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カテゴリ:本誌からの転載記事 > 被災地から


アジア太平洋戦争の敗戦間際に、福島市に唯一落とされた爆弾があった。それは原爆の投下訓練弾「模擬原爆」で、渡利地区の水田で作業をしていた一人の少年が命を落とした。この地区は2011年の原発事故でも高い放射線を記録した。少年の姉、ミチさんに話を聞いた。

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東日本大震災と福島第一原発事故から10年の今、福島県内もコロナ禍で、県内外から被災地を訪れる人が激減している。被災の記憶と体験を伝え続ける「語り部」3人の思いを聞いた。 続きを読む
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2021年3月1日発売のビッグイシュー日本版402号の紹介です。
表紙は「ナオミ・ワッツ」、特集は「ふくしま、10年という時間」です。

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東日本大震災から間もなく10年。福島の被災地の住民は、日常生活が言葉では言い表せないほど変化し、今も激動の中で模索しながら日々を過ごす人もいる。来訪者に自分自身の言葉で福島を語り続けるタクシー運転手、橋本百夏さんに話を聞いた。続きを読む
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経産省“海や大気中への放出処分”を計画
強まる、漁業者、住民の反対

東京電力福島第一原発事故直後から毎日発生し続け、敷地内の巨大タンクに保管されている大量の汚染水。今、政府は地元の圧倒的な反対を押し切って、環境投棄に踏み切ろうとしている。重要な局面を迎えた現地からのレポート。

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 原子力規制委員会は2月26日、東日本大震災の震源地から最も近い原発として注目を集めてきた東北電力・女川第二原発(宮城県)について、新規制基準に適合したと認める「審査書」を決定した。東日本大震災で被災した原発で適合するのは、茨城県の日本原電・東海第二原発に続いて2基目となる。国は宮城県に対して3月2日、同意要請をした。女川町と石巻市に対しても行う見通しで、地元自治体の判断へと焦点が移る。



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 横浜市青葉区の田園都市線あざみ野駅近くにある「NPO法人スペースナナ」では、19年2月から交流サロン「3・11カフェ」が開かれている。2011年の福島第一原発事故や東日本大震災について、避難者や被災者だけでなく、地域の人たちなど関心のある人が、お茶を飲みながら会話する場だ。



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 福島県内の農家8人が、福島第一原発事故に伴う農地の原状回復(放射性物質の除去)を求めて東京電力を訴えた民事裁判「農地回復訴訟」の、地裁差し戻し判決が2019年10月、福島地裁で言い渡された。



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 8月から10月にかけて次々に台風が日本列島を襲った。8月には3つの台風が同時に発生し、その後も9月の台風15号、10月の19号が、各地に甚大な被害をもたらした。

 19号による水害は、公害や環境汚染という二次災害を引き起こした。福島県郡山市と長野県長野市では、メッキ工場の建物が水没し、製造ラインで使用していた猛毒の青酸ソーダ(シアン化ナトリウム)が敷地外に流出。福島県田村市では、放射性物質が含まれる除染廃棄物を入れて仮置きされていた黒い土嚢(フレキシブル・コンテナバッグ)が川や仮置き場外に流された。8年前の原発事故と、今回の水害のダブルパンチの環境汚染だ。住民にとっては「たまったものではない」だろう。



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