2019年2月1日発売のビッグイシュー日本版352号の紹介です。
表紙は「ボン・ジョヴィ」、特集は「とことん語ろう ベーシック・インカム!」
リレーインタビュー・私の分岐点:佐藤江梨子さん
スカウトで芸能界入りし、その後、グラビアモデルのみならず、映画やテレビ、舞台など、女優として活躍を続けてきた佐藤江梨子さん。人生の分岐点は中学1年生の時、阪神・淡路大震災が起こって、神戸から大阪へ引っ越したこと。その時の経験から「もし阪神・淡路大震災が起こっていなければ、私は芸能界という道に進んでいなかった」と語ります。
スペシャルインタビュー:ジョン・ボン・ジョヴィ
1984年にデビューして35年が経つも、今なお色褪せないロックバンド「ボン・ジョヴィ」。「ロックは社会規範や政治に物申す音楽」としばしば言われますが、リーダーのジョン・ボン・ジョヴィはまさにそのアイコンといえるかもしれません。歳を重ねた自分を受け入れ、人生をフルに生きる秘訣について語ってくれました。
Bed of Roses - 2018 This House Is Not For Sale Tour
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特集:とことん語ろう ベーシック・インカム!
誰にでも無条件に、最低限の所得(たとえば月8万円)を給付するベーシック・インカム(以下、BI)の考え方がいま注目されています。格差や貧困が拡大するなかで富の再分配が機能せず、このままでは資本主義自体が行き詰まります。加えて、AI(人工知能)の進化が、事務職をはじめ多くの人の仕事を奪うと予測されるからです。
「BI」には、様々な立場・考えの人が興味を示します。ですが、果して誰もが安心して暮らせる仕組みになり得るのでしょうか? 導入の考え方や方法によってはリスクも考えられます。そこで、賛否など、広く市民的な議論を試みたいと考えました。
BIを日本で最初に紹介した小沢修司さん(京都府立大学名誉教授)に取材。そして、小沢さん、波頭亮さん(経営コンサルタント)、竹信三恵子さん(ジャーナリスト)、藤田孝典さん(NPO法人ほっとプラス代表理事)を迎え、とことんベーシック・インカムについて語ってもらいました。
国際:インドネシア、孤児となったオランウータンに“野生で生きる術”を
20年の間に80%の熱帯雨林が失われ、絶滅の危機にさらされるオランウータン。400頭以上の孤児を保護する「ジャングル・スクール」では、いたずら好きなオランウータンたちに翻弄されながら、彼らが森に帰る姿を見届けています。
ビッグイシュー・アイ:学んで生きのび、未来を広げる。走って行きたくなる夜間中学
貧困や不登校、外国からの来日など、さまざまな事情から学校に行けなかった人たちに学びの場を提供する夜間中学(本誌320号で特集)。公立夜間中学や、民間ボランティアによる自主夜間中学を訪ね、学ぶ意味を問う映画『こんばんはⅡ』が完成しました。
※『こんばんは』(2003年公開)本誌の感想を送ってオンラインの「読みどころピックアップ」と
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ビッグイシューについて
ビッグイシューは1991年ロンドンで生まれ、日本では2003年9月に創刊したストリートペーパーです。
ビッグイシューはホームレスの人々の「救済」ではなく、「仕事」を提供し自立を応援するビジネスです。1冊350円の雑誌を売ると半分以上の180円が彼らの収入となります。