6月1日発売のビッグイシュー日本版312号の紹介です。
表紙は「池松壮亮さん」。特集は「自立電源生活レシピ」です。

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スペシャル企画:池松壮亮さん

人を想うこと、恋をすること。
映し出されているのは、今、この時を生きているひとたち

12歳の時『ラストサムライ』でデビューして以来、これまで40本近くの映画に出演してきた池松さん。現代詩集としては異例の売り上げを記録している1冊の詩集「夜空はいつでも最高密度の青色だ」に触発されて生まれ、池松さんが日雇い労働者を演じる映画『夜空はいつでも最高密度の青色だ』についてインタビュー。



リレーインタビュー。私の分岐点:HASUNA代表 白木夏子さん

貧しさの中、幼い子も朝から晩まで働く。搾取のないエシカルな起業を決意

人、社会、自然環境に配慮した“エシカル”ジュエリーブランドを日本で初めて手掛けて注目を浴び、その後も多方面で活躍中の白木夏子さん。人生の分岐点は、大学の夏休み。南インドの鉱山で、ある人々に出会ったことだと語ります。

<オンライン編集部オススメ、あわせて読みたい白木さんの著作>


特集:「わがや電力」、自立電源生活レシピ

鹿児島県の山奥で、電気・水道・ガスを契約しないという“フルオフグリッド”の生活を送る、テンダーさん。年間家賃1万円の家「てー庵」に住み、電気は自作の太陽光発電システム、調理と暖房の熱源は薪から、風呂のお湯は太陽熱、水は裏山の水源から引く。

でも、電気の自給はできるの? 暮らしに必要な電気の強さは12ボルト以下でいい。テンダーさんは、太陽光発電に必要な道具も仕組みも簡単で、お金もかからない、小学生にもできる「わがや電力」を考えた。

ストイックな暮らし? ニコニコとテンダーさんは言う。「一般的な家電はひと通り使えています。暖房は薪ストーブだし、冬でも蛇口をひねれば、太陽熱温水器を通った温かいお湯が出てきます……。この暮らしを始めて3年。個人として低負荷な暮らしはやっぱり簡単でした!」
テンダーさんを訪ね、“フルオフグリッド”の生活を取材、あなたもしたくなる「わがや電力」のレシピを大公開します。

テーマ
1)電気・熱源・水道、すべてオフグリッド! 自前、自力、自立の暮らし
2)とても簡単! 小6の知識で作れる「わがや電力」。都会のベランダでも
3)モバイルハウスも作れる! 廃校を活用、日本最大規模の“ファブラボ”

国際:丸見えにして、我が身と所有物を守る。アテネ、1万5千人がホームレスに

出会った人々は流暢に英語を話した。誰もが、いとも簡単に路上生活に

スイス人アーティストのエヴァ・ボーナーは、現地のストリート誌販売者の手を借り、アテネで急増するホームレスの人々の寝場所の写真を撮りました。

ビッグイシューアイ:水道民営化はNG。世界の潮流はすでに“再公営化”へ

水は必須の「社会的共通資本」。事業者に都合のよい改正案

市場原理がもちこまれ、世界では1980年代から民営化が進んだ水道。しかし、料金の上昇や水質悪化などが頻発、再公営化への揺り戻しが起きている。そんな中、日本は「水道法」改正で今から水道民営化へ舵を切ろうとしている。関良基さん(拓殖大学准教授)にその問題点を聞いた。

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ビッグイシューは1991年ロンドンで生まれ、日本では2003年9月に創刊したストリートペーパーです。

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