家のない人の数が過去最大になってしまった英国の現状
英政府の発表によると、簡易宿泊所(宿舎、ホステル、B&Bなど)で生活している人の数が、1998年の統計開始以来、最大に達した*1。2023年3月の統計で、10万4,510世帯(13万1千人の子どもを含む)が、簡易宿泊施設で生活していることが明らかとなったのだ。デ・モントフォート大学教授で住宅・社会インクルージョンを専門とするジョー・リチャードソンが『The Conversation』に寄稿した記事を紹介する。
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ビッグイシュー出張販売レポート/コープこうべ主催「地域つながるフォーラム」で持続可能な社会づくりを考える
有限会社ビッグイシュー日本では、企業や各団体が主催するイベントで雑誌『ビッグイシュー日本版』の出張販売をさせていただくことがあります。
今回は、JR住吉駅の販売者・Iさんと六甲道駅の販売者・木下さん、ビッグイシュー日本スタッフが、生活協同組合コープこうべ主催「『つながり』から考える持続可能な社会づくり 地域つながるフォーラム」へお伺いしました。
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中電、山口県と上関町に調査提案。中間貯蔵施設を上関原発計画地に建設!?
中国電力(以下、中電)は8月2日にプレス発表を行い「使用済燃料中間貯蔵施設の設置に係る検討を進めること」を明らかにし、中電の大瀬戸聡常務執行役員は上関原発計画地で立地可能性に向けたボーリング調査を実施したいと山口県と上関町へ申し入れた。この建設は関西電力と共同で行うという。
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過激で有名な環境保護団体、マイルドな活動も始めるーーエクスティンクション・レベリオンの方針転換
避妊や中絶を阻止しようとする勢力が拡大中ーー米オレゴン州クリニックのいま
米連邦最高裁は2022年6月下旬、人工妊娠中絶を米国の憲法で保障された権利として認めない判決を言い渡した(ロー対ウェイド判決*の逆転)。これにより、各州は独自の州法で中絶を禁止できるようになり、中絶や避妊への監視プレッシャーが高まっている。続きを読む
9月15日発売の『ビッグイシュ―日本版』463号、表紙は「ジェーン・バーキン」、特集は「“有事”を防ぐ」
持続可能な事業を支える「グリーンジョブ」の人材が不足している
行き過ぎた大量生産・大量消費の当然の帰結として、世界的に高まっているサステナビリティ(持続可能性)の課題。企業は「最高サステナビリティ責任者(Chief Sustainability Officer)」といったポストを設けて対応に当たらせるかもしれないが、それだけではまったく事足りない。アリゾナ州立大学の教授でサステナビリティを専門とするクリストファー・ブーンが『The Conversation』に寄稿した記事を紹介しよう。続きを読む
創刊20周年、感謝を込めてビッグイシューと読者をつなぐ野外イベント「川辺の風待ち音楽ナイト〜あなたと楽しむ“ギブ&ギブ”〜」を開催しました
雑誌『ビッグイシュー日本版』は、2023年9月で創刊20周年を迎えます。これを記念し、8月の終わりに野外イベント「川辺の風待ち音楽ナイト〜あなたと楽しむ“ギブ&ギブ”〜」を開催しました。会場は、大阪・中之島公園の芝生広場。販売者やスタッフと共に夏の夜を楽しんだこのイベントをレポートします。 続きを読む