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カテゴリ: ホームレス・貧困


ビッグイシューの出張講義でスタッフが販売のしくみを解説すると、参加者から「しくみはわかったけれど、そもそもビッグイシューの販売者はどのようにビッグイシューの存在を知るのですか?」と聞かれることがあります。

そこで今回は、販売者と接することの多いビッグイシューの販売サポートスタッフに確認し、販売者が「ビッグイシューを知ったきっかけ」で多いものを紹介したいと思います。
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 街角で雑誌販売をするビッグイシュー販売者は、人通りが見込める場所に立つことが多い。そのため、その場所は、選挙時には選挙活動にも使われることもよくある。

選挙期間になると、ビッグイシューを応援してくださる方の中には「選挙活動で人が集まりすぎて、販売者が販売しづらいのでは?」「候補者は販売者のことをいないものとしているのではないか?」とご心配をいただくことがあるため、実際のところを東京9名・大阪13名の販売者に聞いてみた。

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オーストリアで家を失う恐れが急速に高まっているのが「55歳以上の女性」だ。いったいどんな事情があって、高齢女性がホームレス状態に至るのか。『ビッグイシュー・オーストラリア』が、3人の女性の住まいを失うまでの経緯を聞いた。 続きを読む
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子どもの貧困が人生観に与える影響や学校でできる支援について、独オスナブリュック大学の社会学者アラディン・エル・マファラニに『ヒンツ&クンスト』誌(ドイツ・ハンブルク)が話を聞いた。
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米国では毎日少なくとも20人が、路上やテント、車中など、ホームレス状態で亡くなっている*1。ストリートペーパーの国際的ネットワーク「INSP(International Network of Street Papers)」の北米支部ディレクターで、20年以上にわたりストリートペーパー事業や住宅支援などホームレス問題の最前線で活動してきたイズラエル・ベイヤーが、米国の「真の悲劇」という題で文章を寄せた。
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ヨーロッパでは、多くの都市でビルの入り口にホームレスが寝そべっている光景が街並みの一部になっている。だがフィンランドの首都ヘルシンキでは、街中や駅周辺から港の近くへと足を延ばしても、特にホームレスらしき人は見当たらない。EU諸国の中で唯一、ホームレス人口を減少させているフィンランドのハウジングファースト施策について、『ヒンツ&クンスト』誌(ドイツ・ハンブルク)が取材した。

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米国中部コロラド州の大都市、デンバーの並木道。
タミー・ヴォーンの朝は、コルファクス・アベニューとブロードウェイ・ストリートの交差点から始まる。出勤日は毎日欠かさず歩道をほうきで掃き、ごみ箱を空にして、このキャピトルヒル地区をきれいな状態に保つことがヴォーンの仕事だ。鮮やかな紫色の制服は、人混みの中でもひときわ目をひく。 続きを読む
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スペインは、欧州連合(EU)の中でも指折りの青果物産地。国内最南端に位置するアンダルシア地方は欧州最大級の有機農地面積を誇り、農園労働者は引っ張りだこだ。しかしハードな労働の割に低賃金のため、この分野で働きたいと考えるスペイン人は、特に若い世代では少ない。

またスペインは、その地理的条件から、欧州亡命を目指す難民たちの「玄関口」となっている。国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)によると、2021年1月1日〜11月30日の間にスペインが受理した亡命申請は5万8,540件で、そのうち承認されたのはわずか1割。申請が却下された場合、「20日以内の国外退去」が命じられるが、実際に退去する者は4割以下で、残りは「不法状態」で国内に留まっている。正式な就労は認められていないが、何とか生き延びなければならない。ここに、農業分野の労働搾取という落とし穴がある。オーストリアのストリート誌『メガフォン』が現地で取材した。
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日本で年金生活に余裕があったのは昔のことで、今ではかなりの高齢になってもアルバイトをしないと生きていけない人が増えている。年金が足りないのは日本だけではなく、ドイツも同様だ。ドイツのストリートペーパー、『ヒンツ&クンツ』誌の元販売者に話を聞いた。続きを読む
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