12月1日発売のビッグイシュー日本版276号の紹介です。
表紙は「ダライ・ラマ14世」、特集は「生まれる『子ども食堂』」です。
スペシャルインタビュー ダライ・ラマ14世
チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世に、英ビッグイシューがインタビュー。話題は多岐にわたり、宗教や国籍の違いを乗り越え、互いに思いやりを持つよう呼びかけました。
特集 子どもの貧困。生まれる「子ども食堂」
今、全国各地で「子ども食堂」が生まれています。それは、なぜでしょうか?
2012年、18歳未満の「子どもの貧困率」は16・3%、子どもの6人のうち1人が貧困状態に置かれ、先進国の中でも4番目の高さです。これを、市民が肌身で感じるようになったからではないでしょうか?
「夏休みにやせる児童の増加」などが養護教員の団体による調査で報告され、学力テストでは親の年収と子どもの学力が相関していることも明らかになりました。特にきびしい状況にあるのが母子世帯で、貧困率は50%以上でした。
そこで、阿部彩さん(首都大学東京教授)に、日本の子どもの貧困をなくすための方策について聞きました。また、貧困状態の子どもたちへの市民的サポートの一つとして各地に生まれつつある「子ども食堂」の現場を取材しました。
子どもの貧困問題解決に、市民がどう向き合えばいいのかを考えます。
国際 英国、700人以上聖戦参加か? 教師たちの闘い
多くの英国人が聖戦に参加するために中東に渡り、イスラム教徒への圧力が強まる中、多民族都市バーミンガムのウェイバリー校における、生徒たちを過激派の巧みな勧誘から守る取り組みが注目されています。
国際 韓国、「ジャン・バルジャン銀行」
失業中に入院して治療費が払えない、貧しくて交通違反の罰金が払えない、それだけの理由で韓国では、年間4万人が労役場送りになっています。そんな人々を救済するために今年立ち上げられた、社会的銀行の創立者へのインタビューです。
ビッグイシューアイ 大きな一歩に、同性カップル初めて公認される!
11月5日、東京都世田谷区と渋谷区で、ともに同性カップルを公認する「パートナーシップ制度」が発足しました。作家の伊藤悟さんが、その現場を取材し、それぞれの制度をレポート。
この他にも、「ホームレス人生相談」やオンラインでは掲載していない各種連載などもりだくさんです。
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