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カテゴリ: ホームレス・貧困


昔は、“ホームレス”というと、世捨て人のような風貌をイメージしたものだが、昨今のホームレスの人たちの中には、パッと見て困窮しているとわかりづらい人も多い。下記に紹介する2人の女性もそうだ。ドイツ・シュトゥットガルトの女性向けドロップインセンター「Femmetastisch」(カトリック系の女性向け社会事業、の意)で住宅緊急支援部長を務めるイングリッド・ストールに話を聞いた。続きを読む
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 「ビッグイシュー」の路上販売は、「ホームレス状態、連絡先・保証人・履歴書なしでも、誰でもすぐに始められる仕事」として、イギリスではじまりました。雑誌を仕入れて路上で対面販売する形をとることで、仕事を求めるホームレス状態の方に最速その日のうちにご案内することができます。これまでに登録者数は2031人、15億5,272万円の収入を提供してきました。(23年3月末時点)

しかし近年の夏は、猛暑日としてカウントされる日が年々右肩上がりに増えています。お客様からも「路上のビッグイシューの販売者が暑さで倒れないか心配」とご心配をいただくことが多くなりました。

この記事では、よく頂くご質問にお答えする形で、ビッグイシュー日本の猛暑対策としての取り組みについてご案内します。

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有限会社ビッグイシュー日本では、ホームレス問題や貧困問題、ビッグイシューの活動への理解を深めるため、企業や学校から依頼を受け、講義をさせていただくことがあります。

今回オンライン講義を企画してくださったのは、公益社団法人京都保健会(以下、同法人)の皆さん。同法人で運営している病院や診療所では、無料低額診療事業(医療費の支払いが困難な方に対して医療費を減免する制度)を活用しています。

今回は、同法人内の事務職員向けに行われた研修会「京都民医連を支える事務職員として今できること ~人権と公正の視点でいのちとケアが大切にされる社会の実現をめざして~」のメインプログラムとして、ビッグイシュー日本大阪事務所長・吉田耕一と、販売者の吉富さんがオンラインで講義をさせていただきました。

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『ビッグイシュー英国版』の元販売者スティーブ・ワイアット(45歳)が、アンティーク家具の実店舗を持つという夢を実現させた。サポートしたのは、BBCの人気テレビ番組「ザ・リペアショップ*1」の司会者で家具修復家ジェイ・ブレイド(53歳)だ。
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米国では、ホームレス当事者を含めた市民の健康や治安への懸念の高まりを受け、この1年ほどでホームレス問題への新しい方針を発表する都市が出てきている。その中に「民事的収容(civil commitment)」を提案するものがある。路上や地下鉄などの公共空間に駆けつけた警察や救援隊員が、“重度の精神疾患や薬物依存症あり”と認めた場合、その人を強制入院措置にできるというものだ。この法案の倫理性の是非について、サウスフロリダ大学で、保健法・公衆衛生法・医療倫理の教鞭をとるキャサリン・ドラビアクが『The Conversation』に寄稿した記事を紹介する。
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2022年8月、スコットランドは世界で初めて、生理用品の無償提供を認める法律を施行させた。この施策の現場の様子や、昨今の物価高騰の影響について、国際ストリートペーパーネットワーク(INSP)が取材した。 続きを読む
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ビッグイシューの出張講義でスタッフが販売のしくみを解説すると、参加者から「しくみはわかったけれど、そもそもビッグイシューの販売者はどのようにビッグイシューの存在を知るのですか?」と聞かれることがあります。

そこで今回は、販売者と接することの多いビッグイシューの販売サポートスタッフに確認し、販売者が「ビッグイシューを知ったきっかけ」で多いものを紹介したいと思います。
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 街角で雑誌販売をするビッグイシュー販売者は、人通りが見込める場所に立つことが多い。そのため、その場所は、選挙時には選挙活動にも使われることもよくある。

選挙期間になると、ビッグイシューを応援してくださる方の中には「選挙活動で人が集まりすぎて、販売者が販売しづらいのでは?」「候補者は販売者のことをいないものとしているのではないか?」とご心配をいただくことがあるため、実際のところを東京9名・大阪13名の販売者に聞いてみた。

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オーストリアで家を失う恐れが急速に高まっているのが「55歳以上の女性」だ。いったいどんな事情があって、高齢女性がホームレス状態に至るのか。『ビッグイシュー・オーストラリア』が、3人の女性の住まいを失うまでの経緯を聞いた。 続きを読む
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