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アート・文化
デザイン会社が週に1回駄菓子屋「コトリ堂」を開店する理由
東武線志木駅(埼玉県)から徒歩圏内にあるマンション1階の1室は、月曜の午後だけ駄菓子屋に変身する。それ以外の時間は「主にシルバー人材センター*を応援するデザイン会社」なのだという。なぜデザイン会社がシルバー人材センターを […] -
貧困・ホームレス
トランプ政権のホームレス対策:根拠なき迫害で状況が悪化する可能性
ハウジングファースト施策*1 の否定、路上生活を犯罪として取り締まる、住宅支援プログラムの削減……共和党が過半数を占める議会に支持された第二次ドナルド・トランプ政権発足に伴い、ホームレス当事者ならびに困窮者支援関係者らの […] -
虐待・暴力
AI生成による児童ポルノ取り締まり強化の必要性
英国は世界で初めて、AI(人工知能)で生成された児童ポルノ画像への対策に乗り出すことを発表した。この新しい法律は、ネット上の子どもの性的虐待表現物(CSAM:Child Sexual Abuse Material )の生 […] -
イベントレポート
「奈良にホームレス状態の人は0人」は本当か? 見えにくいホームレス問題を出張講義で解説
有限会社ビッグイシュー日本では、教育機関や各種団体などに出張して講義をさせていただくことがあります。今回の行き先は奈良市ボランティアインフォメーションセンター。社会貢献活動分野の講義の機会として、ご依頼をいただき、ビッグ […] -
貧困・ホームレス
究極のワーキングプア、ワーキングホームレスは働けども安定した住まいを持てない人たち
「ホームレスとは?」 と人々に尋ねれば、大体は「公園のベンチやテントで寝てる人」「街角で小銭をめぐんでくれと言ってくる人」との答えが返ってくるだろう。ほとんどの人がそう考えているだろうし、この問題を研究する多くの学者も、 […] -
ビッグイシューのご案内
ビッグイシュー通算500号発行記念!ビッグイシュー歴20年以上のベテラン販売者・濱田さんに聞く
「ビッグイシュー日本版」は、2003年の大阪での創刊以来、月2回の発行を続け、2025年4月1日号で通算500号となる。500号記念に、創刊号から20年以上販売を続けている大阪・梅田の販売者、濱田さん(74歳)に話を聞い […] -
ビッグイシューのご案内
表紙は「パディントン」、特集は「縁食躍進!」/4月1日発売の『ビッグイシュー日本版』500号
4月1日発売の『ビッグイシュー日本版』500号の表紙は「パディントン」、特集は「縁食躍進!」です。2003年の創刊以来、この号で500号となります。支えて下さった皆さまに、心から感謝申し上げます。 (リレーインタビュー) […] -
原発ウォッチ!
英国、プルトニウムを「ごみ」と認める–固定化処理の後、地層処分の方針
2025年1月25日、英国政府は保有する116.7tもの民生用プルトニウムをごみとして処分する方針を発表した。プルトニウムは核兵器の材料となる物質で、IAEAの「有意量8kg(核爆発装置1つに必要なプルトニウム量)」とい […] -
アート・文化
坂本龍一“もっと怒って、怖がって、怖気づくべき。このままでは、世界はあと20年、持たないんじゃないですか?”
世界的な音楽家であると同時に、数々の環境・平和活動にも取り組む坂本龍一さん。3・11市民のつどい「Peace on Earth(ピース・オン・アース)」に参加した坂本さんが語る、3・11後の日本の変化と社会活動、そして未 […] -
アート・文化
みちのくは、花冷えの遠い春だ。詩人 齋藤貢さんが綴ってきた14年
福島県いわき市で暮らす詩人の齋藤貢(本名・貢一)さんは14年前、校長として勤務していた南相馬市小高区の県立小高商業高校(現在は統合して小高産業技術高校)で東日本大震災に遭った。小高は事故を起こした東京電力福島第一原発から […] -
気候・自然
津波で行方不明になった娘を今も探し続ける父。大熊町熊川地区で続く遺骨の捜索活動
東日本大震災の地震と津波で行方不明になった娘の捜索活動を続ける大熊町の木村紀夫さんと、沖縄から駆けつけた具志堅隆松さんたちによる遺品や遺骨の捜索活動に藍原寛子さんが同行した。 (この記事は2025年3月1日発売、THE […] -
健康・衛生
深刻なトラウマや困難を抱えた子どもには、家族を含めた周囲環境全体を捉えたセラピーが必要
かつてと比べると、ひとり親、里親、再婚家庭、同性婚など、様々な家族の形に光が当たるようになった。これまでの「父親・母親と、血のつながった子ども」のような固定観念にとらわれる必要はない、自分にぴったりの家族の形を見つけるこ […] -
お知らせ
追悼:枝元なほみさん ビッグイシューに寄り添い続けた20年
料理研究家で、認定NPO法人ビッグイシュー基金の共同代表の枝元なほみさんが、2025年2月27日に間質性肺炎のため入院先の病院でお亡くなりになりました。 『ビッグイシュー日本版』誌面では、2005年から20年近くにわたっ […] -
気候・自然
表紙は「ヨシタケシンスケ」、特集は「森林浴は日本発」/3月15日発売の『ビッグイシュー日本版』499号
3月15日発売の『ビッグイシュー日本版』499号、表紙は「ヨシタケシンスケ」、特集は「森林浴は日本発」です。 (リレーインタビュー 特別編)ドイツ『BODO』編集長 バスチャン・ピュッターさん ストリートペーパーBODO […] -
アート・文化
街のSafer Space「はなそう」は、医師が医療行為を行わない、ただ「話をする」場
茨城県水戸市南町のスクランブル交差点の角に、その場所はある。大きなガラス張りの建物は、一見するとカフェにも、美容院にも、アートギャラリーのようにも見えるが、そのような看板は出ておらず、「はなそう」の文字とロゴが見えるだけ […] -
経済・産業
古着のサブスクでスローファッションを
クローゼットには溢れるほどの服があるのに、週末に出席する予定の結婚式に着ていく服がない……買いに行かなくちゃ。でも「どうせ数えるほどしか着ないし」安さが一番、質は二の次、なんてことになっていないだろうか? ひと昔前までは […] -
気候・自然
サンゴ再生のモデルケース–海底の“苗床ツリー”で育つ/カリブ海・ボネール島
イタリア出身の写真家ロレンツォ・ミッティガは、カリブ海に浮かぶボネール島沖でサンゴが育つ現場をカメラで捉えた。育成中の稚サンゴに付いた藻を除去する作業や、めったに見られない産卵の瞬間――。その様子は、まるで“海底ガーデニ […] -
ビッグイシューのご案内
表紙は「ニコール・キッドマン」、特集は「タネをまく動物たちの秘密」/3月1日発売の『ビッグイシュー日本版』498号
2025年3月1日発売の『ビッグイシュー日本版』498号の表紙は「ニコール・キッドマン」、特集は「タネをまく動物たちの秘密」です。 (リレーインタビュー 私の分岐点)禅僧 藤田慶水さん 京都にある東福寺塔頭光明院の住職で […] -
ジェンダー
おぞましい連続レイプ事件から考える、女性への暴力が起こる理由
ジゼル・ペリコが夫であるドミニクと50人以上の男から長年にわたりおぞましい性暴力を受けていたニュースは、フランス社会を、そして世界を震撼させた。夫が妻を薬物で昏睡状態に陥れ、ネットで募った大勢の男たちにレイプさせていたの […] -
気候・自然
福島第一原発の除染物1300万㎥、「土壌の再生利用」と称して拡散される放射性物質
2011年3月の福島第一原発事故では、膨大な量の放射性物質が放出された。この放射性物質を除染するために膨大な尽力と大量の除染物が発生した。福島県内で発生した除染物は福島第一原発の周辺に作られた広大な中間貯蔵施設に保管され […] -
INSPニュース
社会的弱者に出版の機会を提供ーー包摂性を高めるためにメディアができること
英グラスゴーで2017年に創設されたアークバウンド・ファウンデーションは、“多様な人々に出版やジャーナリズムのハードルを下げる”をモットーとした慈善団体だ。2024年6月にはビッグイシュー販売者アンドレ・ロスタントが書い […] -
公正・包摂
「黒人歴史月間」に知っておきたい、黒人差別の歴史や抗議活動
アメリカで2月に制定されている、「黒人歴史月間」。ただ黒人だからという理由だけで殺されたり、暴力や差別を受けたりという困難な歴史を克服・貢献してきた黒人の人々を称える28日間だ。ビッグイシュー・オンラインで、これまでに紹 […] -
ビッグイシューのご案内
表紙は「モニカ・バルバロ」、特集は「対話から回復へ」/2月15日発売の『ビッグイシュー日本版』497号
2025年2月15日発売の『ビッグイシュー日本版』497号のご紹介です。 (リレーインタビュー 私の分岐点)アーティスト 新城大地郎さん 禅や仏教文化に親しみながら幼少期より書道を始め、現代的で型に縛られない自由なスタイ […] -
アート・文化
VR(仮想現実)をホームレス支援に使うーー英国のクリエイティブアート慈善団体の取り組み
英国「ワン・トゥー・ワン・ディベロップメント・トラスト」が、ホームレス問題に関する体験型作品を制作した。この団体では、映画、アプリ、ウェブサイト、ゲーム設計などデジタルメディアを活用したコミュニティ支援に取り組んでいる。 […] -
アート・文化
バレンタインだからこそチェックしたい「恋愛じゃない」チョコレート関連映画5選
バレンタインだからこそチェックしたい、ビッグイシュー・オンライン編集部オススメの「恋愛じゃない」チョコレート関連映画を5つご紹介します。 1.チョコレートな人々(日本) フェアトレードカカオも数多く扱いつつ、カラフルでお […] -
イベントレポート
ホームレスの人は無職なの?/ビッグイシューが大阪府立豊島高校に出張講義
有限会社ビッグイシュー日本やNPO法人ビッグイシュー基金では、教育機関や各種団体などに出張して講義をさせていただくことがあります。今回の行き先は大阪府立豊島高校。身近にある人権問題に関心をもち、自分の問題として考えるきっ […] -
健康・衛生
16歳未満のSNS利用を法律で禁止したオーストラリア。各国で進む同様の検討
オーストラリア政府が16歳未満のソーシャルメディア利用を禁止する法案を通過させた。アルバニージー首相は「ソーシャルメディアが及ぼす弊害の責任を、若者やその保護者ではなく、ソーシャルメディア・プラットフォームに負わせる」法 […] -
ビッグイシューのご案内
高校生からビッグイシューに20の質問
ある高校への出張講義にあわせ、生徒のみなさんから事前に質問を多くいただいていました。当日は時間内に回答しきれなかったため、この記事でQ&Aを紹介します。 Q1:ビッグイシューを売っている時に邪魔されることはありますか。 […] -
健康・衛生
飲み水に含まれるPFAS対策、煮沸と浄水のどちらが有効か:英国と中国の調査結果より
飲料水源から危険レベルのPFASが検出されたとのニュースを受け、英国では水道水やペットボトルの水の安全性に関する不安が広がっている。飲料水に含まれる有害化学物質の濃度を大幅に下げる方法について、英バーミンガム大学環境化学 […] -
ビッグイシューのご案内
スペシャルインタビューは「トム・グレナン」、表紙・特集は「平和への準備をしよう」/2月1日発売の『ビッグイシュー日本』496号のご案内
(リレーインタビュー 私の分岐点)ミュージシャン 中村佳穂さん 20歳から京都で音楽活動をスタートし、ソロ、デュオ、バンド、さまざまな形態で、その音楽性を拡張させ続けている中村佳穂さん。子どもの頃から、何らかのかたちで自 […]