10月1日発売のビッグイシュー日本版272号の紹介です。 表紙はBECK、特集は「“いま”を縫う」。
スペシャルインタビュー BECK
6年ぶりに出した『モーニング・フェイズ』で、今年のグラミーの最優秀アルバム賞を獲得したベック。英ビッグイシューに手紙を寄せてくれました。1980年代のロサンゼルス、荒れた高校を逃げ出し、古い図書館で多くの時間を過ごした日々を振り返ります。国際 ニューヨーク「See Me――私を見て」展
米国では、24歳以下の若者ホームレスの4割が、同性愛、両性愛、性同一性障害などの性的マイノリティ(LGBTs)と言われています。彼らの豊かな生きざまをレンズに捉えた「See Me」展の報告です。特集 “いま”を縫う――仕事、逸品が生まれる場
人は原初から、寒さや厚さをしのぐため、縫い仕事をしてきました。いま、縫うということから、新たな“仕事”をつくれないでしょうか?鹿児島市にある知的障害者支援施設「しょうぶ学園」の工房では、メンバーが何気ないシャツに、自由奔放に糸を通した針を刺していきます。
絡んだり、もつれたりしても気にせず、「針一本で縫い続ける」というスタイルです。ここで生まれる作品には、生命力、あざやかな色彩と美しさがあふれています。
「リボーン・京都」の活動は、寄贈された着物地をルワンダなどの途上国に送り、女性や若者たちに洋裁技術の指導をして、絹の着物をゴージャスな洋服に仕立て直してもらうこと。それによって、人々の経済的自立を応援しています。
トレーニング、手仕事、生活が一体となって逸品、仕事を生む場でもある「ヌイ・プロジェクト」「リボーン・京都」。それぞれのメンバーの縫い仕事の現場を取材し、縫う世界とその仕事の可能性を考えました。
ワンダフルライフ 自然の野原のような庭園を歩く、生き返る時間「紫竹ガーデン」
幸せな子ども時代と結婚生活を送った紫竹昭葉さんは63歳の時、最愛の夫を亡くします。茫然自失の紫竹さんを立ち上がらせたのは、子ども時代に遊んだ「広い野原をつくろう」という夢でした。北海道の農業が厳しい状況に置かれているなか、「農民になる」という決意に家族は唖然……。それから26年、紫竹さんの夢が結実した「紫竹ガーデン」を訪ねました。
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