年賀葉書、余ってませんか?これ、NPOに寄付できるんです。
余った年賀状はNPOに寄付できます
わが家も年賀状が余っちゃいました。去年も5枚くらい余っていて、なんだかんだで未送付のものが15枚くらいあったりします。そろそろ溜まってきたのでNPOに寄付しようかな、と。年賀状にかぎらず、書き損じはがきも寄付することができますよ。
多くのNPOが書き損じはがき・未送付年賀状の寄付を呼びかけています。たとえば「シャプラニール」は「あなたのはがきが、だれかのために。キャンペーン」を展開し、2014年にはなんと11万枚、475万円に相当するはがきを集めています。
前回の同キャンペーン(2013年12月~2014年3月)では、約11万枚のはがき(475万円相当の寄付)が集まりました。今回の当キャンペーンでは、14万枚のはがき(560万円相当の寄付)を目標に、年賀はがき1枚からできる国際貢献を広く市民に呼びかけます。
当会へ届いた書き損じはがきは、郵便局で切手シートに交換したのち、専門業者で換金(現金化)され、バングラデシュやネパールの働く子どもたち支援活動への寄付になります。
他にも「テラ・ルネッサンス」や「日本紛争予防センター(JCCP)」などなどの団体が寄付を呼びかけています。すでに応援する団体がある場合は、ぜひ検索・問い合わせをして、はがきを受け入れているか確認してみましょう。
関連して、郵便局は寄付金付き年賀状を使った助成事業を行っています。2015年度の公募は終了していますが、幅広い分野に助成を実施しているので、NPOを運営する方はぜひチェックしてみてください。26年度には6億円を超える助成金が297団体に配分されています。
また、長野の「バリューブックス」という本のリサイクルを扱う会社は、書き損じはがきで寄付ができる仕組みを提供しています。
バリューブックスの担当者にインタビューをしましたのでご覧ください。
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