や差別に遭うとその苦しみは何倍にも膨らんでしまう。しかし現実には、日常生活だけでなく医療の現場ですら偏見を持たれている実態がある。この問題解決に向け「デジタルツールの積極活用」を提案するウェスタン大学(カナダ)のジャビード・スクヘラ准教授の意見を紹介する。続きを読む
乳がん患者の“残された乳房”を守る新発明「スマート・アーマー(Smart Armor)」。17歳の発明家マッキンリー・バトソン が語る「若者の強み」とは 2019/12/11 若者が世界を変えつつある。前回の記事(10代の感性が社会を変える。アメリカの銃乱射事件をきっかけに、発言力を増す若者たち)で紹介したのはアメリカの若者だが、オーストラリアにも目覚ましい活躍をする若者たちがいる。まずは 17歳の発明家を紹介しよう。続きを読む
ビッグイシューを「転売」!? 読者が「販売者」になることで元の販売者の収入をアップさせるサイクル:『ビッグイシューUK』の新プロジェクト「ペイ・フォワード」 2019/11/06 2019年4月1日、『ビッグイシューUK』(英国版)が「ペイ・フォワード(Pay It Forward: 親切を次につなぐ、の意)」という新たな取り組みを導入すると発表した。急速な成長を見せているモバイルバンキングサービス「Monzo※」を利用し、販売者たちに新たな収入の流れを生み出す狙いだ。これにより、『ビッグイシューUK』は世界初の “転売可能”な雑誌となる。続きを読む
銀行口座や信用情報がなくても大丈夫!?小規模農家を救う「金融包摂」。ブロックチェーンを活かして実績を証明 2019/10/07 日本国内の農業従事者はこの9年で約90万人減少(※農林水産省、農業労働力に関する統計 より)。「種子法」の廃止、農業従事者の高齢化など、小規模農家にとって明るいニュースはあまり聞かれない。その一方で、今回ご紹介したいのがカリブ海の島国ジャマイカの取り組み。銀行口座すら持っていない小規模農家の生産性をアップさせようと、ブロックチェーン技術を使った融資を受けやすくする仕組みづくりが始まっている。続きを読む