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気候・自然
ファッション業界を持続可能なものにーー企業のリジェネラティブな取り組みを支持しよう
自分のお気に入りのシャツを作るのに、どれくらいのカーボン・フットプリント(二酸化炭素排出量)がかかっているか考えたことはあるだろうか。綿のシャツで2.1kg、ポリエステルのシャツだとその2倍以上(5.5kg)の二酸化炭素 […] -
ビッグイシュー基金
医療現場における困窮者・ホームレスの人々の支援の形とは
ビッグイシューの出張講義の際、ある大学の学生さんから「医療分野でできる困窮者・ホームレス支援について調べていこうと思う」といった感想をいただきました。時間がなくてその日は紹介ができませんでしたが、この記事で医療現場での困 […] -
公正・包摂
16歳で統合失調症を発症しながらも南カリフォルニア大学精神医学教授となったエリン・サックス 「重度の精神疾患者も、もっと自立した生活ができる」
エリン・サックスは16歳のある日、急に席を立つと教室を出て、学校を抜け出し、自宅へと向かった。なぜそんな行動をとったのか自分でも分からなかった。近所まで来ると、家々が侮辱的な、敵意に満ちた言葉を浴びせてきて、頭の中でこだ […] -
アート・文化
自分の体を慈しむ気持ち「ボディ・アプリシエーション」を育む重要性
近年、「ボディ・ポジティブ」という言葉がよく聞かれるようになった。身体の特徴を肯定的にとらえるムーブメントが起きているのだ。ただし、身体を慈しみ、尊ぶという考え方は決して西洋社会が考え出した、ここ最近のものではない。英国 […] -
イベントレポート
「自分の存在を消してしまいたい」の考えが変わるまで–大阪大学「平和の探求」授業にビッグイシューが出張講義
ビッグイシュー日本では、ホームレス問題や活動の理解を深めるため、高校や大学などで講義をさせていただくことがあります。 今回の行き先は、大阪大学の基盤教養教育科目、「平和の問題を考える(通称:平和の探求)」。北泊 謙太郎先 […] -
原発ウォッチ!
政府、パブコメ応募の急増を問題視。政策策定の早い段階で実質的な市民参加を
パブリックコメント(以下、パブコメ)とは、国や自治体などが政令や政策文書を定める際に、広く国民から意見を募り考慮することで、行政の運営の透明性や公正さを確保することを目的に実施される行政手続法に定められた手続きだ。法がパ […] -
アート・文化
ロック好きの女子を応援する合宿「ガールズ・ロック・キャンプ」
“好きな音楽の方向性”は、個人的に伸ばすものである一方、コミュニティーや時代にも大きな影響を受ける。音楽を楽しむ、というのは非常に個人的かつ共同的な経験なのだ。なかでもロックは、一つの音楽ジャンル以上の存在であり続けてき […] -
ビッグイシューのご案内
表紙は「千葉雄喜」、特集は「気候政策、SOS!」/5月15日発売の『ビッグイシュー日本版』503号
5月15日発売の『ビッグイシュー日本版』503号の表紙は「千葉雄喜」、特集は「気候政策、SOS!」です。 (リレーインタビュー)落語家 立川寸志さん 2011年に立川談四楼さんに弟子入りし、15年3月に二ツ目昇進。今年3 […] -
アート・文化
「普通の体型」とは何か? 体型の捉え方の健全性を維持するために
何を「普通の」体型と考えるかは身近に見える体型に影響される――これは大人だけでなく子どもにも当てはまることが、今回筆者たちが行った研究*1 から明らかとなった。英ダラム大学心理学教授リンダ・ブースロイドが『The Con […] -
公正・包摂
密売人から最高位の鷹匠へ。貧困地域の若者を支援「ロドニーズ・ラプターズ」–人生変えたワシミミズクとの出合い
タカやワシなどの猛禽類を世話しながら、鳥とともに地域の若者支援に邁進する鷹匠が米ワシントンDCにいる。貧困地区で育ち、薬物に依存していた若き時代に、自身を変えてくれた恩を返すためだ。 米国で数少ない黒人鷹匠。 世話した成 […] -
平和・協同
フェアトレードの日にチェックしたい、「ものの選び方」を教えてくれるショップ8店
5月の第2土曜日は「世界フェアトレード・デー」。世界中の各地でフェアトレードを考えるべく様々なキャンペーンが開催されます。そこで今回は、ビッグイシューとかかわりの深いフェアトレード商品を扱ったショップ8店をご紹介します。 […] -
公正・包摂
26歳で双極性障害を発症した弁護士:奇異な行動を取った者に必要なのは「懲罰」ではない
ザック・マクダーモットは、公選弁護人(*1)として働いていた26歳のある日、自宅のアパートを出ると、なぜかこの日はコメディ番組のパイロット版の撮影中なんだと思い込んだ。いかにもニューヨークっぽいシーンで、出会う人たちはみ […] -
アート・文化
「こどもの日」に大人として見たい、日本のドキュメンタリー映画5選
5月5日は「こどもの日」。祝日法では、「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」日とされています。とはいえ「母に感謝する日」であることはあまり知られていないかもしれません。また、たとえ知っていた […] -
貧困・ホームレス
第二次トランプ政権で遠ざかる、困窮者支援政策の数々
第二次トランプ政権がホームレス施策に及ぼす影響として、公営住宅や住宅補助金プログラム以外にも、全米各地のコミュニティーにホームレス対策に資金提供している米国住宅都市開発省(US Secretary of Housing […] -
ビッグイシューのご案内
表紙は「東村アキコ」、特集は「ボディ・ポジティブ」/5月1日発売『ビッグイシュー日本版』502号
5月1日発売『ビッグイシュー日本版』502号の表紙は「東村アキコ」、特集は「ボディ・ポジティブ」です。 (リレーインタビュー)落語家 林家彦いちさん 初代林家木久蔵(現・木久扇)に入門し、2002年に真打昇進。SWA(創 […] -
アート・文化
伝統✕ファッション✕社会貢献の形。1万5千点を販売したスコットランドの「ホームレス・タータン」とは
日本でもなじみの深い「タータン・チェック」は、スコットランドが発祥の地であることをご存じだろうか。多様な色や線を組み合わせたデザインは、一族や学校、地域、企業で専用の柄を持つこともごく一般的。スコットランドの歴史や人々の […] -
ビッグイシューのご案内
“令和の百姓一揆”特集が好評/『ビッグイシュー日本版』501号の感想報告ポストまとめ
『ビッグイシュー日本版』501号、“令和の百姓一揆”特集が好評です。『ビッグイシュー日本版』を買ったことがない方、買うのを迷っている方のために、501号の感想報告ポストをピックアップしてみました。 “必読” ビッグイシュ […] -
貧困・ホームレス
第二次トランプ政権の反移民政策がホームレス問題にもたらす影響
トランプ大統領は第二次政権スタート以来、移民の抑制および強制送還を目的とした数々の大統領令に署名している。その最たるものが「米国民を侵略から守る大統領令(Protecting the American People Ag […] -
アート・文化
“声を刷る”ワークショップで、心をひらく——super-KIKI さんのステンシルワークショップが持つ力
2025年4月、『ビッグイシュー日本版』500号の発売を記念し、アーティスト・super-KIKIさんとのコラボによるステンシルワークショップが東京で開催された。このイベントのきっかけは、昨年銀座で開催されたSUPER- […] -
原発ウォッチ!
ロシアのウクライナ侵攻4年目–戦時下で明らかになった原発のぜい弱性
くすぶり続けていたロシアとウクライナ間の紛争が全面戦争に突入して4年目となった。ロシアは一方的に占領した地域(ウクライナの国土のおよそ15%)の併合を宣言している。 ※この記事は『ビッグイシュー日本版』500号(2025 […] -
ビッグイシューのご案内
ビッグイシューの販売者の心に残った「お客さんの一言」とは
路上に立つビッグイシュー販売者たちは、仕事や家庭、友人などを失い、その結果ホームレス状態になった経験がある人がほとんど。つらい経験を経て、寄る辺のない日々のなかでお客さんたちにかけてもらった言葉が心の支えになっていること […] -
ビッグイシューのご案内
500号記念・全国の販売者から「オススメ号」の紹介
「ビッグイシュー日本版」は、2003年の大阪での創刊以来、月2回の発行を続け、2025年4月1日号で通算500号となりました。現在12都道府県、約100か所の路上で80名強の販売者が路上で『ビッグイシュー日本版』を販売し […] -
ビッグイシューのご案内
表紙は「ダニエル・クレイグ」、特集は「壊れる農業へ“令和の百姓一揆”」/4月15日発売の『ビッグイシュー日本版』501号
4月15日発売の『ビッグイシュー日本版』501号の表紙は「ダニエル・クレイグ」、特集は「壊れる農業へ“令和の百姓一揆”」です。 (リレーインタビュー)漫画家、イラストレーター 寺田克也さん マンガ、小説挿絵、ゲーム、アニ […] -
アート・文化
デザイン会社が週に1回駄菓子屋「コトリ堂」を開店する理由
東武線志木駅(埼玉県)から徒歩圏内にあるマンション1階の1室は、月曜の午後だけ駄菓子屋に変身する。それ以外の時間は「主にシルバー人材センター*を応援するデザイン会社」なのだという。なぜデザイン会社がシルバー人材センターを […] -
貧困・ホームレス
トランプ政権のホームレス対策:根拠なき迫害で状況が悪化する可能性
ハウジングファースト施策*1 の否定、路上生活を犯罪として取り締まる、住宅支援プログラムの削減……共和党が過半数を占める議会に支持された第二次ドナルド・トランプ政権発足に伴い、ホームレス当事者ならびに困窮者支援関係者らの […] -
虐待・暴力
AI生成による児童ポルノ取り締まり強化の必要性
英国は世界で初めて、AI(人工知能)で生成された児童ポルノ画像への対策に乗り出すことを発表した。この新しい法律は、ネット上の子どもの性的虐待表現物(CSAM:Child Sexual Abuse Material )の生 […] -
イベントレポート
「奈良にホームレス状態の人は0人」は本当か? 見えにくいホームレス問題を出張講義で解説
有限会社ビッグイシュー日本では、教育機関や各種団体などに出張して講義をさせていただくことがあります。今回の行き先は奈良市ボランティアインフォメーションセンター。社会貢献活動分野の講義の機会として、ご依頼をいただき、ビッグ […] -
貧困・ホームレス
究極のワーキングプア、ワーキングホームレスは働けども安定した住まいを持てない人たち
「ホームレスとは?」 と人々に尋ねれば、大体は「公園のベンチやテントで寝てる人」「街角で小銭をめぐんでくれと言ってくる人」との答えが返ってくるだろう。ほとんどの人がそう考えているだろうし、この問題を研究する多くの学者も、 […] -
ビッグイシューのご案内
ビッグイシュー通算500号発行記念!ビッグイシュー歴20年以上のベテラン販売者・濱田さんに聞く
「ビッグイシュー日本版」は、2003年の大阪での創刊以来、月2回の発行を続け、2025年4月1日号で通算500号となる。500号記念に、創刊号から20年以上販売を続けている大阪・梅田の販売者、濱田さん(74歳)に話を聞い […] -
ビッグイシューのご案内
表紙は「パディントン」、特集は「縁食躍進!」/4月1日発売の『ビッグイシュー日本版』500号
4月1日発売の『ビッグイシュー日本版』500号の表紙は「パディントン」、特集は「縁食躍進!」です。2003年の創刊以来、この号で500号となります。支えて下さった皆さまに、心から感謝申し上げます。 (リレーインタビュー) […]