2019年1月1日発売のビッグイシュー日本版350号の紹介です。
表紙は「祝350号記念」、新春エッセイは「福岡伸一さん」です!

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新春エッセイ:福岡ハカセの時を超えるサイエンス

80万部のベストセラー『生物と無生物のあいだ』の著者で、生物学者の福岡伸一さんが、ビッグイシューのために新春エッセイを書き下ろしてくれました。自身の干支でもあるイノシシとブタの関係性から、人間の歴史を考える「イノシシ年に思う」。知っているようで知らないストレスの正体を解き明かす「ストレスを忘れよう」。福岡ハカセが心魅かれてやまない西洋絵画の巨匠を語る「フェルメール愛」。知的好奇心にあふれるエッセイです。

スペシャルインタビュー1:旧石器時代の「洞窟壁画」。人類が世界に拡散する中で残った

ヨーロッパには、4万年から1万4500年前の後期旧石器時代にホモ・サピエンスが動物を描いた洞窟壁画遺跡が300以上残されています。年の初め、50ヵ所以上の洞窟壁画を見てきた五十嵐ジャンヌさん(東京藝術大学大学院美術研究科博士リサーチセンター非常勤講師)に洞窟壁画の話を聞きながら“古代の人と動物の関係、美術のはじまり”を考えました。

スペシャルインタビュー2:81歳、やっと自分の力を発揮している―ジェーン・フォンダ

2度にわたりアカデミー賞を受賞した女優としてだけでなく、ベトナム戦争反対に始まる政治活動家、フィットネスの女王としても活躍し、今は人々に勇気を与える80代となったジェーン・フォンダ。米国テレビ局HBOが製作したドキュメンタリー「Jane Fonda In Five Acts」の放映に合わせ、81年にわたる激動の人生を振り返りました。

「Jane Fonda In Five Acts」Trailer

スペシャルインタビュー3:変えたい、政治のイメージ。すっかり変わる世界と民主主義

政治が何となく遠い、何となく近づきたくないという感覚を持つ人は多いです。そこで、宇野重規さん(東京大学社会科学研究所教授)は、女子校の中・高生に「知識ではなく、人と一緒にいることの素晴らしさや難しさを通して政治学を考える」5回の講義を行い、その内容を著書にまとめました。そんな宇野さんに、今大きく変わる世界と民主主義について聞きました。

リレーインタビュー:女装パフォーマー ブルボンヌさんさん

画一的な価値観や能力はAIに代わる時代。人間ならではの個性や想像力こそ生き抜く力と語ります。

国際:ホームレス状態を追体験する「社会派シティ・ツアー」雑誌販売者がガイド

観光まち歩き、歴史散歩、健康ウォーキング……。歩く行為にはさまざまな目的が伴いますが、スイスの首都ベルン『サプライズ』誌の販売者ロジャー・マイヤーが案内する社会派ウォーキングツアーでは、ホームレスの視点から街を眺め、「住む家がないこと」の実状を知ることができます。

2019年ビッグイシューかるた:生き方術

これまで「ビッグイシュー日本版」では毎年お正月に「かるた」を編んできました。昨年のテーマは「人生礼賛」、一昨年は「世界を抱きしめる」、そして今年は15年分の雑誌の中から、みんなで紡いだお気に入りの言葉たち、あえて言えば「生き方術」です。新年早々楽しんでくださるとうれしいです。


2019年新春・読者プレゼント

350号では、読者プレゼントとしてタムくんTシャツ、ドイツ製木のおもちゃ、自然派コスメ、チームむかごセットのプレゼントもございます。
タムくんTシャツ


ぜひ奮ってご応募ください。


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ビッグイシューについて

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ビッグイシューは1991年ロンドンで生まれ、日本では2003年9月に創刊したストリートペーパーです。

ビッグイシューはホームレスの人々の「救済」ではなく、「仕事」を提供し自立を応援するビジネスです。1冊350円の雑誌を売ると半分以上の180円が彼らの収入となります。